
“負ける気はしないが気は抜けない”
毎日を過ごしつつ
ブログを見ていた知人から
“ドラテク王子”で売ったら?
と言われた澤圭太です。
富士100Rだけでネタを続けるのも
どうか?と思いますが
ここにはヒントが沢山あるので懲りずに行きます。
まずは、加速しながらどこまで行けるのか?
Aコーナーからどのラインで行くと向きを変え易いのか?
これが最初に当たる壁ですね。
①怖いとアクセルをかなり手前から戻していって前に荷重移行がしきれない。
②曲がりづらいからブレーキを掛けると止めすぎてしまう。
③ちょっと思い切ってアクセルを開けながら行こうとすると、
怖くてコース右端から離れられない。
次に、これでは向きが変えられないという判断で
Aコーナーから100Rのラインを一旦コース左に寄って
大きなラインで行こうとする。
これは、スピードは上がるけど距離を走っている上に
コースの汚い部分にタイヤを乗せすぎて不用意に滑ったりするから
怖い思いが増える割にはタイムには直結しない。
以上が原因で、
曲がらない、スピードが乗らないという症状が発生し、
どうしていいか?判らなくなるからテンションが下がる。
続いて、その状態で今度はクリップにはちゃんと付こうとする。
一応付けるけど、向きが変わってない状態だからアクセルオンをすると
どんどん外に孕んでいってしまう。
これは、
ヘアピンのライン取りが苦しいから加速が鈍る。
もしくは100Rの出口で折角踏んでたアクセルを戻すハメになる。
(登りになるのでポルシェ等は特に・・・)
ここで、
加速に応じて舵を戻して行く・・・というバランスが取れない。とか
リアの滑りが怖くて(滑った後の修正でタコ踊りを経験)・・・とか
思い当たる方の60%は
ヘアピン後の300Rが全開で行けない。でしょ?
そして、
そういう方の90%は
100Rだけでなく、全てのコーナーの入口から
クリップで充分に姿勢が作れない。
(原因は“止めすぎ”が多いが、他にも“行き過ぎ”で曲がれない、
単にステアスピードとラインが悪い等)
止めすぎてしまうと充分旋回してないのに、スピードを保とうとして
我慢できずに加速をしてしまい旋回力を輪を掛けて悪くしている。
でもラインが足りないから舵戻しが遅れてアクセルONオーバーになる。
そして次からは怖いから加速が鈍るという悪循環。
←あ、それ俺・・・て思います?
100Rはそんなアマチュアドライバーに精神的プレッシャーを与える上に
高速複合かつアップダウンもあって罠が多いんですね。
プロでも100R出口はアンダー出易いので
加速しながらフロントの接地性を保つために
軽く左足でブレーキを“充てる”(“踏む”ではない)ドライバーも居ます。
僕はそんなややこしい事しませんが・・・
(←“出来ません”でしょ)
でも大丈夫です。あそこをそんなに完璧に走れても
高速コーナー、全般がそうですが、劇的にタイムアップには貢献しない。
皆さん
苦手なコーナーって
何処なんでしょうね?
カート時代の
“得意なコーナーはストレート”という名言を思い出した
ドラテク王子かもしれないけど
確実なのは”鉄っちゃん”だと言う事、澤圭太でした。
(←早速使っているし・・・)
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Posted at
2008/03/06 15:44:45