
昨日の車載をご覧頂き、皆様から色々な感想を頂きました。
ありがとうございました!
車載映像から色々な事を考えたり発見できるのも凄く大切!
そしてポイントとなるのは・・・
走りの理想があっても常に完璧にトレースして走っている訳では無く、修正修正を重ねて、例え少し失敗しても一番ロスの少ない方法でまた修正し走り続けているという事。
岡山国際は私がカートを経て、4輪走行を始めた98年から走っているコース。
F4チャンピオンを決定させたコースでもあり、はたまたGT300で全損クラッシュをしてしまったコースである。
様々な悲喜こもごもの場所でもあるんですが、私はいつも以下のようなポイントを心掛けて走行します。
1コーナーはFSWヘアピンを逆にしたような感じで、2速か3速か迷う。”入口と出口のRが一緒のつもりで進入したら実は出口が大きくて早くアクセルONが出来た”という走り方を心掛ける。
1コーナーから2コーナーのアプローチ(左から右への振り)が大切で、逆にこれが上手く行っていれば2コーナーのアプローチが目いっぱい右からでなくてもOK。
2コーナーは旋回中のアップダウンの変化がある事を考慮したアクセルワーク。
S字は基本全開だが抵抗が無いラインとステアワーク。
アトウッドのブレーキングから脱出は使用ギヤや加速&旋回性、クルマの特性に応じてCPから離れる位置を決める。丘の上の8番ポストに対してどうか?を常に考えている。
ヘアピンブレーキングから進入は100M看板に対して何処か?バンクを使って左前輪をしっかり潰し、出口も次の下り左のアプローチを考慮してどこまで外を使うか?を考える。
下り左もヘアピンからのアプローチでなるべく右から進入、だがここも1~2コーナー同様、位置よりも姿勢作りに専念。左のCPはアンダーが出易いので引っかけるイメージ。(だがCP付くの難しい)
W左は外側のフラットな縁石を最大活用、エスケープ(ショートカット退避路)上で2個目の左アプローチ開始。
2個目左の出口は地味に登り坂なので脱出速度重視。
Wヘアピンは1個目IN側から離れるのは縁石が無くなるポイントで、1個目と2個目の加速しながらのラインが重要。2個目はINに早く着くか?CPを奥にとってアクセルONをしながらCPを通過するか?車両によって決める。
マイクナイトは下りの中速コーナーなので入口アンダー、出口オーバーに気をつける。
最終も引き続き下り、入口でリアの挙動を崩さない進入ライン&出口は外側縁石を目一杯活用。
文章化すると大変な事になる・・・(笑)
そして何を考えているか?ではなくてどのように考えているか?が大事!!
走行中にこれらを考えながら走るのは難しいので事前のイメトレが大切だったり、これら走り方のポイントとクルマに求める”ここではこうであってほしい”というセットアップのポイントはまた違う。
クルマの状況、自分の操作やメンタルの状況、そして外的状況を常に考えながら走るというのはどこのサーキットであろうが家から職場への移動だろうが・・・変わりないという事でもありますね!
FSW編や袖森編、はたまた茂木や鈴鹿編の場合は是非
ワンスマDVDを参考にして下さい!
・・・というPRでした(爆)
Posted at 2013/06/28 10:23:43 | |
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