2015年01月20日
先日、親戚を連れて出かけた時の事だ。
「どこかで昼を食べよう!」という話になり、
「何がいい?」
「うーん、和食かな?蕎麦屋さんはこの辺にある?」
「お蕎麦、良いっすね。天麩羅蕎麦でも食べましょうか?」
因みにド田舎では『最高に美味い♪』という店はあまりありません。
それでも美味いと思われる所を探します。
昔、父がよく行っていた蕎麦屋がありました。
父は蕎麦が好きで、わざわざ電車に乗り出かけていたくらい。よくざるそばを食べてたっけ。
私も子供の頃に、よく連れて行かれた店だ。
その店がたまたま近くだったので、30数年ぶりに行く事に。
いや、懐かしいな。店の中は昔のままだった。
皆で海老天蕎麦をオーダー。
メニューの写真には大きな海老が乗っている。
昼時をやや過ぎているにも関わらず、結構客が入っていて、蕎麦は中々出てこない。
「時間がかかるのが蕎麦屋だよね」などと話をしていた。
待たされる事、約25分。ようやく海老天麩羅蕎麦が来ました。
うーん、美味しそう。海老天もでかい!
早速海老天をつまみます。
「ん?これって・・・・」
箸に衣の厚さが伝わります。そして【ガッカリ感】が広がりました。
食べたら海老が鉛筆くらいの太さしかない。なのに衣の幅が五センチ以上なんだ。
「これ、ひでぇな・・・・」
食感は、ほぼ【衣】です。
海老天が二尾入ってますが、酷い誤魔化しです。
衣の油で汁が油ギッシュになるし、親戚をこんな店に連れてきたオイラの面目丸潰れ。
「ごめんね・・・・」
「いや、美味しいよ」
気遣いが痛い。会話も少なくなったのは言うまでもない。
帰り際の支払の際、「天麩羅の海老は鉛筆海老ですか?」と皮肉を言いたかった。(言わないよ)
もう少し【真っ当な商売】をしないと。
もう二度と行きません。(店名は秘密。揉めるといけないから)
スーパーの惣菜の海老天麩羅でもあれよりは太いぜ。
ってか、あんな細くて長い海老を、今まで見たことない。

Posted at 2015/01/22 20:32:19 | |
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