
突然ですが・・・
家の近くの贔屓にしてた蕎麦屋さんが潰れました。
ウチの長男と同級生のとある家族が
こじんまりと家の1階をお店に改装して住宅街の中でやってました。
特別美味しい訳でも、でも家の近くだったから偶に奥さんとランチに行ってました。
聞くところによると・・・潰れる10日位前に全品50円値上げをしたそうです。
蕎麦屋の利益率は知りませんがもりそば380円が430円になるのは印象が悪い。。。
夫婦で経営してたので席はテーブル4×4席位ですが昼間は結構忙しそう。
出前も受けてたので旦那が配達に行っている時はどうしているんだろうと不思議でもありました。
蕎麦屋は通常昼はランチ、夜は呑み所としても活用している人多いですよね。
でもここは8:30ラストオーダー、小学生の子供が居るから仕方ないとはいえ
きっと蕎麦よりも利益率が大きいお酒で稼げる時間が住宅街だからとはいえ少ない・・・
この50円の値上げは兆候だったのかもしれませんが、もっと何とかならなかったのでしょうか?
経営が厳しくなってから値上げという安直な方法を取るのは
”タイムアップの為にまず馬力を50馬力上げました”みたいなモノで、
バランス崩してタイム(利益)が落ちる事も・・・(笑) ここで私は考えました。。。
1 値上げでなく蕎麦の量を若干目減りさせる ← ばれるか?(笑)
⇒ その分、ライスを無料で付けるか大盛無料とかにするなどの合わせ技が必要
2 昼間は出前専門にするか、メニューを簡素化して効率を上げる
⇒ 例えば釜揚げうどんスタイルにして付け合せメニューで稼ぐ等
3 ランチタイムと夜の営業スタイル(時間)を思いっきり変える
⇒ 夜は宴会グループパッケージ中心の営業等(地元ならではの・・・)
4 芸能人〇〇の親が経営している、地元で隠れた名店蕎麦屋などキャッチーなPRネタを売る
⇒ 口コミはやっぱり影響が大きい(ちなみに基本愛想が無い感じでした)
私が心配する事でも何でもありませんが、家に近いからという理由だけで人は来続けないという事
よほどスペシャルな何かが無い限りは”何が効いたか解らないけど一通り風邪薬を飲んでおく”
みたいな「合わせ技 = 総合力」で勝負するしかないのです。
如何に安く仕入れ、如何に価格競争に負けない付加価値で、お客様に満足頂き、工夫を凝らして、
お客様のニーズに合わせ、結果的に多少高くてもバリューがあればまた来てくれる。
お客さんがお客さんを連れてきてくれる・・・このサイクルを全力で漕ぎ続けるという事ですね。。。
お店の人が”蕎麦を作るのが三度の飯より好き!皆さんに美味しく食べてもらうのが幸せ!”
そんな雰囲気が今思えば感じられなく悲壮感漂う感じだったかも・・・
これをサーキットに当て嵌めてみると色々とこの業界は凝り固まっている。。。
これは業界全体の問題だと思う反面、だからこそワンスマには突破口があるはず!
そうも思う今日この頃、澤圭太でした。
画像 >>> ワンスマの中でも最もユルく運営側が一番楽しんでいる カノカレカップ まだ枠あり(笑)
Posted at 2012/10/23 11:56:39 | |
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