
先日のFSWドラサポでドライブさせて頂いた
あの方も996GT3後期型
ここ数年のクルマとオーナーさんの進化をずっと拝見してて
いよいよ仕上がりも最終段階に近づいてきたのでは?
そう感じてます。
昨年の1月にドライブした際は52秒6、
そこから空力(Rディフーザー)、リジカラ、
軽量化、ハンコック装着で今回51秒03。
タイムは今までの進化からしたら予想範囲のタイムですが
5月ですから季節の差を想定するとその差1秒6以上のポテンシャルアップがあるということです。
恐らくもし1~2月に新品タイヤでアタックしたらここから 更に- 1.5秒前後は上乗せあるでしょう。
→ と言っても簡単に机上の空論通り行かないのも面白く、また難しいとこだったりして・・・
車載映像は >>>
こちら をご覧ください。
ディフーザー効果で速度の高いコーナー(特に100R出口)はアンダー傾向
ハンコック装着で前後ともに若干減衰不足(リアの不足度が大きい)← 最終の挙動の乱れなど
Bコーナーはちょっと行き過ぎてABS作動しすぎてます→出口オーバーーはそれが原因(愛嬌)
対策としてフロントの○○アップやスタビ○○化で抑えるか、
リアの▽△を上げるか?キャンバーを■■してロール時の**性を上げるか?
(この時のタイヤの温間値が若干上がってしまっていたのも原因)
フロントの○○を上げると、ハードブレーキング時の@@ももっと抑えられる
フロントの##も同時に抑えてプッシングアンダーを消せるか?
いろいろな手法やアイテムで車の挙動を若干調整すると良いでしょう。。。
しかしそれらはその日その時そのLAPでの事ですから今後それらの変化が必ずしも
状況を更に好転させる決定的な一打になるとは限らない・・・
大事なのは何が起きていて、それらは何が原因で、何をどうすれば効率よく解決できるか?
考えてみて、やってみて、結果を検証してみて、ドライビングで調整できる範囲なのか?
クルマで対応できる範囲なのか?別の理由で起きているのか?
・・・ これがクルマ作りの楽しみ(笑)
是非絶対的なタイムも大事、”瞬間的な速さの儚さ”を思い知るのも良しですが
”その過程を楽しむことを忘れず”に皆さんにもサーキットライフを謳歌してほしいと思います。
いつものドラサポとは与えられた状況が違うので走り方もダイブ違うの分かりましたか?
皆さんに見てほしいポイントは・・・(オーナーさんだけが知りうる特権ですから内緒です 笑)
大事なのは私が速く走ることでなく、個々のオーナーさんが満足できる環境づくりですから・・・
関連資料は
こちら こちら こちら
Posted at 2011/05/20 11:18:02 | |
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