
一昨日FSWでの991ターボSでの走行、昨日鈴鹿でのNEW991GT3での走行を通じて思ったのは、車両の進化。
車両のダイナミクスコントロール(制御)がいよいよ進化が更に高度になって更にアマチュアの皆さんが安全に速く走れる可能性が増えてきているという事。
FSWで2分を切るどころか上手に走ればアマチュアの方でも1分55秒を切る、鈴鹿でも2分30秒を切って2分20秒に近づく・・・という領域を知る事が以前よりも出来る。
でもこれは裏を返すと非常に危険な面もあるという事を忘れてはなりません。
車が高性能 = 人間が高性能とは限らないからです。
FSWをベースに走っている方が袖森や筑波に行くと、コースの狭さに驚く。
(FSWが安全すぎて他が普通なんです)
鈴鹿に行くと、コースの性格の違いや高速域での車の挙動の怖さを知る。
(FSWはミスをある程度許してくれるけど、それでも壁に近い所があったり、逆に怖さを感じる)
やはり高速サーキットを走る、高性能のマシンを操る、ミスを許してくれない環境ではそれなりの経験とスキルが求められる部分は否めません。
昨日のCCMC走行会は赤旗もいつも以上に多かった。
これはきっと夏を経て久々に走り出した方が多い、参加車両のスピード差がいつも以上にあった、そして赤旗が焦りを呼びまた次の赤旗を呼ぶという状態でもあったでしょう。
FSWや袖森のスポ走行でも車種を挙げると・・・
レクサスIS-F、PORSCHEの比較的新しい型式、35GT-R、ルノーメガーヌ等
パワーがあるけど高性能、もしくはパワーはあるけどFF、最新型になって性能向上によってサーキットでもオリジナルに近い形で走れるようになってきた、友達に誘われて何となく始めたけど最近慣れてきてタイムが気になりだした等々
基本安定方向だから限界領域が解りづらくてでも破綻したら突然来る・・・みたいな状況
慣れてきた頃に無理をしだした途端にトラブルに遭遇する、
車の速さで区分けされている走行枠で慣れている車両と慣れてない車両が遭遇して接触等の危険な場面、
タイムを出そうとするとやってしまいがちな走り・・・
これらを仕事柄度々、コース上でもパソコンのデータ上でも(笑)見かけます。
一方ロータス・ロドスタなど比較的コンパクトでバランスが良いマシンやはタイムを出そうとすると違った難しさがあるけど、印象として上記の様な場面に遭遇する確立が低い気がします。
(あくまでも印象で、様々な要因が他にもあるでしょうが)
だからサーキットを愛車で走る人はどんなリスクが実際に起こりうるか?映像による”ケーススタディ”は最初のうちに絶対に必要なんですね。
(次回のワンスマThe学はこのテーマを考えてます)
”もう少し練習用のマシンを考えないといけないかな~!?”と昨日の参加者の方も走行後に言ってたのが印象的でしたが、走りの基本を覚えるのに余りにも車が高性能過ぎるとサーキットではなかなか感じて考えて走るのが難しい。
だからまずは愛車の性能を引き出せる為の”自分の基本性能向上&チェック”にはやはり『広場トレ』は有効です。
21日(日)の広場トレは残り1名!! 思う存分基本の反復練習ができますよ!
ドタ参お待ちしております・・・という着地点でした(笑)
広場トレのイメージ映像に関しては >>>
こちら
とある参加者の方のレポート >>>
こちら
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Posted at
2014/09/19 12:45:34