
まずはこのデジスパの軌跡をご覧ください。
これはFSWのラスト2コーナー(GRスープラとパナソニック)、皆さんが苦手だって良く言われている所です。
一言で言って「ほーら回り込んでいるでしょ?」です。
コースの形やアップダウンの事は一回忘れて、この180度以上旋回するコーナーをどう走ると車の向きを上手に変えられて、鋭いか速が出来るか?を考えましょう。
コースの形とかラインとかが先に頭に入ってしまうと、出来る人しか出来なくなります。
放物円である事、ブレーキを開始する地点(実線から点線に変わる所)と出口のコースの一番外に孕む地点を直線で結んで、その丁度中間点に90度方向に中心線を串刺しにした線上に加速開始地点がほぼ来る(ブレーキ終えてステア最大舵になって、アクセルONを開始する地点)って事が良く分かる。
だからアクセルON地点に向かっていくのではなく、アクセルをむやみやたらと手前から踏むのではなく(手前から点線から実線に変ると必ずもう一度点線:アクセルを戻して減速Gが発生する、という事が起きる)、コースの形状で許される範囲で”回り込む”必要が出てくる、、、って事が良く分かります。
赤線が澤で青線がとあるオーナーさんなので、その差がよく分かりますよね。
コースの攻略も大事だけど、クルマの基本的な動かし方が出来て、それをコースに当てはめられるかどうか?の先にコースの攻略があるので、やっぱり広場トレーニングなどで基礎を反復して出来る様になるって大切ですね。
今日明日は大阪でコーンズ大阪さんの試乗イベントで初登場となる舞洲(まいしま)スポーツランドにパイロンを置いた特設コースをはBENTLAY FLYING SPURで走ってますが、一般の方は思いっきりアクセルを踏むことも思いっきりABSが作動するまでブレーキを踏む事もやろうと思っても出来ない人が多い。
当然心理的に抵抗感があるのは当然だけど、いざって時に踏める、踏んだらどうなる、止まる、急制動しながらでも進路を変えられる、って出来る人と出来ない人は大きな危険回避の可能性の差が出るし、それを実体験した上での法定速度や周りの流れに沿った走りっていうのが本来の安全運転ですよね。
週末、天気が秋の安定期に入ってきた感がありますが、来月5日(木)のCCMC鈴鹿同乗ドラサポは残1席、そして今日は
Driving Academy TVも新映像公開日(220本になりました)ですから、インドアの方は是非登録してみてほしいな=と思います。
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Posted at
2020/10/24 14:37:42