
1983年に練馬あたりの映画館でガンダムと一緒に再映していたのを観に行った。
当時、
『伝説巨神イデオン』に対する知識はあまりなく、TVシリーズも見ていない(映らなかったから・・・)
・地球人がどっかの星の遺跡で掘り起こしたロボットがイデオンという
・それを手に入れようと執拗に追ってくる異星人バッフ・クラン
・イデオンを操るのはユウキ・コスモ
この程度。
しかし、ガンダムの監督が作ったという事で、どうしても見たかった。
感想は・・・衝撃的だった。
あの救われない終わり方は何なんだろう?と。敵味方全て死んだ後、「因果地平の果て」で子供らがメシアのために
「ハッピーバースデー」を歌うシーン。
「お前ら皆死んじゃったのに、なにそんな歌を歌ってんだよ・・・」
しかも残酷シーンも多数。今なら「R-15」くらいの映画だろう。
キッチ・キッチンやキッカちゃんみたいな子まであんなにしちゃうんですから。
SFアニメは大好きですが、あやうくトラウマになりそうでした。
その衝撃から24年。スカパーで接触編&発動編を流してくれまして、一応残しておこうかと録画してみましたが、先の衝撃シーンがやっぱり重くて、どうしようか悩んでます。
あの頃は輪廻転生なんて言葉の意味を十分知らなかったので、
『ハッピーバースデー』の意味が分らなかったけど、これから転生していく自分らのための歌でもあったとみた。
オレは生き延びたいなぁ。やっぱガンダムのラストがいいなぁ。
映画編は
『ガンド・ロワ』(写真)という大型兵器が登場した。全高350km、全幅500kmとコロニーレーザーよりでっかく、威力は惑星一個を吹っ飛ばすほど。見た目がウニの輪切りみたいであれだが・・・。^^;
当時のSF映画は、「いかに観客の度肝を抜くか」という点で競い合っていたと思う。
機械化母星だの、コロニーレーザーだの、デザリアム星だの、宇宙要塞だの、彗星の中心部に人工衛星都市だの・・・ってね。関東平野を浮かせた作品もあった。
バッフ・クランの大型戦艦バイラル・ジンもでかかったな。
そういう事で、久々に観た映画は、やっぱりブルーになった・・・。
カララ(ハルル)さんを見ていると、「Mr.スポック」を思い出すのはオレだけ?
Posted at 2007/03/27 13:57:08 | |
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