マイチェン・レクサスＬＳと次期クラウン

レクサスＬＳがマイナーチェンジしました。
例のスピンドルグリルが採用され、顔つきも厳つい感じになりました。
アメリカで好まれそうな押しの強い顔つきです。
これくらい個性を出さないと、海外では埋没してしまうのかも知れませんが、日本的な気品を感じさせてくれないかなぁ？と願ったりもします。


そして次期クラウン。既に情報がダダ漏れですが、写真のように今までのクラウンのイメージをぶち壊した感じの面構えになるみたい。
まぁ良いか悪いかは各々の好みによりますが、豊田モリゾー社長になってからのトヨタは今までのトヨタと変わった気がします。


かつて、車は社会的地位を表す役割をしていました。
管理職＝クラウン、中間＝マークII、平社員＝カローラと暗黙の了解があり、昇進すると車のランクも上げられる。
『いつかはクラウン』のキャッチコピー通り、サラリーマンはクラウンを目標に働いていた時代もありました。
で、憧れのクラウンに似せてカローラは作られていた。ミニクラウンに見えるようなデザインで。巧いよね、トヨタは。取り敢えずソレで我慢して貰う寸法。

同級生に鉄工所を営む家の奴がいました。主に下請け仕事をしていましたが、彼もやはりマークII止まり。
『クラウンが欲しいけどさぁ、下請けの身だから上と同じ車は乗れねぇんだよなぁ～…』と嘆いていたのを思い出す。
日本のヒエラルキーを象徴する発言でした。

今はどーなんすかねー？上司と同じ車を買っちゃいけないッて雰囲気はあるんですかね？
平成前後生まれにそんな封建的な思考はないかも？？