TPPってのは24のすべての分野で関税をなくし他国と自由競争するってこと。
例外分野や品目は認められない。
自由競争ってことは、お金持ちが有利になるってこと。
高い金をだせばよいサービスや物が買えますよ、でも、お金無い人は品質の劣るものでがまんしなさい、という世界になるってこと。
身近な例として最近出版されたスティーブ・ジョブズ伝記本のAmazon価格を掲げてみよう。
北米 17.88ドル(約1370円)
英国 12.50ポンド(約1520円)
伊国 22.99ユーロ(2440円)
独国 24.99ユーロ(約2600円)
日本 1995円×上下2冊=3990円
※2011年10月23日の為替相場で計算
日本ではアメリカの3倍の価格で売られている。
これが自由競争だ。
人気がある商品は高くなるのだ。
趣味のものはそれでもいいけど。
でも自由競争してはいけない分野がある。
それは貧富の差にかかわらず必要となるサービスや物。
衣食住に関するもの。
たとえば薬、病院などの医療分野、福祉介護、食料、水道、ガス、電気などなど。
こういうのは政府が誰にも公平なサービスを提供するためにがんばってる。
でもTPPに参加すると、こういう分野も自由競争になる。
その結果、お金持ちのほうが、よりよいサービスを受けられるようになる。
たとえば病気になったとき、誰もがよく効く薬が欲しい。
いまの日本は国が薬の価格上昇を制限しているから、みんな公平に同じ薬を使える。
でもTPPに参加すると薬も自由競争になる。
よく効く薬はみんながほしがるからどんどん価格が上がる。
お金のない人は治療してもらえないなんてこともありうる。
食料も同じ事。
今は農業分野に関税があるからみんな安く食べ物が手に入る。
TPPに参加すると関税がなくなるので価格は大きく変動する。
みんながほしがるものは高騰し、ほしがらないものは急落する。
食べる側も農家の側も安定した生活をできなくなる。
そのほかの分野でもいっぱい困る事はある。
危ないのは農業だけじゃないんです。
これだけの分野すべてにアメリカ企業が入ってくるってことですよ!!
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投資が自由化すると、サブプライム以来、ただでさえ不況の建設業に米国企業がどっと押し寄せてくる。おそらく建設業の倒産は増えるだろう。
また公共投資にも外国勢が押しよせてくるから障壁排除の適用から公文書は英語化する必要もでてくる。
このままでは民主党が日本を滅ぼしてしまう。
一刻も早い内閣不信任決議、解散、総選挙を!!
総選挙を通して民意を問うべきである!
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なぜTPPは必要ないのか
Posted at 2011/10/25 18:03:30 | |
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