
純正DOPのアルミペダルセットを装着しました。
納車時には装着して貰わずに、パーツの状態で購入したDOPが何点か有りますが、その中のアルミペダルセットを取り付けました。
社外品のアルミペダルにしようかとも思いましたが、走行中に外れたりしては危険なので、念のため純正のペダルを選びました。
(1) アクセルペダル
① 型紙をアクセルペダルに当てて、穴位置に印を付ける
ペダルは黒いので、印を付ける辺りにマスキングテープを事前に貼っておいて、
その上に黒のマジックで印を付けると判り易いかと思います。
(勿論、色付きのペイントマーカーでもOKです)
② 穴あけ
最初は小さな穴から徐々に大きくして、8mmの穴を開けます。
ドリルビットが入り過ぎない様に先端から10mmの辺りに布テープを多めに巻いて
おくと入り過ぎるのを防止できます。
なお、電動ドリルはスピード調整ができるタイプのものを使用して下さい。超低速で
ゆっくり穴あけしないと、印に対して穴位置がズレてしまい、ペダルが装着できなく
なったり、ペダルが曲がって装着することになりかねません。
また、最初のドリルでの穴あけは、出来れば先端が尖っている木工用のドリルビット
が良いかと思います。勿論、普通のビットでも構いませんが、印の位置に正確に
穴あけが出来る様に、超低速でゆっくりと作業を行って下さい。
③ バリ取り
穴あけ時にできたバリを切除します。
④ 穴に埋め込みナットを挿入
穴にゴム状の埋め込みナットを差し込みます。
(↑ 写真の左側の部品です)
回しながら押し込むと入り易くなります。
⑤ アルミペダルの装着
アルミペダルを付属のボルトで締め付けます。
イメージ的には、取説にある様に、ゴム状の埋め込みナットの中にボルトを差し込むと、
奥側でゴムが広がり、抜けなくなるという構造です。
もし、ボルトを締付ける時にボルトの黒いメッキが剥がれてしまった場合は、
黒のマジックその部分を塗れば目立たなくなると思います。
(2) フットレストペダル
① フットレスト左にあるパネルを外す
左側にあるパネルを外しますが、①→②の順に手前(車両右側)に引っ張り、
最後は左(車両後方)にパネルを引っ張るとパネルが外れます。
② フットレストにアルミペダルを置いて、穴位置に印を付ける
この作業もアクセルペダルの時と同様に、先にマスキングテープを事前に貼って
おいて、その上に黒のマジックでしるしを付けると判り易いかと思います。
③ フロアマットを捲る
フロアマットを捲るのは、後の作業で裏に部品を当てがうのと、上部の印に穴あけ
する時に電動ドライバーがステアリング下のカバーに干渉してまっすぐ穴あけが
出来ない可能性があるので、フロアマットを30cm程度捲れる様にします。
上記の写真の赤い線の範囲を捲る必要が有ります。
ステアリングの根元の部分は黒い樹脂の下から無理矢理引っ張ればマットが
捲れます。
④ 穴あけ
この作業もアクセルペダルの時と同様に、最初は小さな穴から徐々に大きくして、
7mmの穴を開けます。また、ドリルビットが奥に入り過ぎない様に注意することと、
印の位置から穴がズレない様に注意して下さい。
ドリルドライバーがステアリング下のカバーに干渉して穴あけがし難い場合は、
フロアマットを捲りながら穴あけをすると真っ直ぐ穴が開けられると思います。
※ この穴あけでは、ペダルの裏にあるマットも貫通させないとボルトが通らな
いので、フロアマットを捲って、裏側のマットにも穴が開いているか、確認
する必要が有ります。
⑤ バリ取り
穴あけ時にできたバリを切除します
⑥ アルミペダルの装着
フットペダルは、マットの裏から黒い鉄板を当てがって、純正の樹脂のフットレスト
をアルミペダルで挟み込む形でボルトで装着します。(黒い鉄板にはボルトの位置
にネジ山が切られているので、その穴にネジをネジ込みます)
説明するのは簡単ですが、体勢的にかなり辛い作業になりますが、先ずは上側
の穴からボルトを装着し、裏面の鉄板にボルトが嵌ったら、外れない程度に締付
を止めて、次に下側にボルトを装着します。上下ともボルトが裏面の鉄板に嵌っ
たら上下ともしっかりとボルトを締めます。
⑦ フットレスト左のパネルの装着
最初に外したパネルを元に戻します。
戻す際は、右奥(車両前側)の穴に差し込んでから、パネルを奥(助手席側)へ
押し込みます。
(3) ブレーキペダルの装着
① 純正ペダルを外す

ブレーキペダルはペダルに嵌っている純正のゴムペダルを捲って外します。
ゴムペダルを外した左右には、ゴムペダルのズレ防止?用にバリ状の突起
が有りますので、気をつけないと指先にケガをする可能性がありますので
注意して下さい。
アルミペダルの装着時は、その直前にドライヤーやヒートガンでゴムを暖めるか、
お湯に漬けておいてアルミペダル裏側のゴムを柔らかくしてから装着するとハメ
易くなると思います。
暖めればハメ易くなりますが、意外と手間が掛かる作業となりますので、細い
マイナスドライバーなどを使いながら、ケガに注意しつつ、装着して下さい。
以上で完成です。
無理な体勢での作業になることは有る程度覚悟はしていましたが、特にフットレストの装着時にマットを捲りながらの作業は予想以上に大変でした。(・_・;)
腰の悪い方は、無理をせず、ディーラーにお願いした方が良いかもしれません。
今回は純正のアルミペダルの装着方法の説明ですが、社外品のアルミペダルでも、ある程度似た様な装着方法になると思うので、参考にして頂けると嬉しいです。