
先日紹介したYoutube チャンネル 『55 Drive』の運転がうまい人って編(Vol.0)の視聴数の初動が同チャンネルのドラテク系の中でも過去最高の伸びを見せていると”たかっか”さんからレポートがありました。
嬉しい限りですし、今後のシリーズの映像チェックをここ数日してますが、力が入ります(笑)
今週にも続編(各操作のポイント)の映像が公開されていくと思いますので是非チェックをお願いしますねっ!!
こういう人気チャンネルだったり、評価の高いチャンネルに逆に批判的なコメントを書いてくる人って見かけますが、そういう人の意見も偶に良い切り口だな~と感心している時があります。
そういう事をわざわざするって、相当自分の中で確固たる理論や経験があるか?相当このチャンネルとか出演者が嫌いか?(笑)、相当ストレス発散の場として捉えているか?じゃないとそのエネルギーにその人だって疲れてしまうハズ。
今回のこの動画にもそういったコメントをする人が居て、興味深かったのは”バドコ”さんという方も『右の切って止まるのは危ないでしょ?』ってコメント。
確かに、それも一つの正解です。
右折レーンの先頭で対向車が居る場合、もし後続に車両に不意に追突されでもしたら右に切ってたら対向車線に飛び出してしまうではないか!という事。
そうですね、もしここが対向車線があって右折をする際には気を付けなければなりませんね。
映像で言うと2分10秒付近からの部分です。
高速道路の路側帯などで工事作業車両等が止まっていると全車フロントタイヤを走行車線とは逆の方向も目一杯切った状態で停めている事に気づいている人居ますか?
あれも一緒で、もし走行している一般の車両が停止車両に衝突するような時があっても停止していた車両が走行している車両の方向に飛んで行かない様な予防的安全措置。
この”バドコ”さんやもうお一人”JAM MIX”さんという方、またその方々に追従してコメントされている他の方々もほぼ同じ趣旨でコメントをされているのか?と推測されます。
工事車両が何故そうしているか?と言うと衝突事故が起きた時に高い速度で起きる可能性が高い、運転者不在だから衝突してしまうとアンコントロールになってしまう可能性が高い・・・
ここがポイントだと思います。
今回の映像では確かにもっと細かく、例えば『対向車のある右折レーン等では後続からの追突によるリスクを考慮して実施しないといけません』みたいなキャプションとか私の映像内での解説もあった方が良かったですね。(そこは我々の反省点)
しかし映像を良く見てください、T字路なので対向車線は無いし、2分12~14秒の間、完全停止する直前にルームミラーと両サイドミラーで後続の車両が居ない事を確認して停止しています。
ここが交差点なら停まっている時間が予測できないですが、一旦停止なら停まって左右の安全確認が出来たら直ぐに再発進する可能性が高いので、上記の条件を考えると、追突される危険性よりも映像のテーマの都合上、次の操作に繋がる様にステアを”ちょっと”切った状態で停めるっていう操作になっていても問題は無いと私は考えています。
運転者が搭乗している訳だから例えここが対向車のある右折レーンだとしても、私はリスクは承知の上で同じような事しそうな気がします、それは後続車両にも右折待ちの際は常に配慮しているからもし後続で急ブレーキ(スキール)音などがしたら直ぐにステアを真っすぐに戻す、少し車を発進させて(MT車ならステアの準備だけでなく当然ながらギアを1速に入れて直ぐにミート出来る準備もしていないといけません)衝突を回避したり衝撃を少しでも少なくする努力をする準備もしたい。
(これはその時の交差点の周りのクルマの状況に応じて色々な匙加減や瞬時の状況判断も必要)
そもそもの話、右に切った状態で待っていてもし追突されたら右折レーンに飛び出してしまうって、ほぼノーブレーキで追突されるみたいな状況だから、対向車線に飛び出さなくても正面に居る可能性が高い反対方向の右折車両に正面衝突する可能性もあるし、どれだけステア切っていても急激な押し出しに対しては直ぐに切った方向に車は曲がって押し出されない(後輪操舵のフォークリフトみたな車両ならひっくり返るかもしれないけど 笑)。
要は例えステアを真っすぐにして右折待ちしていても、ハンドルから手を離してしまっていたり、ギアが入ってなかったり、平坦路だからとブレーキを踏んでなかったり、周りの状況を気にしてなかったりしていたら問題の根源は解消されないですよ!って事。
次やる操作の準備をしておけって言う事はそういう意味で大局的に安全性の話にも繋がる訳です。
”切る”って言葉にすると工事中の停止車両の”目一杯切った状態”を想像してしまう人も居るでしょうが、映像を見て頂ければわかる通り、切っても90度以内の角度、つまり何か真っすぐに戻さなければならない状況に陥っても、周りに配慮さえしていれば十分に準備や対処が出来るステア量でもあります。
ここまで話せば”斜めに停めるのは迷惑”とか”道路の占有率”というコメントに対しては言及に値しない事は分かると思います。
見た目で外から斜めになる程に斜めに停めている訳ではないし、例え100歩譲って私が下手くそでそうなってしまったとしても車両はS660ですからね・・・(占有率を持ち出す程の車格でない)
ブレーキ残せって言うと残しすぎたり、残すなって言うと残さな過ぎたりしてしまうサーキット走行をされるアマチュアDrが多いのと同様で、文章(言葉)と図解(映像)やそれらの切り口とかテーマを総合的に勘案出来たら、そうならないよな~と思う事がたまにあります。
発信者の配慮でカバー出来る部分として、そうした受け手のエラーをも未然に防いであげられる作り方というのが、道路上での相手のエラーにも巻き込まれないとか、相手のエラーも未然に防いであげられる更に高い次元での走行をしようとするのと一緒ですよね。
こうして色々な突っ込みドコロがあるのが面白さだったり、車の運転について議論したり話題になるという良い部分もあると思うので、敢えて突っ込みドコロを少し含ませた映像にしましょうよ!って”たかっか”さんには言ってありますのでこれから始まる続編も何度も見返して突っ込みドコロを探してみて下さい。
そしてこういう指摘的なコメントが我々を育ててくれますので是非遠慮なく何度も映像を見て、書き込んで下さい。作り手も受け手もテーマに対しての精度が上がるキッカケになるし、我々は受け手のエラーをも見越した Go Go な Drive(運営)がより出来、支持者により良いものが提供できるはず。
他にもこの映像、私が見ていても隠れ突っ込みドコロをワザと作ったんですけど、そこは誰もまだ指摘してこないな。。。 次公開される映像にも、その次にもあるんですけどね。。。
見返せば見返すほど我々は視聴数が増えて回りまわってハッピーですから(笑)
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Posted at
2018/07/23 10:32:07