スカイライン・ジャパン（１９７７～１９８１）

思えばこの車が【スカイラインとの最初の遭遇】でありました。

高校の同級生と偶然東京で逢った。しかも、近場のコインランドリーで。
上京してきて、すぐそばに住んでいたと知る。

クラスメートであったが、特に親しい間柄でもなかった。偶然の出会いが互いの距離を縮めた。

「夏に帰省したら会おうぜ！」

そしてその夏に彼は車でやってきた。このスカイライン・ジャパンで。

「お前のか？」

「まさか！親父のだよ」

じゃあドライブに行こうか？と誘われて、同乗する事に。

因みにペードラだったので運転はしなかった。勿論、親父さんの車なので、させる気も無かったろう。

彼は若いが運転は真面目だった。スピードも出さないし、スカイラインの走りを楽しむような事もしない。ギアはＭＴ。

家に車があるのを羨ましく感じた。それもスカイラインである。

別の友人がセリカの中古を持っていたので、妙なライバル心からスカイラインを欲していた時期もある。とはいえ、当時ＤＲ３０が新車で買えた時代。もちろん中古のスカイライン狙い。

買えないけど、中古車雑誌でジャパンの値段をチェックしてたっけ。ｗ

因みにその彼とはそれっきりでした。やっぱり『あまり合わない』とお互いに感じてたのかもしれない。
オレが借りた彼のミュージックテープのケースに擦り傷を付けたのが気に入らなかったようでもある。
（ちょっと怒られた）

青春の１ページとスカイライン・ジャパン