
今日からフェラーリチャレンジアジアパシフィックの開幕鈴鹿WEEKです。
ジェントルマンDrのですけさん(日本人)とSarunさんの2名の帯同コーチを務めさせて頂きます。
今日はイントラも同乗走行が許可されるOPENプラクティスと参加Drのみが走行出来るFREEプラクティスが各2本、合計4本。
走行量は十分、いや多すぎると思えるほど。
そんなに走ると同乗走行、データや車載映像の管理、アドバイスタイムなど2名の掛け持ちの私はもう1秒も無駄な動きが許されない位のパニックDAYでした(苦笑)
そんな中プロ級Drが新品タイヤで7秒後半~8秒台で走れる感じの中で、鈴鹿は先月の事前練習でしっかり予習が出来ているけどFerrariチャレンジ車両は初めてのSaarun氏も最後まとめて新品タイヤで11秒フラット(セクタータイム見たら10秒前半は硬い)、ですけさんも冬の地道なトレーニングのお陰で新品タイヤで10秒3、セクターベストを重ねたら8秒台も夢ではないような好走を2人とも見せてくれました。
明日から公式予選と決勝が2セット土日で行われますので期待大です!
2013年にエアロパーツが付いてない状態のチャレンジ車両で確か私が新品タイヤで7秒6だったと思います。ダウンフォースが付いた現チャレンジは鈴鹿みたいなダウンフォースが欲しくなるコースの場合はタイムアップ率が高いかと思いきや、私が自習練で走ってきた感じでも新品アタックでやっぱり7秒台位かな~と言う感じ。
でもアマチュアDrはダウンフォースがあると凄くありがたいのでしょう、トップのタイムレベルは変わらないけど底上げされていてタイム差が詰まっているような感じです。
今年は458タイプ最後の年になるようでエントリーも35台と盛り上がりを見せてます。
日本人も8-9名居るらしく過去最大級かもしれませんね(開幕の鈴鹿のみのスポットも含めて)
ただ、これだけの数のジェントルマンDrが高性能なんだけどロードカーの色合いが濃く残るマシンで現代の安全最高レベルのサーキットとは言えない鈴鹿サーキットで競争をしますから少し心配な面もあります。
今日も”まだレーシングスピードに達してないレベルのジェントルマンDr”をコース上で多く見かけました。(当然そういう方々は後ろも見る余裕も無い)。
慣れているとは言っても速い方々もジェントルマンDrなのでこの”レベルの差”は通常の日本のレースシーンではなかなか見ない差なのかもしれく、これがリスクを高めている。
2013年の鈴鹿のチャレンジレースで起きた大きな事故を私は忘れていません。
今日も4本のセッションで赤旗連発(TOTAL 6回は出ていた)。
直ぐの修復が不可能そうな車両も含めて既に4-5台が傷ついた状態です。
レースとは言え、ジェントルマン向けのレースだから、プロ系レースよりも意外とリスクコントロールが難しいのは事実、とにかく安全に終わってくれる事を祈るばかりです。。。
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2016/03/04 19:07:51