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♪ラーララ　デュエット・クルーザー　ＣＲ－Ｘ！

今でもＣＭソングも覚えてますよ。

あの頃の国産車と一線を隔したデザインにぞっこん参ってしまいました。

ホンダはこれをデートカーと位置付けた。だから【デュエット・クルーザー】と呼んだのでした。

今年で消えるＣＲ－Ｚはこの車のコンセプトでしょうが、重くなってでかくなってしまい、後継とは思えない。

タイムマシンであの時代に戻れたら、借金してでもこのＣＲ－Ｘを買いたい。

世田谷で学生をしている時に知り合った新潟出身のＩくん。
彼もクルマ好きで話が合った。

よく、遊びにも行ったし、コイツの影響で阪神ファンにもなった。

そのＩの彼女は多摩川の向こうで看護学校に通っていて、赤いシティを持っていた。
彼はちょくちょくそのシティを借り出しては、友達同士でドライブなどを楽しんだ。
私もよく乗せてもらった。（ペードラなので運転はしなかった。他人の車だしね・・・）

Ｉ君は最初、「友達の車」と言っていたが、別に友人が「バ～カ、あれはＩの彼女だぞ！知らないのか？」と。
なぜ「友達」と言っていたか？実は片思いの子（本命）がいて、本当はそっちと付き合いたかったらしい。周りから説得されてシティの彼女と付き合う事になったとか。

本命じゃなくてもやる事はやる。男ってそういうものです。ｗｗ


シティの持ち主が「本命」になったのは、それから暫くした後。

この車でアパートに引っ越しをやってもらったので、感謝をしている。

結構、荷物積めるんですよね。偉大ですよ、シティは。

ヤツの趣味で車内ではサザンばかり聴かされるのが閉口したが・・・。

ホンダ　シティはお洒落な車だった。マッドネスの「ムカデダンス」も話題になった。

シティ・ターボは欲しかったなぁ。

とっても人気が出た車だが、二代目では平べったいクルマにしてしまい、人気が出なかった。

ホンダの極端さと、やりたい事しかできない（やらない）社風がそうさせているのであろう・・・。
（良くも悪くも、ホンダの特徴でしたね）


でも二代目はジムカーナで活躍したとか何とか。