
魔法の調音 「コルトレーン」 のアースケーブルを装着した多くの方のブログなどを見ていると、それなりにちゃんと効果はある様なので、いつか弄りのネタ切れになった時にでも装着しようと思っていたのですが、たまたまネットで 同様のケーブルで、カラーホースに入ったものが有り、見た目が良かったのと、「コルトレーン」 のケーブルと比べてかなりお値打ちだったので、ついついポチってしまいました。
「コルトレーン」 のアースケーブルが効果が有るのは理解していますが、30cm(40cm)のアースケーブルで 「3000円(4000円)」 と、思いの外 良い値がするのと、アースケーブルのホースが透明?(シルバー)なので 見た目が非常に地味だったのが、直ぐには手を出さなかった理由でもありました。
(↓コルトレーン社HPよりお借りしました)
私がたまたまネットで見つけたのは、ヤフオクで
buildupaudio_com という出品者のケーブルです。
「コルトレーン」 のアースケーブルほどは太くないと思いますが、それでもケーブル自体が 「0ゲージ(約53sq)パワーケーブル」 という商品で、 ケーブル部が 「約12mm」 、ホース部も含めると 約「16mm」 あって、 「コルトレーン」 と同様の効果が見込めそうだと思ったのと、色が「赤」 「青」 「黒」 「シルバー」 も有って、見た目も良いし 如何にも効果が出そうな感じがするのも決め手になりました。(「青」はずっと欠品中の様ですが・・・)
(↓私が購入したパーツ2点)
0G(0ゲージ約53sq)パワーケーブル
0G(0ゲージ)用 金メッキ リングターミナル
また値段もケーブルは 1m で 「1180円」 で、発注単位は 「m単位」 だが、発注単位の中で希望の長さにカットを無料でして頂ける点も良心的だと思いました。
私は 「赤」 を選び、長さは「1m」にして「30cm・30cm・40cm」 にカットして貰いました。
このケーブル用の 「0G(0ゲージ)用 金メッキ リングターミナル」 のセット品も購入しました。
(2個セットで550円 3本分で3セット購入しました)
コルトレーンのケーブルだと、「バッテリー⇔ボディ」用には30cm、「ボディ⇔マフラー」には40cmとなっている様なので、購入時にはその長さにして貰い、30cmのケーブルが2本になりますが、 「バッテリー⇔バッテリー」 のケーブルでの効果があれば2本にすると余計に効果が出るかな?という思いでした。
< 「自作」 の内容 >
「自作の・・・」 とは言いつつも、加工内容は
① ケーブルの端を剥いて、
② ターミナルをカシメて、
③ ターミナルカバーを付けた
だけです(^_-)。
私が購入した業者ではケーブルの切断はして頂けましたがターミナルの装着は不可だったので、自分でしなければなりません(^_^;)。
業者によると 「ハンマーでターミナルを潰して装着すれば良い」 とのことでしたが、時間をみてそれっぽい治具を作り、バイスに挟んでターミネルをカシメて装着しました。
専用の治具の様には出来ませんでしたが、ハンマーで潰すよりは綺麗になったかな?と思っています(^'^)。
どのみち、ターミネルをカシメた後にはその部分にターミナルカバーを装着するので、見えなくなるから、治具でカシメても、ハンマーで潰したりバイスで挟んでカシメても 見た目は同じになるんですけどね(^_^;)。
< 装着方法 >
「バッテリー⇔ボディ」間の装着は 説明するまでもありませんが、「ボディ⇔マフラー」間の装着は、(IPF社のDPLを装着する時と同様に)、「
もーにんぐ 」さん の
コルトレーン 魔法の調音アースケーブル の取り付け の整備手帳がとても参考になりました。
「もーにんぐ」さん のブログ(整備手帳)は非常に丁寧に詳しく的確に解説されているので、他にも色々参考にさせて頂いています。(^_-)
用意するもの: M6×15mmボルト、M10ナット2個です。
M10ナットは、一般的には1.5ピッチのネジが殆どですが、マフラー部のボルトは1.25ピッチのボルトなので、1.25ピッチのM10ナットを入手する必要が有ります。
ホームセンターなどによっては置いていない店舗もあると思いますが、↑上の写真の商品を手配して入手するか、(「もーにんぐ」さん情報によると)、マツダDでも購入が可能な様です。
なお、私の自作したケーブルのターミナルは、穴がΦ8.5mmでしたので、M10ボルト側はΦ10mmに加工してあります。
後輪の後ろ側から車両の底部を見ると、マフラーの配管の裏辺りがこの様になっています。
車両の下に潜って、↓写真の赤丸にケーブルを留めます。
ボディ側は M6×15mmのネジで留めます。
マフラー側は、マフラー側の長ナジに
① 1.25ピッチのナットを挿入し、
② Φ10mmに大きくした側のターミナルを差し込み、
③ 1.25ピッチのナットを締めつけて固定します。
イメージ的には↓この写真の様になります。(写真の左側がマフラーから出ているネジだと思って下さい)
< 3本のケーブル装着の順 >
装着は、一度に行うのではなく、一週毎に順を追って装着して行き、その効果がどの様に感じられるかを確認していきました。
装着①
先ずは、最もポピュラーな「バッテリー⇔ボディ」に装着しました(30cm)
(ケーブルの向き 「ボディ」→「バッテリー」)
装着②
1週間後、「ボディ⇔マフラー」を装着(40cm)し、
(ケーブルの向き 「ボディ」→「マフラー」)
装着③
もう1週間後、「ボディ⇔ボディ」の2本目を装着しました(30cm)。
(ケーブルの向き 「バッテリー」→「ボディ」 (※装着①の逆向き)
それぞれの段階で感じられた車の変化を順に紹介します。
< 体感した装着の効果 >
このアースケーブルの効果は、他の方のブログによると、「ヘッドライトの光量UP」、「オーディオの音の変化」、「加速の変化」、「エンジン音の変化」、「燃費の変化」、「i-stop後の始動の変化」「i-ELOOPのチャージの活発化」 などのコメントが有りますが、私が感じた装着の効果を以下に記していきます。
装着①の「バッテリー」→「ボディ」への装着後 私が直ぐに感じたのは、「i-stop」の変化でした。具体的には、「i-stop」後のエンジン始動時の振動がかなり小さくなりました。
その他には、オーディオの音も 若干良くなった気もしました(若干音が大きくなった気もします)。
装着②の「ボディ」→「マフラー」で感じたのは、エンジン音(マフラー音?)の変化でした。具体的には、アイドリング時や走行時のエンジン音(マフラー音)が小さくなりました。
装着前は、窓を閉め切っていればあまりディーゼルの「ガラガラ音」はあまりないものの、窓を開けるとそれらしい音がしていましたが、装着後は窓を開けてもその「ガラガラ音」が小さくなっていて、「あれっ?」 とビックリしました。
また、出足が少し良くなった気がします。
私のアテンザはpivotのスロコンを装着していますが、装着して3週間ほどが経過し、その変化にも慣れていたのですが、更に出足が良くなった感じがします。
スロコンを装着されている方にしか判らないかもしれませんが、現在の設定は「SP2」にしていますが、感覚的には 「SP3」 と 「SP2」 の中間にあたる 「SP2.5」 程度 にモードが上がった感じがします。
装着③の「ボディ」→「バッテリー」ではあまり大きな変化は感じませんでした。
強いて言えば、装着①の効果が少し大きくなったかな?という気がしないでもありませんが、装着①と②の時ほどの変化は感じ取り難かったです(単なる鈍感かも?)
「コルトレーン」 のアースケーブルではケーブルの向き 「>>>印」 が、①「ボディ」→「バッテリー(マフラー)」 だと 『 重心が低いピラミッドバランス 』、 ②「バッテリー(マフラー)」→「ボディ」 間だと『 やや重心が高く 若干中域が薄め 』 という特性が出る様で、どちらが正解ということではなく、好みの問題の様です。(一般的には、①の接続をするそうです)
(↑コルトレーン社に以前問合せした時に頂いた説明分です)
そこで、私は ①と②の両方の効果を期待して(欲を出して)、「バッテリー⇔ボディ」間のケーブルを両方の向きで1本ずつにしてみました。
ただ、ケーブルの向きも装着①とは逆向きにしてみて、何か変化が出るかな?とも思いましたが、特に大きな変化は感じられませんでした。
でも音が大きくなった感じがするので、それなりに両方の効果が出ているのかな?と思っています。
< 最後に >
長いブログになってしまい失礼しました。
アースケーブルを試してみたい方で、出来ればお値打ちに出来る私の方法を参考にして頂ける方がみえると嬉しいです。
ちなみに、私が購入した 自分でカシメるケーブルターミナルではなく、ネジで締めるだけのターミナルもあるので、そちらを使うともっと楽に装着出来るかもしれません。
(私が購入した業者さんで購入できます)
金メッキ0G用ネジ式リングターミナル
金メッキネジ式リングターミナル(0G/2G用)