
本日はFSWで同乗ドラサポでした。
梅雨入り発表があった関東は昼からFSWも雨。
しかも、走行時間を見計らったかの様に、その時間帯だけ大雨。。。
お蔭でAudi A1の方、赤旗中断が3回とまともにご自身では走行できず。
私も頭を切り替えて同乗に終始した内容に。
自己ベストが2分26秒台とのことでしたが、赤旗でまともに1LAP計測出来ない中でもデジスパデータを繋ぎ合わせてヘビーWETでも32-34秒では走りそう。
超扁平 & DRY性能に振ったスーパースポーツラジアルタイヤだと雨の量が増えると平気でDRYから30秒以上タイムが落ちますが(実際今日のトップタイムは2分30秒切るか切らないかでした)、Audi A1君は122馬力のFFながら幅狭タイヤで溝もしっかりしたいい意味で普通のラジアルタイヤだったので雨量によるタイム落ち込み度はきっと一番少なく、Dryの10-12秒落ちで走れていたハズ。
...と、いう事はDRYの目標タイムは2分20秒前後では?という推理まで今日の一見不満足な内容にも成りかねない中で導き出せました。
鈴鹿を走行されたという時の映像や以前にFSWをDRYで走行して現状の自己ベストだったという映像も見せて頂き、今日Dryで走れなかった(赤旗ばかりで満足に走れなかった)代わりに、今後のタイムアップのコツを伝授出来ました。
機転の利いた”次に繋がる”レッスンが出来たと思っています。
特にWETはタイヤのマッチングが大事だな~と再認識。
タイヤと言えば・・・
今サーキットを走ると速さで1-2位を争うPORSCHE 991GT3RS(後期)とMcLaren720Sですが、絶対的なタイムは圧倒的に今は720Sが速いと言えます。
ドラアカTVではその車載を公開していますが私がDriveして720Sは46秒台で走ってしまいます、これは驚くべきタイム。
>>> https://driving-academy.tv/
でも凄い事はPORSCHEのそのパワーと挙動のバランスがある程度のアマチュアでもコントロール出来る範囲”感”に収まっている所で、最後の1秒は難しいけどFSWを55秒を切る世界を見せてくれるスーパースポーツカーだと言う点。
(しかしタイヤのサイズを見ると、クルマの性能もさることながら、タイヤ性能に大きく助けられているとも言える)
一方の720Sは720馬力を路面に伝える、、、と言いつつもタイヤサイズは991GT3RSのフロントタイヤサイズが720Sのリアタイヤサイズって位、意外と小さめな所が驚きです。
逆に言うと、タイヤ性能に頼らず、クルマのパッケージングとして、カーボンモノコックならではの強度(安全性)と軽量さ、プロアクディブシャシーコントロールに代表される先進のシャシー制御技術等の完成度の高さでタイムが出せる車両と言える。
(逆にタイヤの性能一杯を使うので使い方間違えると制御しきれない)
タイヤって大きければ(幅が広ければ)必ずしも良いとは言い切れず、グリップが高まれば高まるほど、ドライバーがしっかり潰し切らないと性能を発揮できないので、720Sの考え方と991GT3RSの考え方は対照的だと思うのです。
720馬力を使い切るのはアマチュアには難しいけど、クルマの完成度とタイヤの使い切り感の引き出しやすさでプロのタイムの3秒落ち位なら走れる = それでも991GT3RSを使い切れるアマよりは少し速い。。。という計算された性能コントロールなんだと思わされます。
どちらも魅力的だけど、570Sや720SはこれからMcLarenもハイブリッド時代に突入するのでV8ターボエンジンの最終モデルになるかもしれない、という意味では貴重。
私は570Sでも十分にシンプルにMcLarenの高性能を体感できるので今は逆に魅力だと思う。(たぶんFSWでプロがDriveすると52-3秒だと思われますから十分)
別に私はMcLarenのレースカーの魅力を伝える担当(今年は)ですが、ロードカーの魅力を伝えても”実入り”は何もない(苦笑)、一応ディーラーさんとの繋がりはあるので、今こそ570S狙っているだよね!って方はこっそり連絡頂いても損はないと思いますけどね~!!
(データできっちり、その両車の比較を知りたいという方はドラアカTVを会員登録して見てみてください。。。本日新映像をUPしていますよ~というPRでした 笑)
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2019/06/08 01:16:39