澤　圭太のブログ一覧

久々に平穏な週末でした。

昨日は子供を後ろに乗せて自転車で
近くの新京成電鉄の車両基地見学会に行きましたが
普段クルマで移動をすることが多いので
自然とクルマ中心で物事を考えてしまう。。。
これは良くないと痛感しました。

後ろに15kg以上のウェートを積むと上り坂で加速すると自転車でもアンダーっぽくなるとか
片側にしか歩道が無いとそれが逆車線であろうが、
本来自転車は車道を走らなくてはいけないルールであっても自分たちともう1台の2人乗りの為に
敢えて歩道を走った方が安全である、
大した距離ではなくても、そういった事を考慮しながら走ると時間が掛かるという事、
クルマ側は気にしてないけど、至近距離を追い越されるのは凄く恐怖感があるという事

これらを再認識しました。立場が変わって自転車で歩道を走行している時、
きっと歩行している人は私たちがクルマに対して感じている事を同じように感じているはず。

学生が通学路を横4列とかで歩いていて、クルマがとても通り辛いという状況だって
彼らはクルマからどう見えていて、どう感じるかを知る由もないから・・・
「相手の立場になって考えて行動する」のはその立場になった事が無いと難しいですね。

でも普段クルマで走るスピードでは気づかなかった”新しい景色”もあったんです。
「ここのミラーは見辛いな～」、「こんなトコにお洒落な店があるんだな～」という新しい発見も！

サーキットを走っていても相手の技量とスピード域を知らないと
うまく抜きつ抜かれつのタイミングが取れなかったり、
コースをゆっくり走行出来る機会があると自分が攻めているだけでは気づかない
「これ良い目印だな～」「意外と縁石使えそうだな～」等の新発見があったり。

環境や条件を変えてみる、そしてそれによって起きたの変化を確かめながら楽しむ。
奥行きのある経験や知識は「飽きる」という事を予防できるし、多角的な視点を持つトレーニング！
結果的に自分や一緒に走る仲間も含めて安全性向上や見識の向上、楽しみの向上にもなる！

そういう新発見を見つけるセンサーを鍛えると言う意味でも
27日（土）のカノカレカップや28日（日）の8ers/広場トレは有効だと言う告知でした（爆）

11月のワンスマの目玉は何と言ってこれっ！！
袖ヶ浦フォレストレースウェイを”袖森”と言い始め
コースのスタッフの人たちまで袖森と言って下さり（笑）
どこかのサイトでは
”「袖森フェスタ」ってネーミングが古臭い”と言われ
⇒　”フェスタ”でなく”フェスティバル、袖フェス”です。
⇒　それでもまだ古典的なネーミングかもしれませんが

もう今回が9回目！　未だに初回の大変さを思い出します。。。
でも良い意味で”慣れてきて、余裕が出てきて、定着してきた”と感じます

今回もイベントの趣旨 / モットーは引き続き・・・
「家族・友達・クルマ仲間を巻き込める環境」
「連れてこられてしまった人たちを楽しませること優先」
「走る人は勝手に楽しく走って！」（笑）　
これで行きますが・・・更に色々な意味で攻め込む手は緩めてません。。。

走行クラスはいつもの通りの以下です。
1. 走る系（今回は通常のみ）、体験系（体験+ or FAMILY）
2. 合体系（もうすぐデビュー or ライセンス取得の”ODS48”）
3. 占有走行系（BMW MINI、FIAT & ABARTH、GOLF CUP）

これらワンスマ流の走行プログラムをベースに、ここからが大切で・・・（笑）
グループ・クラブの代表＆リーダーの方必見！、イベント相乗りOFF会プランなども応相談です。

A プロカメラマンによる走行写真 & RQと愛車の記念写真撮影（要事前申込）
B 初ジョイント！流し撮り職人による写真教室
C ケータリング（初メニューも登場か～！？）、スイーツビュッフェ（恒例です）
D レーシングギア特価(FETさんは今回も〇十万の売上達成！？）
E みちよつの似顔絵コーナー
F チャリティー整体（RQが衣装を着て悶絶する姿が恒例の・・・笑）
G コースウォーク & バスツアー （私が運転してバスをフルロールさせます！）

そして実は目玉賞品と新プログラムのお知らせが～～～～～！　（来週発表します　笑）

今回は既に総台数150台超え必至！
是非引き続き袖森で皆さんと”大人のサーキットの楽しみ方”に新風を吹かせましょう～～！！

秋になって涼しくなってきて
満を持してこれからの半年間は
”走りたい病”再発の方・・・多いと思います（笑）

今日のワンスマはドライビングサポート（通称：ドラサポ）の
ツインリンク茂木（フルコース）版でした。

来週PCCJ最終戦を迎えるカップカーの方（シリーズランキング激化！）
既にFSWで何度かドラサポ対応させて頂いている、996GT3 + KUMHO V700 の方でした。

ワンスマのドラサポはFSWのスポ走や走行会だけでなく袖森でも、ここ茂木でも可能ですし
鈴鹿のチャレンジクラブでグループドラサポやってほしい！や
オートポリスのスポ走でマンツーマンでお願い！だって”有”です。

日程はHPに”一応”開催候補日を書いてますが
場所と日程はご希望を頂ければ可能な限り調整しますので
『●月▲日に■■サーキットのスポ走でドラサポ希望』とご連絡頂ければ
DATAロガ機材とモニターと車載カメラとプリンターと装備品、そして4色ボールペン持って
ワンスマレジアスエース君で伺います！

また、実際に走る前にバーチャルでトレーニングを！という方向け、
来週24日（水）夕方～　代々木上原のRFCにてシュミレータートレーニングです。
1名興味がある方はシュミレータードラサポ受付けますのでご連絡ください。

さて、茂木を走ると改めてブレーキングの正確性だったり、”曲がれる速度”の判断が大事で、
シフトダウンによるエンブレの使い方、ブレーキのスタイルによって
カップカーは特に年式によっても、車高バランス、トーとキャンバーのバランス、
ブレーキバランス、ダウンフォースの使い方、エア圧などが微妙だけど変わるんですよね！

アジア（PCCA）での私の経験値とも、やはり路面環境が変わると若干違うのです。

大事なのはドライビングと同様、『これはこう』という直接的な答えを断定的に拾うのではなく
考え方を知ったり、理屈と起きている事象の両面から判断を重ねていくという事ですね。

だからソフトとハードが大事なのではなく
それを結ぶ『回路』を開発する事がセットアップでもドライビングでも
”自分のモノにする”と言う面では大切だと言う事です。

でも結局の所やろうとしている事は世界津々浦々のサーキットの各コーナー共通で、
より短く止め、短い間で向きを変えて、アクセルONスタート時に適正な角度、
姿勢に整えておく為に何をどうするか？　これが永遠のテーマに変わりない。

自分も毎日、毎LAP、毎コーナーが色々な意味で勝負で、経験の積み重ねだと再認識。

カップカーの方はスランプ脱出の気配で来週に向けて手応えあり！
GT3の方は広場トレを経て操作に自信と落ち着きが感じられ今ならFSWもタイムアップしそう！

そんな嬉しさと充実感、満載の茂木1日でした。　さあ帰ります～～！！

15歳の時、父親を説得して
四街道の新東京サーキットで開催してた
レーシングカート試乗会に参加。
その時にヘルメット越しに見た
新東京サーキット（旧）の景色は
野球ばかりをしていた中学生の私には刺激的でした。


その後自分の足でショップを巡って高校受験合格の代わりにレーシングカートをスタート。
学業そっちのけでバイトに明け暮れ、進学校360名同学年の中で唯一進学希望ではない自分（笑）

卒業後、カートショップでもバイトを始めて人一倍走ったカート時代、
借金まみれになって始めたフォーミュラーレース、挫折や失敗ばかりで不安なまま24歳で結婚。

自分の魅力や持ち味が少しづつ解り、自分を受け入れて向かい合えるようになった30代、
周りの雑音が良い意味で気にならなくなり、家族が増えてモチベーションが上がり、
良い仕事やパートナーに恵まれるようになると自然とレースも結果が付いてくる
よし、借金もどんどん返せてきた！（笑）

1流のプロだけがプロじゃなく、自分は”1流の2流”を確立しよう！そう思うと楽になった。

そんな20年のレース生活はあとどれ位プロとして続けられるか解らない。
でも”いつまでも澤圭太らしさが輝いていて欲しいな”という想いはどんどん強くなっていく。
澤圭太がレースをしてないとどうなるだろう？少し考え始めた最近。。。

今まで自分を支えてきた気持ちは・・・
”継続”　”腹を括る”　”人一倍考えて工夫する”　”常に微調整してその時のベストを尽くす”
そして何より”常に実力を磨いて自分の置かれた環境を感謝しつつ楽しむ”ことです。

毎年シーズン終盤を迎え、マカオGPが近づくと自分の足跡を振り返ってみたくなります。

そして1997年の現役カート時代から始まった専門誌【ジャパンカート】のコラム
これを毎月編集部の担当者の方に締め切りを迫られながら（笑）入稿すると想いを再認識します。

今、原稿入稿し、その勢いのままブログを書いてます（笑）
15年間×1年12回 = 180個の想いや自分の経験がこのコラムには詰まってます。

特に最近は14歳の子のフォーミュラーデビューに向けての協力をさせて頂いていて
自分の時の事を思い出す事が多く、時間を掛けてリスクを背負って築いた自分の経験を
これからは必要としている方々へ還元し、形にしていく時期に差し掛かってきたと思います。


ここでも”新しい仕掛け”始まるよ！！（意味深）

”更に卵を乗せて走るイメージ”ではありませんが
参考までに27日（土）に千葉市のインドアカート場
ハーバーサーキットで開催する
”最後の彼女のカレラカップ 9th FOREVER”に向けて
前回の私の車載映像を紹介します。

大井松田のスプリントレース×5回の模様はまた改めて・・・
（期待している方ごめんなさい）

7分間走行を3回やって（7分間フルフルだと14LAP位出来ます）
軽食が出て、麻宮さんとダイレクト交流が出来て、RQが衣装のまま走っている姿が拝めるかも？
⇒　いつのまにか恒例になってる（笑）　そして超レアな賞品の数々が出て・・・

5名グループで申し込むと1000円安くて、一緒のグループで走れて、
レースが出来たりする走行プランのチョイスが可能だったりします！！

カノカレ・麻宮さんファンでなくても　お得　です。

実際に家族や職場の仲間でカートを楽しんでもらおうと沢山連れてきて
自分の今後の遊びに理解をしてもらう作戦として活用している方も多いです（苦笑）

映像を見て貰って解るとおり、室内カート = 滑らせて楽しむ”スリックカート”ではなく
本格的なグリップ走行をしないとタイムに直結しません。

ただ重量があってコースが狭くてクラッチ付の4ストエンジンです。
純粋なレーシングカートサーキットに比べるとそれでも路面のμが低いと言うのもあって
独特の走らせ方が必要とも言える、そこを試しながら考えながら走るにも実は良いトレーニング！

是非興味のある方は仲間と参加してください！！