池袋暴走事故　飯塚被告の強弁

事故当時は「アクセルが戻らなかった」と言ってましたが、最近は「ブレーキを踏んでも利かなかった」と言ってるそうです。

しかし、後続車のドライバーが、「ブレーキランプは点灯していなかった」と証言しているのです。

高齢者は周囲から「それは違うでしょ？」と言われても、中々受け入れようとしない。「自分が正しいんだ！」という思い込みがあると、誰か言っていたな。医師だったかな？

別の事故を起した高齢者は、【ロッキード事件】の話まで持ち出して、自分の無罪を主張しているという。

【ロッキード事件】が何か知らない方も多いだろうが、簡単に話しますと、１９７６年、ロッキード社という航空機のメーカーが、日本の航空会社の旅客機選定で「有利になるよう取り計らって欲しい」と、日本の政治家に賄賂を渡した事件。当時の総理大臣も捕らわれて、’７６年最大の政治スキャンダルであった。

その当時にロッキード社の役員の話で、「機械（飛行機）は完全ではなく、壊れる事も珍しくない。そういうものであると知っておいて欲しい」と。

加害者の老人は、その台詞を裁判で言ったそうです。

「機械(車)とは不完全である」。だから「不完全な機械のせいで起きた事故だから、自分には過失(責任)はない」と。

傍聴していた記者は呆れたそうだ。

こういう思い込みも高齢者の特徴でしょうね。