
2016年に自作した 「ステアリングヒーター」 ですが、今年も 少~し改良しました。
<過去の関連ブログ>
過去の以下のブログも参照願います。
自作の「ステアリングヒーター」
「自作のステアリングヒーター」 の改良
自作の「ステアリングヒーター」 2017バージョン
自作の 「ステアリング本革巻き替え」
<今回の改良点>
「改良」といっても、ヒーター装置自体は 昨年までに改良も加えてあるので特に問題も無いし 不満も無いので そのまま流用し、革の巻き替えを行いました。
過去、ステアリングの巻き替えをする度に、反省点があり、都度 改善を試みてはいるものの、良くなる部分も有れば、上手くいかない部分もあったり・・・と、ステアリングの巻き替えは、難しいです・・・。(^_^;)
今回のテーマは
「 シワを極力出ない様にする 」
でした。
本革は、革の「種類」や革の「部位」によって、伸び方がかなり違うのですが、今回は夏場から何度も巻き替えの練習をして、型紙を何度も作り直して、「ヒートガン」で革を縮めたりしなくても 「革本来の伸び」を利用して (ほとんど)シワが出ない様にトライしてきました。
ノーマルのステアリングであれば、ほぼほぼ良い感じ の状態で巻ける様になり、ステアリングの3時と9時部分も ほぼシワが無く 自然な革の伸びを利用して出来る様になっていました。
<本番の巻き替え>
本当は、10月頃には完成させる予定でしたが、公私でいろいろ忙しく、したいことは沢山有っても しなければならない事に追われ、切羽詰って 先日の週末に実行しました。
何度もトライをして見直した型紙を利用して、作業を行いました。
ヒーター装置をつけていると、スポークが多少太くなり、円周も長くなっているので、その点を微調整して作業を行いました(行ったつもりでした)。
今回は上手くいくはずが、微調整した太さや外周の長さの調整が微妙に合わず、思ったほどは上手く出来ませんでした。(・_・;)
とはいっても、今回の最大の目的であった(ステアリングの3時と9時部分の)「シワ」の解消は ほぼ上手くいきまいた。
(過去、この部分の革のタルミはヒートガンを使って革を縮めたりもしましたが、そうすると革本来の表面のシボが無くなってしまうので、今回はヒートガンを使わずに、革の自然な伸びだけを利用して上手く処理する方法を取りました。)
ただ、ヒーター装置をつけていると、革とステアリング本体を接着剤で固定できる面積が小さい為、ノーマルステアリングの場合と比べると、やはり多少革の密着が不充分となってしまいました。
革の色も悩みましたが、無難に 「ブラック」レザーを使用し、ステッチを「レッド」にしました。
昨年はセンターマーカーも入れましたが、イマイチだったので溝をパテで埋めて、形状もノーマルにしました。
やり直したステアリングも イマイチな部分が有りましたが、時間が無かった事も有り、かなり割り切って、終了としました。
<装着>
ステアリングの交換も、さっと終わらせ、装着しました。
昼間(気温15度)だと、30秒もしないうちに直ぐ温まります。
最近は朝晩が寒くなってきたので、これでこの冬ものりきれそうです。
Posted at 2018/11/27 23:14:30 | |
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