
アルバイトの記憶 スペード社シリーズ
このアルバイトは、職長を除いて大学生や専門学校生に限って採用されていました。理由は、おぼろげながら「フリーターは質が良くない」という考えで組織作りをしていたと聞いた記憶があります。当時はまだ、フリーターの社会的地位が低かったのです。
都市部各学校の人がいましたが、なぜか国立大学の人はいなかったなあ。こちらの理由はわかりません。先日も書いたように、友達同士での応募もあれば私のように公募に単独で来た人もいますが、鉄腕女子大とホウセンカ大学と西郷里大学、来月大学のゼミやクラブで代々受け継がれていたようでした。
多くの人は、通う大学・専門学校は1校です。すなわち、どこかの学校に通いながら他の学校の雰囲気に触れ合うことは、ほとんど不可能です。しかし、この職場では都市部各校の人がいて、学校ごとの違いと思われる雰囲気の違いを感じることができました。
女性同士はどのようなかかわりをしていたのかはわかりませんが、どういうわけか鉄腕女子大の野比さん・三田村さんと、コーヒー大学の南大阪さん・山町さんの愛称は良かったようでした。というのも、職長が野比さん・三田村さんに対して、
「誰かと一緒に仕事をしたら?」
と言う機会があったのですが、野比さん、三田村さんは、
「えー、色々な人がいて、南大阪さんと山町さん以外、誰が誰だかわからない。」
と言いました。コミュニケーションが活発とされる女性でも、男性と大きくは変わらないようです。
野比さんと三田村さんは、中学校から大学までずっと同じ学校だったようです。もしかしたら、その期間ずっと女子校だったのかもしれません。一方で南大阪さんと山町さんは、それぞれ異なる地域の公立中学校、公立高校と進学し、大学は私立共学の4年制大学の2年生でした。
野比さんと三田村さん、南大阪さんと山町さんはそれぞれ異なる経歴だったためか、馬が合ったようです。第一期に見た、鉄腕女子大の人同士の呼び捨てで呼び合う女子間とはまた違った関係性で、ごく自然な感じでしたよ。一方、ホウセンカ大学の女性と鉄腕女子大の女性は話しているのをほとんど見たことがなく、下地大学の左官さんは良く話していたようです。南大阪さんと山町さんは、誰とでも仲良くしようとする平和派だったと思います。
この場で感じたことは、女子大の人は「私は女性です」感を強く出していることです。女性だけの学校になると、誰か何かをしないと何も動かないと聞いたことがあります。例えば小学生の頃によくいる、おどけて周りをわららせる男性の役を女性が演じていたりします。例えば、ゴリラの真似をするサザエさんなどがその例です。そのため、その場の盛り上げ役になる傾向を強く感じました。
一方で共学の学校の女性は、「女の性を担っている人」とでもいう感じです。さっぱりとしていて、飾り気が薄い印象です。飾り気は化粧や服ではなく、人となりですね。話をしていても、男性や女性の違いを感じさせず、ごく普通に話をする傾向です。
このように、スペード社内のアルバイトの人たちとかかわることは、私にとってはヤマト産業大学以外の世の中を見ることとなり、学校や経歴の違いによる人となりの違いを知る良い経験になったのです。
ブログ一覧 |
スペード社 | ビジネス/学習
Posted at
2025/03/25 00:02:44