猫ひろし氏はプロレス会場で見掛ける。佐山聡の団体興行で観客として来ていた。大体エスパー伊東と一緒。

休憩の合間に紹介され、客からは「何かやれ!」と声が掛かる。猫氏はリング上に出てきてネタを披露。お客は盛り上がる。
三回観戦に行って三回猫氏に会った。猫氏はプロレス好きなのかも?
プロレスファンとして、私は猫氏に一目置いていたのだ。サービス精神もあり、良い奴だなと。
その猫氏のオリンピック挑戦であるが、国際陸連からNGが出て参加不可能になったとか。
国籍を変えて出場するのは、他の日本人もやってる。どこの国でもやってるし、特別珍しい事ではない。
力はあるのに有名どころを選出する空気もあり、日本にいては腐ったまま終わってしまう。そんな気持ちもあるのだろう。
猫氏は『芸人初のオリンピック参加』というのもマスコミの格好のネタとなった。
だけど、オリンピックは参加することに意義があるんではない。
トリノ五輪に沢山選手を送ったのに、フィギュアで金一個しか取れなかった日本。国際レベルに達していない選手を沢山送り込んだとして批判を買った。
選手も開会式ではしゃぎ、『出られるだけで幸せ

』みたいな気分ではいけない。
猫氏もそう。メダルなんか取れるタイムでもないのに、芸人が参加することにマスコミが騒いだ。
ネットで拾った情報だが、猫氏はメダル取ることに執念を燃やしているんではなく、五輪出場が話題となって売名することが狙いだと親しい人に話していたと。芸人の仕事を増やす為に。
それを読んで私はガッカリしましたね。
ある意味見上げたハートの持ち主であるが、カンボジアの国民はどう思うだろうか?
カンボジア国民は愛国心が強いと言う。カンボジアを踏み台にされたらいい気はしないだろう。
猫氏ももう少し真剣にやるなら、二年以上前に国籍を取得してカンボジア人として向こうで暮らすぐらいの気持ちを見せないとね。
オリンピックマラソンのゴール後にギャグをやる気だったそうで、もう他国籍とは言え、そんなものを見なくて済んで良かった。
カンボジアの国民にも更に失礼だろう。

Posted at 2012/05/09 09:51:51 | |
トラックバック(0) |
芸能 | モブログ