残念なこと・・・・

お友達のこの方がブログで上げた話題と重なるような出来事がありました。

１５年間お世話になった電気店のご主人が今春から難しい病気で長期入院を強いられ、それでも奥さんと雇用してる若い子だけで店を回してきましたが、ご主人の復帰のめどが立たないそうで、苦渋の決断として店の経営を知人に譲渡するとの挨拶状が来ました。一応お店も残るようですが、ご夫婦は営業から離れるそうです。

ご主人が一代で築き上げたお店ですから、やはり残念だったでしょう。（息子さんが二人いますが、それぞれ別の職に就いている）

「うちは子供に継がせようなんて考えてないので、自分が（歳を取って）出来なくなったら店は閉めますよ♪」と笑っていたが、まさか病気になるとは思いもしなかっただろう。まだ５０代半ばの働き盛りだったのに。

ここのご夫婦は本当に人の好い方で、多くの顧客がおりました。何も買わなくてもお茶を出してくれるし、おしゃべりにも付き合ってくれる。それが楽しいので人が集まるのであります。

個人経営の電気屋さんなので、大手の量販店よりも値段は高い。大型ＴＶで４～５万は違います。
でも、そこで買うのは全然【損】だと思わないんです。先のご夫婦の人の好さと面倒見の良さ（アフターケア）が素晴らしいから。

こういう人って私はあまり出会ったことがありません。

人の懐具合しか見ないパーツショップの社長とか、むやみに買い替えを勧めてきたり、他店で買ったのものを見つけて、遠回しに皮肉を言ってくる某電気屋の爺さんとか、嫌なものばかり見てきましたから。


９月から新体制に移行するそうですが、最後に何か買ってあげたいな・・・。（；_；）