まず原発の冷却水がゼロになると一時間以内に炉心の温度は数千度に達する。
その後、溶けた燃料は鉄の原子炉を溶かし、その燃料が水に触れると大爆発を起こし放射性物質が広範囲の大気中に飛び散り、浮遊し始める。
チェルノブイリ原発事故では、原爆500発分の放射性物質を撒き散らし、
3000人が事故当日に即死。
当初、ソ連政府は住民のパニックや機密漏洩を恐れ、この事故を公表しなかったため被害は拡大した。
その後、周辺30km半径は死の町となった。
プルトニウムを吸い込むと、わずか100万分の1グラムでも肺ガンを起こす。
プルトニウムは、放射能が半減するのに2万4千年かかる。
これが大気中に広がるのは絶対に防がなければなりません。
そのためには冷却水、冷却剤の確保は第一優先です。
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT885857220110312
より抜粋+++
米政府高官は11日、東北地方太平洋沖地震で被害を受けた原子力発電所への在日米軍による冷却剤輸送は実施しなかったことを明らかにした。
冷却材の供給について日本側から要請があり、米軍も同意し輸送を開始したが
その後、日本側から冷却材は不要との連絡があった。[ワシントン 11日 ロイター]
++++++++ここまで
もし、これが事実とすれば、驚くべき判断ミス。
最悪のケースを考えて、どんなことでも準備する、というのが筋と思う。
なのに真逆の判断。
同じく地震で火事となった女川原発の冷却は大丈夫なんだろうか?
http://news.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210312012.html
より抜粋++
東北電力によると、宮城県にある女川原子力発電所1号機のタービン建屋の火事は、11日午後10時55分に消火が確認されました。女川原発1号機は地震直後に運転が自動停止し、その後、午後3時半ごろに火災が発生していました。火災の原因は調査中です。
++++ここまで
メルトダウンだけは絶対に避けなければならない。
冷却剤は世界各国に頼んで送ってもらう、
メルトダウンを防ぐならなんでもする、
ぐらいの意気込みでやってもらいたい。
災害時は「心配しすぎるぐらい準備するものが生き残る」と思う。
参考リンク
【
過去の原発事故】
【
原子炉格納容器が破壊されればチェルノヴィリを上回る大事故に】
管総理が原子力発電所を視察したため、職員が対応に追われ、肝心の応急措置が遅れたとの話もアリ。。
です。。(-.-;)
↓こちら↓
参考
復旧の目処が立ってから議論して下さい。こんな事があったということを…
Posted at 2011/03/13 07:53:29 | |
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