
ルマン24時間参戦を機に自分のルーツを確認するシリーズ。
今日はDTM代表のドイドイこと、土居氏です。
知っている人は知ってますが私が輝かしい結果で(笑)F-4関西シリーズを獲得。
なのに1年留年して2001年に全日本F-3選手権に出場していたチームの代表です。
本当に借金まみれでしたが、あの時がなければ今はないと心の底から思います。
結婚式のスピーチもお願いしました(笑)
開幕前のテストでスピンしまくりで赤旗ばっか出して迷惑掛けてましたが、開幕戦の鈴鹿はRd.1が5位、Rd.2(日曜)が雨の中6位でした。
今では平凡な成績でしょうが、当時は外国人Drばかりが上位、日本人はトムスか童夢に乗らないと前に行けない時代でした。
ポッと出のF4ドライバーがトムスの傘下チームとは言えいきなり日本人最上位で鈴鹿も予選で確か1分58秒5。
2分の壁を破る日本人ってそうそういなかった。
次のラウンドは筑波でここでも表彰台を争い、その年チャンピオンになる童夢のBトレルイエや小暮選手、山本左近選手、井出選手などと上位争いをしてました。
自分でも理論も何も無い当時、とにかく死ぬ気で走っていただけでしたがきっと輝いていたと思います(笑)
資金難で参戦を中断するRd6 富士戦までランキングも日本人最上位でしたから。
当時から新人ぽくない”おっさん走り”も得意でした
私の人生でキーになる方は総じてそうかもしれませんが技術を教わったというよりは、メンタルや思考や切り口を伝授されたというのが正しいかもしれないですね。
技術は自分の感性や必死さから自然と盗むものだと思いますし。
土居さんからはレースに対しての考え方、レースを通じた仕事に対しての向き合い方で影響を受けていると思う。
だから未だに土居さんと私の共通の知り合いからは2人の話し方や考え方って凄く似ている気がするとたまに言われます。
最近は土居さんも海外の業務が多く、たまに海外のレースの場でお会いする位、お互い忙しいのでなかなか会えずに今日となりましたが、今日は海外からの帰国後の時間を取って頂き、ファミレスで2時間弱程でしたがまたまた沢山の影響を受けました。
昨年のルマンでも実は現地でお世話になっていて、今年Drとして現地で澤と会えるのはF-3時代から考えると感慨深い!と。
私も”土居門下生”として今自分で確立してきた立場を更に伸ばせたらと思います。
ルマンの現場の生の情報やアドバイスも頂けて助かりました!
彼からは本当に心に響く名言が多く・・・
『自分が出来ない仕事は周りから依頼されない』
『その時の自分が何を考えていたか?を忘れなければ同じ過ちはしない』
など、今の自分にも焼きついている事が多いです。
さあ頑張ろう!!な1日です。
Posted at 2016/03/09 21:49:07 | |
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