
究極のシフト操作って何だろう?
シフトアップは問題無くても
シフトダウンは問題だらけの方多いです。
ハンドル操作が同時に必要だと混乱しますね。
でもMT車なら一般道路だって普段から練習できるはず
これが逆にクセが治らない原因でもあります。
一連の流れを解説すると、
①アクセルを戻す
②ブレーキを踏む
③クラッチを切る
④シフトチェンジをする
⑤アクセルを煽る
⑥クラッチを繋ぐ
以上です。
これをなるべく短い時間に素早く確実に行うのです。
ここからはチェックリストです。
①→②について
*アクセルを戻して直ぐにブレーキを最適なスピードで最大減速Gを
立ち上げるようにブレーキを踏めているか?
(シフト操作とは直接関係ありませんが)
③これはスパッ!とあまり何も考えずに出来るはずですが・・・
問題はここからです。
③→④→⑤ これはほぼ同時期ですが 時間の長さは③>④ タイミングは
③を行っている期間に④をしながら⑥直前に⑤・・・
ちょっと難しいですが
③クラッチを切る左足、④シフトチェンジをする手、⑤アクセルを煽る右足
これはほぼ同時と考えます。
④について
力みすぎるとシフトゲートの角に当たったり上手く入れたいギアに入りづらい
腕全体で操作をするより手首と手のひらを上手に使って
最小限の動力でクイック操作が基本。
⑤について
これはヒールでは無く、右足小指の付け根で”煽る”と言うよりは”触る”程度
重要度はブレーキを踏み続ける事95% 煽る事5%です。
(煽る事に意識が行く余りブレーキの等力が抜けないように、
アナログ体重計で針が動かないでこの動きが出来れば完璧です)
煽りたいけどブレーキ踏みながらは無理だから1回ブレーキを止めている人
→そもそも何でヒール&トゥーが必要か理解しましょう。
さて、
①→② ③→④→⑤ そして⑥と3つパートに分けて考えると良いでしょう。
しかし⑤まで上手に出来ていても・・・
⑥のタイミングが遅ければ台無しです。
煽った回転が高すぎる、
煽った回転が落ちてからクラッチを繋ぐ、
いつも書きますがヒール&トゥーが出来ないでサーキットを走ると言う事は
息継ぎが出来ない水泳選手や
リフティングが出来ないサッカー選手
バントが出来ない2番打者
受け身が出来ない柔道家
3の倍数でもバカにならない”世界のナベアツ”と一緒です。
究極とは言いましたが素早く確実に・・・そしてリズミカルにっ!
これだけです。
ドライビングはイメージ構築か出来る経験と全体のリズム感が大事です
ピアノ演奏のように重なり合う調和の美しさ、
メリハリがあってストーリーや情景を感じさせる抑揚
これが出せれば”チョ~気持ちイ~”シフト操作があなたのもの。
でもコーナー進入の一番車の挙動に集中したい時に
上手なシフト操作も求められるので
短時間に一杯仕事が来る。
ドラエもんがネズミを前に慌ててポケットから
ヤカンとか砂時計とかお皿とか猫とか
「そんなもの入っていたの?」というモノが
ワンサカ出しながらアワアワしている状態です。
さあ、
皆さんのシフト操作の問題点て何でしょうか?
そしてどうしてヒール&トゥーが有効なのか、知ってますか?
32歳になっても”究極のドライビングコミュニケーター”でありたい
澤圭太でした。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2008/08/16 21:55:32