京都で会った、ヘンなタクシー運転手。

先日の旅の出来事です。２泊３日で京都・奈良へ行きました。最終日は京都駅を１０時半の新幹線に乗る予定でした。
帰る前に高台寺へお参りしたのですが、そこでもう１０時５分前。

慌てて寺を出て、表通りに面する交差点でタクシーが信号待ちしてたんで、『ラッキー！』と窓を叩いて乗せて貰いました。

『京都駅まで』

荷物が京都タワー側の駅のコインロッカーに入ってるから、北口（タワー側）へ着けて貰わないといけない。

『ああ、京都タワー側の方でね！』と付け加える。

運転手「はい？え？京都駅ですか？京都タワー？」

『そうです』

「京都駅・・・ブツブツ」

何か言ってる？

この時、まさかこの運転手が京都駅を知らないワケは万に一つも無いと思っていた。

そしたら奴さん、地図を取り出して私に見せる。

「ええと、京都駅でしたね？ここですよね？」


（ええー？？） ←心の叫び

『そうです！京都タワーのある方の・・・北口ですか？そこへ行って貰いたいので』

「あの、京都駅のどこへ・・・」

何なの？この人？

奴さん、まだ何か悩んでるので、

『タクシープールがあるでしょ？あそこだよ』

「ああ、はい、分かりました」

イラッとして、ちょっとタメ口になってしまった。まぁ、年上には見えなかったので。

何だか最後にヘンなのに出くわしちまったなぁ～？

タクシー運転手が京都駅で悩むなんて？

まるで今日からタクシー運転手始めたみたいな？しかも、何の地理的な知識もなく。

白タクという風でもないし、謎が謎を呼ぶ京都の旅でした。