
先日、自作して装着したステアリングヒーターですが、より快適になる様に改良してみました。
以前、UPした
自作の「ステアリングヒーター」 のブログ より
< 動機 >
ステアリングにヒーター装置を自作して、実車への装着前に何度か試運転をしていたのですが、テストした状況が和室で、室温が8度程度だったのですが、電源ON後
約1分後 には有る程度温かく感じられていたのですが、車両に装着して通勤時に使い始めると、外気温が
0~3度程 の低温状態だと、ある程度温まるのに
3~4分 ほど掛かり、
「 もう少し早く温まらせる事は出来ないかな? 」
とヒーター装置の仕様を再検討することにしました。
< 理想の妄想 >
これまで、 ステアリングヒーターの電源は、ACC電源を使って(ヒゲ爺さん特製のタイマーを噛ましつつ)昇圧コンバーターを使って 「
12V → 20V 程度 」 にして、
温度を 30度程度に 調整をしながら使用していましたが、
早く温めたければ単純に設定電圧を上げれば早く温度を上げれますが、絶対的な温度も上昇するするため、暫くすると熱くなり過ぎてしまいます。
そこで、
「 電源ON後 10分ほどした後は電圧を下げる(温度を下げる)機能がある装置は無いかな? 」
と ヒゲ爺さんに相談すると、
「 私が作ったタイマーを弄ればできると思いますよ! 」
と教えて頂き、早速依頼をさせて頂きました。
< 改良方法 >
その方法は、タイマーの基板に装着されているチップを交換する方法でした。
新しいチップでは、
「 電源ON後 約10分経過すると電源を供給する時間を3/4に短くして、温度上昇を
抑える(温度を徐々に下げる) 」
という方法でした。
(電圧を下げるのではなく、電源を流す時間を短くして温度調整をする方法です)
具体的には、電源ON後、約10分までは電源を(昇圧コンバータへ)常時 流しますが、10分経過後は、
約4秒サイクルで 3秒は電源を流すが1秒間は電源を流さない という仕様です。
(約10分後は)
「 3秒 ON 」 → 「 1秒 OFF 」 → 「 3秒 ON 」 → 「 1秒 OFF 」 →・・・ を繰り返します。
新しい回路を登録して頂いたチップを交換し、昇圧コンバータの設定電圧を 「20V→23.5V」 に変更し、通勤で使用してみるとイメージしていた通りになりました。
比較的冷え込みが厳しい朝でも、電源ON後
約2分程 でステアリングが暖かくなり、充分温まった
10分後 には、電源供給が
「 ON ⇔ OFF 」 を繰り返し 温度が徐々に下がってきました。
一応温度計でその温度を図ると、(ニクロム線が通っている一番熱い箇所での温度ですが)、電源ON後
約8分後 は 「
42.1度」、
電源ON後
20分後 には 「
35.3度」
と、約7度下がりました。
< 感想 >
またまたヒゲ爺さんのお力をお借りして、自作のステアリングヒーターが更に快適な仕様となり、毎度のことながら、ヒゲ爺さんにはとても感謝しています。有難うございました。
まだまだ朝晩は寒い日が続きますが、今シーズンはこの仕様で快適に過ごしたいと思います。
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車いじり | 日記
Posted at
2017/02/19 19:35:29