
『助手席ドア』への配線通し方、『後席ドア』への配線通し方、に続く、第三弾の『運転席ドア』への配線通し方、になります。
つい先日、
「OBD車速連動自動ドアロックユニット」を装着したのですが、その際、運転席ドアに繋がるハーネスにまで手を入れることになったので、ついでに 運転席に予備用の配線を通しておきました。
過去のブログと同様に、運転席も 一応UPしておきます。
過去の配線の通し方ブログ :
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『助手席ドア』への配線通し方
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『後席ドア』への配線通し方
< 運転席ドアのコネクタへのアクセス >
助手席ドアや後席ドアへのアクセスは、比較的簡単にアクセス出来ますが、運転席ドアの場合は、その手前に装備があるので、それを外すのが ちょっと面倒です(^_^;)。
といっても、わざわざ 配線通しの為にアクセスしたのではなく、「OBD車速連動自動ドアロックユニット」 を装着した際に そのコネクタの前までアクセスしたので、そのついでに作業しておきました。(^_-)
コネクタまでのアクセス方法は、前述の
「OBD車速連動自動ドアロックユニット」 の説明と同じになりますが、一応 以下にUPしておきます。
① 運転席のスカッフプレートカバーを外します。
② シーミングウェルトを一部外します。
③ アクセルペダル横のカバーを外します。
アクセルペダル右側にある黒い樹脂ナットを指で外し、カバーを手前に引くと外れます。
④ 運転席ロアパネルを一部外します。
ロアパネル右下のボルトを外し、
右側のパネルを開きながら手前に引っ張ると外れてきます。
私は、このロアパネルが完全に外せれる様に加工してあるので、外しましたが、普通だと
写真の様に右半分しか外れませんので、その状態で、この後の作業に取り掛かることに
なります。
⑤ ここからが付属の説明書でも判り難かったので、私なりに補足しながら説明していきます。
この後の作業で外すのは、下の写真の鉄板のパネルについたBOX類一式となります。

(外す前の状態)

(外した状態)
全体像は↑となりますが、順番に説明していきます。
⑥ 手前に見えるコネクタ5個を外します。
⑦ 鉄板のプレートやBOXには、ハーネスの束が何箇所かフックで固定されていますので、
それらを全て外します。(これを外さないと、BOX類一式が取り出せません)
⑧ BOX類の下側にナットが2つ有りますので、そのナットを外します。
(以下の説明写真は、外した後に 説明用として撮影した物です。装着した状態では写真が撮れないし、判り難いからです)
⑨ 上部の奥まったところに、ボルトが1本有りますので、これを外します。
奥まった場所に有るので、延長ソケットが必要かと思います。
⑩ ⑧と⑨を行い、BOX一式を左に引くと、黒とシルバーのBOX一式が外れます。
⑪ 残る最後の鉄板のパネルは、ボディに装着されていますが、上下にボルトが各1本と、
右側に樹脂フックがあるので、それらを外すと、パネルが外れます。
⑫ パネルを外すと奥に運転席ドアに繋がるハーネスの束が有りますので、そのハーネスの先を覗くと 車両内部→運転席ドアへ繋がるコネクタを見ることができます。
< 配線を通す場所 >
「 車両内部 → 運転席ドア 」 への配線は、助手席や後部席と同様に 車両内部とドアとの境目にコネクタがあり、そこを通って運転席ドアに繋がっているのですが、コネクタの形状は (リヤとは全く違いますが) 助手席とは かなり似ています。

(↑後席ドアのコネクタ)

(↑助手席ドアのコネクタ)

(↑運転席ドアのコネクタ)
(左右で向きが違う点以外は同じかもしれません)
写真は有りませんが、車両側からコネクタ部を覗きこむと コネクタの端に外からの光が差し込んでいる箇所があるので、そこに配線を通します。
具体的には、↓の写真の箇所です。
助手席ドアや後席ドアには
、「03sqのW線」 を通しましたが、今回は試しに
、「0.75sq」のシングル線 と
「0.3sqのW線」 の
両方を通しましたが、余裕で通せました。
このコネクタ部を通した配線をドア内に通す方法は
『後席ドア』への配線通し方 と同じですが、念の為 こちらでもUPしておきます。
(但し、左右が逆になりますので、その点はご了承願います)
< 蛇腹の被せ方 >
蛇腹状のグロメットを外したのは良いが、このままではコネクタの出っ張りが小さ過ぎて、コネクタにグロメットを被せることは出来ません。
助手席ドアや後席ドアの場合と同様に、コネクタの上側の2か所と下側の2か所(計4か所)を外から中に押込みながらコネクタを外側に引っ張る(押し出すと)と、コネクタがドア側に出てきます。
コネクタが2cmほど出てきたので、これならば何とか蛇腹状のグロメットもコネクタにが被せることが出来ます。
(↓の写真で、黄色の矢印がツメで、赤矢印が通した配線です)
グロメットを被せたら、コネクタを車両側へ押し込んで、作業終了です。
< 周辺のバラシ方 >
参考までに、周辺のバラシ方をUPしておきます。
① ドア内張りの外し方
これは、やれんのーさんの以下の整備手帳を見ると詳しく記載されていますので、
そちらをご覧下さい。
やれんのーさんの整備手帳 :
参考にまで・・GJアテンザドア内張り・パネルの取り外し①
② ドア側グロメットの外し方
大きなグロメットはドア内張り側から蛇腹部分までは広げる必要が有ります。
1)上下にゴムを引っ張りながら、ゴムを広げます。
2)中のグレーのカバーを開けます(上下に各2箇所ツメがあります)
3)ドアの周囲についてる防水ゴムを外します。
防水ゴムの部分的に穴が開いた箇所があり、そこに「T字型」の樹脂パーツにゴムが
刺さっていますので、ゴムを上側に引っ張って上側の突起を外し、次に下側の突起を
外します。

グロメットの周りの上下2箇所を外します。
4)グロメットの 1)で広げたカバーと 2)で広げたグレーのカバーを 3)で外した防水ゴムの
外側に出します。
③ 車両側グロメットの外し方
単純に指先で少しずつ引っ張ると、車両側のコネクタから外れます。
< 最後に >
極力判り易く・・・を心掛けた結果、また 長くなってしまいました。m(_ _)m
各ドアにわざわざ配線を通すという作業をする機会はあまりないとは思いますが、もしかしたらいつかやるかも?と思われる方が、「クリップ」登録して頂いて、いつかくるかもしれないその時に見返して頂けると嬉しいです。
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車いじり | 日記
Posted at
2015/08/13 20:35:05