クルマ乗りならドラレコ映像で、スピードも大体分かる

ニュースで時折ドラレコで録画した事故映像をテレビ局に送ってる人がいる。

先日、ツーリング中のバイクのドラレコが流されていた。

トンネル内の右カーブで対向車がはみ出して来て、避けきれず衝突。バイクのライダーは骨折の大怪我を負ったとか。

「相手の過失なのに、その後謝っても来ない」とこぼす被害者。入院されたのだろうから、保険屋だけに任せず、見舞いと謝罪は必要かな？？

さて、映像を見る限り、明らかに対向車の過失ではあるけれど、その前の映像からバイクもかなりスピードを出していた感じ。

国道なので５０〜６０キロ制限だろうが、どうも８０位は出ていた様子が流れる景色で窺える。

勿論、被害者は自分の速度については触れてないので分からないが、警察の科学鑑定で調べたら、速度も判明するだろう。

かと言って、あの状況なら制限速度でもぶつかっていただろう。
だって、対向車が向かって来るのだ。そんな運転してくるとは、ニュータイプでなければ予測もしない。でも、怪我の度合いは軽かった可能性はある。


別のドラレコ映像も先月流れていたけれど、北海道でツーリング中のバイクが、対向車トラックを追い越そうとした後続車と『あわや接触寸前』だった。

トラックを追い越した車は２台で、最初の１台は上手く行けたので、後続車が「自分も行ける！」と踏んで追い越したんのだろう。

そしたら直前にバイクが迫っていて、驚いたはず。

実はこの映像でもバイクのスピードが制限速度を超えていた感じ。

北海道という解放感に酔っていたのかも知れない。

北海道は道が真っ直ぐで、スピードも出しやすい（勿論出し過ぎはダメ）。

あっと言う間に近づいてくるバイクにぶつからなかったのは、幸運と言う他ない。

バイクはクルマのようなボディー（囲み）が無い分、投げ出されたら、スピードに比例して怪我の度合いが高くなる。

お気をつけください。