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2015年09月12日 イイね!

「パドルホールドキット」の装着

「パドルホールドキット」の装着停車中に、①左側のパドルシフト(DOWN側)の短押しで自動的に電動Pブレーキを「ON」にしたり、②シフトレバーを「P」に入れると自動的に電動Pブレーキを「ON」にすることができる、 CEP(コムエンタープライズ)社の 「パドルホールドキット」 を購入し、装着しました。






CEP社商品HP : http://cepinc.jp/chumon/paddle_hold/paddle_hold_mazda_kit_info.html








以前、同じ CEP (コムエンタープライズ)社 から発売された 「パドルスタートキット」 を装着しましたが、今回は 8/27に発売された 「パドルホールドキット」 を装着しました。




「パドルスタートキット」 は右側のパドルシフトレバー(UP側)を使った便利キットで、



 ①(エンジンOFFの停車中に)レバーの長押しで 「エンジンSTART」 させたり、

 ②(エンジン起動中の停車中に)レバーの短押しで 「エンジンOFF」 できる、


 ③(走行中は、通常通りのシフトUP機能が使えます)

などの機能があるキットですが、



今回装着した 「パドルホールドキット」 は、左側のパドルシフトレバー(DOWN側)を使った便利キットになります。





8/27にCEP社がみんカラにUPされたのを見た瞬間に 「これは便利だ!」 と即購入手配をしました!





※長編になりますので、ご了承願います。






< 詳しい仕様 >

①パドルホールド機能

 停車時にパドルシフトDOWNスイッチを押す(引く)と



 電動PブレーキがONになり、



 信号待ち等でハンドルから手を離すことなく電動PブレーキをONにすることが可能。
 (信号などでの停止中に、ブレーキペダルから足を離すことが可能になります)

 ※電動PブレーキONにしても、アクセルを踏み込むと自動で電動Pブレーキが解除になるので、
  ドイツのメーカーなどの 本格的な電動PブレーキのHOLD機能に近づきます。


②Pポジション連動 電動Pブレーキ

 シフトレバーをPポジション位置に移動すると、



 自動的に電動パーキングブレーキがONになり、



 毎回電動Pブレーキスイッチを操作する必要が無くなり非常に便利。


③シフトDOWN

 走行中のシフトDOWNも、従来の操作で可能。

④機能OFF

 当製品の機能をOFFにできる

 ( 「エンジン停止状態で、パドルシフトを3秒長押し」することで機能OFF )

⑤機能ON

 当製品の機能をONにできる

 ( 「エンジン停止状態で、パドルシフトを3秒長押し」することで機能ON )





< 購入時の苦悩 >

キットが手元に届いてから気付いたのですが、(発売当初の)CEP社のHP(商品ページ)を良~く見ると、

   「 適合車種: BOSEサウンド 非装着車

との記載が有り、  ( 私は BOSEサウンド車 です )、

   「 やっちゃった・・・(・_・;) 」

と、落胆しましたが、何とか装着したかったので、ダメもとでCEP社の方と 実際の自分の車の配線を確認しながら相談してみました。


すると、

「 CX-5のBOSE車には無い『車速線』が アテンザのBOSE車にはある様なので、
装着は可能だと思います 」


と確認が取れたので、ラッキーでした。(^_^;)

このやり取りの後、『アテンザはBOSE車でも適合』と表示される様になりました!(^^)

どうも、同じBOSEサウンド車でも、CX-5だと車速線が無く、コネクタは空きになっている様ですが、アテンザだと『車速線』(と思われる線)がありました。


この件をマツダDに確認してみると、

   「 回路図上では確かに 『車速線』 との明記があるが、サンルーフに繋がっているので、
     どう使われているかは不明です 」

と。




< 装着時の苦悩 >

週末になって実際に装着作業に入り、最後に電動Pブレーキ裏のコネクタへの結線作業に入ると、取説ではCX-5とアテンザは配線色が全て同じとなっていましたが、実際には実車(アテンザ)の配線色は 4本共全て取説とは違うことに気付きました。(・_・;)



土日はCEP社も休みで連絡も取れず確認が取れません。

   「 配線色は違うけど、コネクタの同じ位置なら結線しても大丈夫かな? 」

とも思いましたが、一度マツダDに

   「 アテンザとCX-5とで(電動Pブレーキ裏のコネクタ配線の色は違うが)機能は
     一緒かどうか? 」


を聞いてみたら、

   「 CX-5とアテンザでは、配線の本数は同じながらも回路が全く違うので、CX-5と同じ様に
     配線接続しても正常に動作しないと思いますよ 」

と教えて貰い、電動Pブレーキへの配線を諦め、休み明けにメーカーに再確認することにしました。


すると、メーカーから

   「 改めてアテンザ用に回路を組み直して、代替品を送ります 」

と。



どうも CX-5を開発車にしてこのキットを作ったが、CX-5もアテンザもコネクタや回路が同じ場合が多いので、同じだと勘違いしていた様でした。

誤りに対して直ぐに代替品の対応を取って貰えたので安心しました。

おそらく、私がアテンザとしてはこのキットを装着する「第一号」?の様ですが、どうしても最初は色々有りますよね。(^_^;)





< 装着方法の概略 >


装着方法は、取説に詳しく記載されているので、その通りに装着するだけです。

このキットはマツダ車専用設計のキットなだけに、車両コネクタの配線の位置・配線色も詳しく書かれているので非常に判り易いです。


テスターで配線を探すのが出来ない私でも、これだけ詳しく書かれていれば大丈夫です。(^^)

ただ、取説が白黒なのは残念ですが・・・。

(配線色が明示されていても、全部黒では判り難いですよね(^_^;))


一応、取説を一部カラー化した自作の結線資料を添付しておきます。

(↓拡大すると見易くなると思います)










 私の場合は、暫定的に改良したキットが届きましたので、今後 改良が入り、私の配線とは
  異なる方法になる可能性が高そうです。(特に 電動Pブレーキ裏の14Pコネクタ)

  ただ、どこのコネクタに結線するか? そのコネクタへのアクセスは変わらないと思いますの
  で、参考にして頂けると思います。










このキットには、12本(14本)の配線が有り、それらを車両側の4つのコネクタに結線したり分岐配線する必要が有ります。

コネクタは、メーター裏やステアリング裏周辺の3箇所と、電動Pブレーキスイッチ裏の1箇所となります。

エレクトロタップも付属されていはいるものの、エレクトロタップはかさ張るのと、接触不良が起き易いので、私は極力ハンダとギボシ端子を使って結線しました。
(一部、配線の切断が必要な箇所が有るのと、私は、一部、付属の圧接型中継コネクタを使用しました)






< 装着方法 >

装着方法を説明します。

① エンジンルームのバッテりー(-)端子を外します。

② コラムカバーの下側にある○印のネジを外します。



③ ウインカーレバーとワイパーレバーの根元にある爪を外した後、下に引っ張る様にして
  カバーを外します。

  具体的には、上側のカバーを指で引き上げると爪が外れ、



  今度は下側のカバーを下へ押し下げると外せれます。
  (最後は奥から引き抜きます)






④ ステアリング根本周辺に結線する2つのコネクタの位置を確認し、コネクタを外します。






(↑拡大すると見易くなると思います)

配線図に従って結線作業を行います。







(↑拡大すると見易くなると思います)

   配線図に従って結線作業を行います。
   配線を切断する必要が有ります。

   万が一の場合に、純正配線状態に戻せる様に、私はこの部分への結線はギボシ端子で
   結線しました。



⑤ メーター裏のコネクタにアクセスします。

  メーターフードを両手でしっかり掴んで手前に引っ張ります。



  メーターフードの下側の合皮がコラムカバーの上部に繋がっているので、



  上側のコラムカバーの裏側からツメを全て外して、メーターフードが完全に外れる様にします。



  メーターフードが外れたら、メーターの上下の4か所のネジを外して、



  メーターを手前に引き出します。



  ( この際、メーターカバーに傷が付かない様に、大きめのタオルなどを敷いてから手前に
    引き出した方が良いと思います )

  メーター右裏にある24Pコネクタを外します。



  アテンザでは、BOSE車にもある『車速線』が↓の写真の線になります。
  ( Dによると、何故かサンルーフに繋がっているらしいです・・・)




(↑拡大すると見易くなると思います)

配線図に従って結線作業を行います。


⑥ 電動Pブレーキ裏のコネクタにアクセスします。

   ドリンクホルダー部を持ち上げて外します。




   電動Pブレーキ部を上に持ち上げて外します。




   裏面のコネクタを2つ外します。


   外したコネクタの内、電動Pブレーキの14Pコネクタの配線に、
   配線図に従って結線作業を行います。


   一部、配線を切断する必要が有ります。

   この部分は狭くて作業性が良く無いので、私はこの部分での配線を切断した箇所には、
   キットに付属している圧接形中継コネクタを使用しました。



   ※ この電動Pブレーキへの配線図は、急遽メーカーの方で改良版を作って貰った場合の
      配線図で、今後更なる改良が入り、もっとすっきりとした配線になるかもしれません。



⑦ かなり長い配線類を束ねて、コントロールユニットBOXを適当なハーネスの束にインシュ
  ロックで固定します。
  (手前だとカバーに干渉するので、奥側で固定する方が良いです)


⑧  ちなみに、電動Pブレーキからロアパネル内への配線の通し方ですが、
  配線通しを(↓)写真の様に通してから、コンソール下から先に電動Pブレーキ側へ通して
  おくと、作業がし易いかと思います。



  (写真の位置から先は、コンソールの側面下から押し込んでいけば入ると思います。)


⑨ 最初に外したカバー類を装着します。


⑩ バッテリー(-)端子を装着します。


⑪ パワーウィンドウやオーディオの設定をやり直すことを忘れずに・・・。





< 装着後の感想 >

購入直後から実際の装着まで、バタバタしてしまいましたが、何とか無事に装着出来て、ホッと
しています。

パドルスタートキットもそうでしたが、この機能が無いと困るわけでは有りませんが、これが有ると非常に便利で楽チンな 便利な機能だと思います。


参考にして頂ける方がみえると嬉しいです。





< 余談 >

このキットの結線作業は、ステアリングの下側奥の作業となりますので、出来ればロアパネルをはずしてから作業をする方が作業は楽になります。

前期型アテンザは ロアパネルは外し易いですが、MC後はかなり大変です。(・_・;)

一応、以前UPした、ロアパネルの外し方をリンクしておきます。(^_-)

  MC後 運転席ロアパネルの外し方



 MC後 運転席ロアパネルの改造





最後まで、目を通して頂きまして、有難うございました。m(_ _)m





Posted at 2015/09/19 06:01:25 | コメント(5) | トラックバック(0) | 車いじり | 日記

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「[整備] #CX-8 リヤハッチからの水垂れ対策 https://minkara.carview.co.jp/userid/1010070/car/2875151/6841057/note.aspx
何シテル?   04/15 15:43
2023年10月に、CX-8からCX-8最終モデルに乗り替えました。 皆様と情報交換させて頂きながら、充実したカーライフを過ごせる様にしたいと思っています。
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