
運転席のPWスイッチパネルに 控えめな 間接照明を設置しました。
アテンザの運転席PWスイッチは、運転席のレバー部にのみ小さな間接照明が有りますが、
暗がりで直ぐに操作したい時に目線の移動時間が長くなり、危険でもあるので間接照明を追加して各スイッチが見易く、目線の移動時間が短くなる様にしてみました。
(↓)夜間のPWスイッチの写真
< 材料 >
用意した材料は、
① 光拡散用(遮光用)板
余計な場所に光が洩れない様にするためと、照射スペース内ではLEDの光を効率的に反射させたかったのでメッキ加工された0.3mmのSUS板を切って曲げて作りました。(0.3mmのSUS板なら普通のハサミでも切れます)
② 乳白色アクリル板 (厚さ約5mm)
板の厚みを5mmにしてスイッチ側に両面で貼り付けると、丁度スイッチ(下部)の高さとほぼツラを揃える事が出来るので、5mmの高さが良いかと思います。
(私は、3mmの乳白色と2mmの透明板を貼り合わせて5mmにしました)
③ 黒スポンジテープ
これは①の板を使いつつも小さな隙間から光が余計な場所へは洩れない様にする為に使います。
④ アルミテープ
スイッチプレートの裏側にも貼り付けることによって、少しでも照射スペース内でLEDの光を効率的に反射させたかった為です。
⑤ 3連側面発光LED
LEDを100%の明るさで点灯させるなら3連でなくても充分だと思いましたが、運転席窓SWの小さな照明との明るさとあまり差が出ない様に明るさを弱める予定の為、3連の方が乳白色の板を均一に光らせる事が出来るので3連を選びました。
⑥ 可変抵抗
LEDの明るさをダイヤルで調整出来る様にするために設置します。今回は200Ωの物を使用しました。(電源側配線の途中に割り込ませます)
< 作業方法 >
① 運転席PWスイッチパネルとPWスイッチを外します。
(この脱着方法は、多数の方がUPされていますので、割愛させて頂きます)
② 写真の位置に、ベース板ともなるSUS板を貼り付けます。
③ スイッチ本体の窓スイッチ部2箇所にアクリル板を貼り付けます。
極力スイッチに密着させたほうが、パネルを付けた際にアクリル板が大きく見えます。
③ 3連LEDを貼り付けます
④ 黒スポンジを写真の位置に貼ります
⑤ アルミテープをスイッチプレートの裏側に貼ります
⑥ スイッチパネルにPWスイッチ本体を組み付けます
< 照明の電源 >
今回、私は以前に運転席に配線を通しておいた細線のW線を利用し、それに繋げました。
(以下のブログを参考にして頂けるとその方法が判るかと思います)
『運転席ドア』への配線通し方
運転席足元では、ステアリング右側のスイッチ裏の「黄」色の配線を分岐してイルミ電源を取り、
「-」は適当な場所のボルトでアースして電源を取りました。
また、可変抵抗をイルミ電源側に繋いで、明るさを絞って設置しました。
ちなみに、運転席のスイッチにある小さな照明ですが、
こちらはPWスイッチに繋がる配線のなかの常時電源(+)を使って照明させているので、PWスイッチからその線を分岐して使えば、常時点灯にはなりますが、もっと簡単に電源を取ることが出来ると思います。
(どの線が常時電源かは調べていません。スミマセン。)
< 点灯写真 >
あくまで、運転席スイッチの小さな照明とのバランスを崩さない範囲で明るさを絞って点灯させていますので、見た目は「地味」ですが、これでやっと スイッチの場所が見易くなったので、個人的には 満足しています。
少し明るい場所で撮った写真です。(↓)
設置途中での写真ですが、LEDを100%点灯させると、こんな感じになります。(^_^;)
< 最後に >
この弄りを思いついた梅雨頃、改良版のアテンザでは 「全席AUTO化」 されたPWスイッチが導入されるとの情報を知り、そのスイッチを流用する際にこの弄りをしようと思っていましたが、その流用は難しいと判ったので、諦めて今のスイッチで照明を設置しました。
(一応、社外品の後付けのキットで、スイッチをダブルクリックすると、自動で開閉する機能が付きましたが、動作が不安定なので、改良版のスイッチの装着を憧れていました・・・。)
本当は、ドアミラースイッチなどの部分にも照明を追加したいと思い、知人にお願いしてレーザーカットまでして貰い部品を作りましたが、スペースが無さ過ぎて 上手く点灯させらなかったので、諦めました・・・。(^_^;)
またまた、地味な弄りですが、やっと出来て満足できました・・・。(^^)
Posted at 2016/09/18 15:23:16 | |
トラックバック(0) |
車いじり | 日記