
ドラミラーカバーをNewGSのパーツと交換した件は以前の
「無塗装パーツの光沢化」のブログでアップしましたが、ドアミラーカバーの脱着方法についてアップします。
CTの購入後まもない時期に、ドラミラーの下部に装着されたウェルカムランプのLED化の際には
THINKDESIGNさんのブログを参考に作業をしたのですが、今回改めてカバーを外すと「こうやった方がやり易いのでは?」というコツが判ってきたので、自分なりの方法でアップさせて頂きます。
「ドアミラーカバーのパーツ構成」
まず、ドアミラーの駆動部に対して、カバーがどんなパーツで覆われているかを説明します。
ドアミラーカバーは、3つのパーツで出来ていて、
1つ目はボディ色に塗装された前側のパーツ、
2つ目はウェルカムライトが見える下側のパーツ、
3つ目はミラー周辺にあたる後側のパーツ
の3つです。
「ドアミラカバーの外し方」
カバーを外す為には、一度ミラーを外さなければなりません。
そのミラーはドアミラー本体に4つのフックで装着されていますのでそれを外せれば、後は比較的簡単です。
とはいえ、このミラーが固定されている4つのフックはそれなりの力で引っ張らないと外れませんので、勇気が要ります。
ドアミラーの裏が樹脂のパーツで補強されているのでミラーが割れることはまず無いと思いますし、フックに関してもこれまで左右のミラーで5回脱着しましたが、一度も問題が発生していませんので、丁寧に作業をすればまず大丈夫だと思います。
THINKDESIGNさんのブログでは、ミラーの下の隙間からマイナスドライバーを入れて、フックで留めてある部分を外すと紹介されていまして、私も当初はその様にしていましたが、結局マイナスドライバーでミラーをこじ上げて外すなら、素手で引っ張っても同じでは?と思い、私は(今回の作業では)道具を使わずに手でミラーを引っ張りながら外しました。
手の方が感覚が伝わり易くて、力加減が掴み易いので個人的には手で外す事をお薦めします。
(ただ、念のために薄い手袋をした方が良いと思います)
では、実際に外しに入ります。
(説明は右側のミラーで行います)
①ドラミラースイッチでミラーを上側一杯に移動させ、更に上側を指で強く押込んで、これ以上ミラーが上を向かないレベルまで向きを変えます。
そうするとミラーの下側に隙間が開いて指が入る様になると思います。
②ミラーの下側のやや外側に指を入れて、下外側のフックのある位置をイメージして、ミラーを車の後方側にゆっくりながらも力を入れて引っ張ります。
すると、4つのフックのうちの下外側のフックが外れます。
1つが外れたら他の3つのフックも同様にミラーをゆっくりながらも力を入れて引っ張ります。
最後の1つを外す時に注意して欲しいのは、ミラーの裏側にはヒーター用の配線が繋がっています。あまりに勢い良くミラーを引っ張りすぎると配線が痛んだり切れたりする可能性が有りますので、「ゆっくり・じっくり」引っ張って下さい。
写真の様にヒーターの配線もある程度の長さの余裕は有りますので、極端に引っ張り出し過ぎなければ大丈夫です。
外したミラーを一度ドアに養生テープなどで固定しておいて、5箇所のボルトを外しますが、青○のボルト以外の4本を外すと、塗装された前側のパーツと下側のパーツが繋がった状態で外れます。
最後に青○のボルトを外すと駆動部本体からミラー側のパーツも外れます。
外したミラーをこのパーツの中央を通しながら外すと、駆動部本体とミラーだけになります。
最初に外したボディ色に塗装された前側のカバーと下側のカバーは赤○のフックで固定されていますので、これを外せば外れます。

なお、カバーの交換ではなくてウェルカムライトの電球を交換するだけの方はこのカバーはバラさなくても繋がったままでOKです。
カバーを交換する方は、すべてがばらばらになったこの状態で、先ず下側のカバーを交換します。
次にミラー側のカバーを交換します。交換するときは、外した時とは反対で、配線が繋がったミラーを通してから駆動部本体に固定していきます。

まず、青○部分だけボルトで固定します。
ここを固定する事で、駆動部本体とミラー側のカバーが固定されます。
(他の4箇所は、最後に、ボディ色に塗装された前側のカバーと固定します)
この後、ウェルカムランプやサイドウインカーランプを固定しながら前側のカバーと取付ける作業に入りますが、ここから再度我流の方法になります。
THINKDESIGNさんのブログでは、ウェルカムランプとサイドウィンカーランプをボディ色に塗装された「前側のカバーに装着してから、駆動部本体に合体させる」様ですが、これは何度やってもランプ類が途中で外れてしまい、なかなか上手くいきませんでした。
そこで、私は、ウェルカムランプとサイドウィンカーランプを「駆動部本体側に装着してから、前側のカバーを駆動部に合体させる」ことにしました。
先ず、ウェルカムランプ周囲の爪の形状を見て欲しいのですが、前側・後側にフックが有り、それらで固定されるのですが、車の後側に当る部分のフックを下の写真の様に、駆動部本体に引っ掛けます。
ドアミラーウィンカーランプも下の写真の様に、2箇所のフックを駆動部本体に引っ掛けます。
すると、不安定ながらも、2つのランプが駆動部本体に固定できました。
この状態を保った上で、前側のカバーの装着に入ります。
(↓2013年9月追記)
前側のカバーの装着の前に、ウェルカムランプや・ウィンカー・ミラーの配線が正しい場所に通されているかを確認して下さい。
以下の3か所に
↓この写真の様に通されていればOKです。
(追記、ここまで)
前側のカバーの装着は、ドアミラー根元の部分の位置(高さ)に注意しながら、カバーをはめ込みます。
この時、正しく装着出来ればウェルカムランプと下側のカバーとの間に隙間は有りませんが、隙間が空いていれば、フックが外れているので、もう一度ランプ類の装着からやり直して下さい。
写真の様になっていればOKです。
その後、後ろ側のカバー部で残りの4本のボルトを装着すれば、カバー全体がしっかりと固定されます。
最後に、外したミラーの装着ですが、ミラーの上下方向とフックの位置を隙間から確認しながら位置合わせをします。
多少長さに余裕のある配線が、ドアミラーの裏に配線を引っ掛けるフックに引っ掛かっていることを確認します。
位置が合ったらミラーを強く押込んでフックをはめるのですが、一度に4つ全てを押込むのは難しい
ので、一つずつはめ込むイメージで押込んで下さい。結構強く押込む必要が有ります。
はめ込んだ後、ミラーの四隅を順番に押してもミラーが大きくグラ付かなければフックが4つともはまっています。
大きくグラつくようならフックがはまっていないところがあるので、確認しながら再度ミラーを押込んで下さい。
これで、カバーの脱着は完了です。
以上が私なりのドアミラーカバーの脱着方法ですが、細かく書き過ぎたかな?という気もして、読んだだけではイメージが沸かないかもしれませんが、その作業をする時に、改めて読みながら作業をして頂けると説明の意味が判って頂けると思います。
また長くなってしまいましたが、参考にして頂ける方がみえると嬉しいです。
(2013.11.9補足)
LS用のメッキカバー(下側)を装着したいと思われている方も多いと思いますが、私が把握している他車種との適合を追記させて頂きます。

(↑みん友さんの
VくるくるVさんのパーツレビュー の写真をお借りしました)
レクサスのドラミラーカバーですが、(私が把握しているのは)
LS ・ 現行GS ・ NewIS ・ CT
の4車種はいずれも「形状」は同じなので、付け替えが可能です。
よって、LSのメッキカバー(下側)は現行GSは勿論、NewISにもCTにも装着できますし、3車種とも装着した事例を確認してます。
ご自身のボディカラーと同じ色がLSには無くても、LSのメッキカバー(下側)はLSのどのボディカラーでも共通で使われている様なので、どの色の物を発注されても装着が可能となります。
(上記は、あくまで 2013.11.09 時点で私が把握している範囲での適合です。
今後、改良などで不適合となる可能性も有りますので、その場合はご了承願います。)