
1月26日に投稿した以来の久々のみんカラBlog投稿です。
忙しくてちょっとサボってましたがここ2カ月弱、色々とありました。
まずレース活動に関しては新年活動報告会を経て今年の活動を提示しての個人支援システムの『FORZA!! Smiler 2025』の募集というのが例年のセオリーでしたが、今年は旧年末にある程度固まっていた活動内容や方針が新年にリセットせざるを得ない状況になってしまいました。
ワンスマで活躍してくれている井上選手/インストラクターは今年30歳になる年、自分に置き換えると2006年の長男が生まれ、初の海外レースシリーズであるPCCA参戦の年だから、インストラクターとしての仕事(クレフMSのスポーティングディレクターも業務として受託していたし)もレースドライバーとしてのキャリアも、そこから先大きく発展した転換期だった言えるので、大切な時期に入っていると私は感じてました。
だからある程度、FORZA!!の支援プログラムで集まった資金を使ってまずは井上のレース活動を改めて固めないと、、、という焦りがありました。
井上選手はFORZA!!のメンバーとして長年支援を頂き、Le Mans24hも3回出場したうち全部の回を現地観戦していただいた近藤選手と、彼の古巣でもあるNOPRO/デミオ号での6月のFSW24時間スポット参戦の話を根気よく野上社長と交渉&調整をして纏めてきました、今回は私は一歩引いて『資金的なものは心配せずに自分で自分のシートを獲得せよ』ってスタイルに徹したので、結果として紆余曲折はありましたが各方面ちゃんとLandingさせた形にしたし、凄く頑張ったと思う。
近藤選手と井上が一緒に24hを走り、私も出来るだけ後方援護する体制はワンスマがジェントルマンDrがサーキットで走れる様になりレースに出れる様になる、、、という流れからしても、近藤さんが長きにわたって支援者である公式レース参戦を始めた、という面からも我々が出来る一つの最高の機会と言えるし、昨年からABSSA MOTORSPORTで戦ってくれたAMG GT4でのGT World Challenge Asia Japan Cupに関わってくださった方々が引き続き同シリーズでメンテを委託したカーガイさんの元でAm-Amとして戦う事、豊田選手と一緒に組むのはこれまたワンスマも数年前から関わっていた太田選手で、このAmコンビが年間を通して気持ちよく戦えるようにワンスマとして帯同サポートをするのも含めてワンスマやABSSA MSならでは、今までの流れを繋げての形に収まってくれたと感じてますし、こうやって形にするのは本当に苦労の積み重ね、時間が掛かるもの、そして簡単に言うと出来上がったものを横取りしていくゼロからは作れない輩も出てくるので『そんな事してたらそのうち自分に返ってくるよ~』って別に何も言わないで粛々と行動に移すだけだけど感じる事も多々。
私の今年のレース活動はMEC120シリーズでこれまたワンスマからスタートして今や992CupでのレースなどもしているO-OKA選手にお声がけ頂いての挑戦、何としてもO-OKA選手を2023年以来のシリーズチャンピオンにしたいと思ってます。
既に開幕戦は3月9日に開催され、今年は更にツワモノぞろいの素晴らしいシリーズに成長したMEC120で内容的には満足いくものでしたが、あと少し足りないものも見え、展開にも恵まれずに全体10位、クラス6位で終えていて7月の次回鈴鹿戦へ、、、という状態です。
今後の状況次第ではGWCAへは井上選手とGentleman Drが組んでのスポット参戦の可能性も調整中ですし、澤と井上とでのGent Drレース帯同コーチ(GWCA豊田組)やFCR(岩崎選手や永平選手のHC SHARINGさんでの86戦出場のサポート)もあり、、、
Rush CupやFuji-1GP、大沼7h耐久などの非公式だけど耐久形式でレース経験を通じての日頃の練習の精度アップにもなるコンテンツも活用させてもらってワンスマとして、そしてワンスマとABSSAは繋がっている、、、の意識も持って進めていて、サーキット走行を始めた人と一歩先、二歩先を進んでいる人が同じ空気を吸える環境はどちらにとっても好循環!というスタイルを維持したいと思っています。
だから冬の間に2回行った苫小牧の氷上トレも素晴らしかったし、エビスサーキットでの元々のダートトレーニングも4月から再開するし(最新で7日は1枠、23日は2枠、5/1も1枠空きあり)、広場トレーニングは一般反復や8ersだけでなく井上選手が主導でやっている『走り込広場トレーニング』でも新コース開発や顧客のニーズを感じるマーケティングの場、次のワンスマの顔になってくれるかも?の人気も大切だけど実力も兼ね備えたインストラクターの鍛錬の場にもなっていると感じますし、それらを派生させて次に始まる新しいコンテンツも井上選手が色々と考えてくれている。
プレミアムレッスンの様な16年続けていたり、袖森フェスティバルも2月に46回目、4月27日には47thが開催されるけど、今のニーズに合わせた最適化を常に探っています。
袖-1GPが今年から体系リニューアルして先日の袖森フェスの中でのドライブスルー走行会と合体したのもその一つの形。
いつも上手くいくとは限らないけど、常に我々は出来る限り考察し参加者にとってもワンスマとしての生き残りやパイオニアとしてのあるべき姿を追い求めています。
それから澤はMEC120、井上はS耐24hとある程度活動が固まっての3月から、いよいよ『FORZA!! Smiler 2025』の募集がスタートしました。
冒頭の理由で発表できる体制が構築に時間掛かり、例年より1か月以上ご案内が遅れてしまって申し訳ありません。
このシステムは個人1口10万、企業1口15万で2007年からスタートして26年目を迎えるサポートシステムなので、毎年お陰様で個人も企業も30~40人(社)くらいの方々に個人支援を頂いて、我々の活動費用に充てさせてもらっていて、色々と還元やワンスマの各種プログラムを恒常的に活用して頂いている人には更にお得な事もあるので、興味のある方は資料請求をしてほしいと思います。
そんなこんなしていたら、今月になって湧いた話の様にSuperGTのお話がありました。
これも昨年からカーガイさんと一緒にレースをしたり、オフィシャルアドバイザーとして木村社長の号令の元、色々なカーガイのお客様のサーキット遊びのサポートをさせて頂いたことからスタートしているモノ、実は別ルートでこの案件は2月中旬で一度話が来ていて一旦流れたんですがカーガイさんが絡むって事を業界ニュースで知って、、、
ワンスマの集客やプロジェクトの為に自分からアプローチしたりすることは頻繁にありますが、レース活動に関して自分から売り込むって若い時はあったけどここ10年くらいは全然してなかったんだけど、今回は何となくビビッと来て木村社長に直メしたんですよね! ”それ、澤にやらせてほしい!!”と。
発表されている通り、レギュラーDrは今鳥を落とす勢いの若手のDrだから、MKS RacingさんとカーガイのJointで296GT3で走るって凄くワクワクなんだけど、旧知のエンジニアが加入していたり(PCCA時代に一緒に海外で戦ってくれた方)、MKSさんの方でも古くから知っている関係者が居たり、、、木村社長も総監督としての立ち位置はあれど全戦は現場にいれないので、なるべくエンジニアとDr陣とディレクターとの間の潤滑油として動ける様にするのが、第一の私の役目。
マンマン万が一の事がレギュラーDrにあればサラッと走れる様にルーキーテストも受ける予定ですし、木村社長が第3登録で私が第4登録として、、、の体制です。
S-GT自体は2002年デビューでシグマテックやKUMHOセリカでの1000km優勝など、サンダーアジアのMT900でのスポット参戦などのレアな姿を(笑)を覚えてくれている人も居るでしょうし、実はGT300で3回勝っている!
でも振り返ると2012年のJLOCさんでの鈴鹿1000kmスポット参戦(この時は第3Dr登録で決勝出走はなしで3位表彰台にだけあがった)が最後、実に13シーズンぶりの現場です。
浦島太郎状態とはこのこと! (笑)
でもその間にふつうはなかなか出来ない、マカオGP、アジアンルマン、LeMans 24h、WEC、GT Asia、ブランパンアジア、GWCAなどの、最近の澤圭太像を形成する元となっている経験をフルに生かしてチームに貢献をしたいと思っていますし、同じ『Le Mans 24hに魅力に取りつかれた木村総監督の元でお仕事が出来る貴重な機会』を最大限活かしたいと思ってます。
今の私はWECとかLe Mansに行くときのあのコロナ前のワクドキ感が蘇っています!
そんな若手だけでなく、ベテランにも夢のある話が急遽加わってのワンスマとしてABSSAとしての”今年の活動”と相成りました。
でも、今年色々と派手な事が表に出ている様に見えますがタイミング的にそうなだけとも冷静に感じてます。
日々のワンスマプログラムでの集客に工夫と手間と時間を費やし、寒い時も暑い時も雨の日も雪の日も、地を這うような現場での業務、それでもドタキャンが居たり、色々な都合で直前で形を変えざるをえなかったり、、、やはりサーキットでの業務で会社を継続するのは12年目に入りましたが”ハイリスクの割にローリターン”であるのは事実です。
だから、人一倍自分の身の回りに起きている事に意義をくっつけて作り上げてきたし、チャンスに変換する力を備えて来たし、起きたことをどう捉えるか?が大事だって事を身をもって実体感したし、もうね表に見せている部分だけでなく色々と大変ですよ。
そんなワンスマ運営のこの春17年目を迎え、ルーツである九州の春岡先生とも久々に博多で酒を交わし、新たなモチベーションを持って進もうとする今、これからの人たちに言いたい事があります。
それは、、、
『自論を唱えよ!それが集客力だ!』です。
頑張ります、応援よろしくお願いします!だけでは結果が良くてもFANしかつかない。FANは基本お客さんでも参加者でもないからね!
自論/持論を出して、それはドライビングに対してでもレースに対してでもいいんだけど、、、とてもある意味リスクがある事なんだけど、、、その人が何に形成されているのかを人は感じて支援者であり参加者(集客力)へと繫がると思います。
アンチが居たり、アイツは、、、って陰口叩かれる位にならないとそのステージには立ってない!
(そんなに私の事が羨ましいと思ってくれるなんて幸せじゃないですか?)
FANはお客さんになり辛いけどその逆、参加者がFANになってくれたらそりゃ~強い訳です。
私がレース活動しながら速さや技術を磨く時間の一部を犠牲にしてまで集客力が備わる様に、、、としてきたのはきっと異色のアプローチだったでしょうが、だからこその今の立ち位置があると自認してます。
日本にプロのレースドライバーって一体何人いるのよ、、、たぶん300名くらいでしょ?その中で一流(本当のプロ)は1割の30名(Super Formura + 何かGTレースやってるetc)、もうすぐ一流(元一流)が60名、これで全体の30%。
そこに入れなければ”その他大勢の70%”です。
ポイントは”その70%”に入ってしまった時にどう見られるか?
実績と何となくのイメージがあればだいぶ助けになるし、今やっている事や業界への貢献度、他と違う何か?などの総合点でどれだけ70%の中で一目置かれるか?
昔私が良く言っていた”一流の二流”になれるかどうか?です。
最初からそこを目指すべきものではないけど確立の観点から言えば、一流を目指している時からそのことは考えておいた方がいい!
サーキット走行と一緒で、必要に迫られてから何か始めて居たら手遅れだから、、、当然、犠牲や覚悟があっての話なので、それが出来ない人は『そういう覚悟やそういう世界を自分で手繰り寄せて自分の眼で見て来た人』に寄り添い、その世界観を肌で感じる所からスタートだっていいんです、『自分が1流ではない』と気づいて認めた所からが実はスタートだから、スタートはなるべく早く切っておいた方がそこから始まる”どんぐりの背比べ”でも半歩でも前からスタートできる(笑)
1日1万円、2万円の報酬を貰うのが大変だった若い時から出世するといきなり1日10万円の仕事が入り出す人居るんですが、そこでその価値を判断できないと、人の人気は流動的だから継続できなくなるし、3万5万の仕事が手に付かなくなる。
マイナスになるリスクも背負って(そこが実は大事)どうして自分には10万円の価値があるか?が身に染みると3万5万の仕事も意義があり次につなげ、自分で10万円の仕事を造れる様になる、造れる様になったら強くて、20万の仕事も50万の仕事も、やり方次第で100万、200万の仕事もその次に求められる覚悟さえできれば(その話はまたの機会に、、、ですが見せ方と自分への色付け)可能性が出来る。
自分はワンスマstyleを創り上げてきたきたけど、今はワンスマ(ワンスマの幟の元に集まって来てくれた色々なものに、という意味)に自分が助けられていると再認識しています。
さあ次のステージへ、、、皆さんちゃんとついてきてくださいね!!