
今日は”何事も準備が大切”って話です。
まずは袖森FESTIVAL 30th / 袖-1GP Rd.5はいよいよ明日。
今回は台風15号、19号などの被害でサーキットも修復工事があって、本当に30回目という節目だけでなく色々と感慨深めです。
185台以上の総参加台数の皆様の為に昨日(8日)、準備作業を進め、ほぼ完了。
あとは細かい備品などの追加買い出しをこれから行ってきます。
協力業者さんも、協力団体さんも、スタッフも...ワンスマで年に3度の一番大きなプログラムなので本当に大変。
そして、今回は収益の一部を台風被害にあった方々への義援金として後日寄付をしたいと思っております。
明日の現場でも皆様のお気持ちを集めさせて頂いて、まとめてしかるべき団体に寄付をしたいと思っております。
サーキットで楽しめるのはサーキットがきちんと管理運営されて安全に走れるから。
だから楽しむ(楽しめる)人が少しでもその地区で苦しんでいる方がまだ居る人たちに楽しめた分だけ気持ちのおすそ分けが出来たら幸いです。
(我々はそれを先頭きって雰囲気を作って音頭を取っていくことが使命です)
準備と言えば。。。昨日はFerrari Challenge(488Challenge)の試乗会のコーチング協力をさせて頂きました。
4名の参加者の中にはワンスマを通じてお知り合いの方も居て(笑)
コーンズさんの大盤振る舞いプログラムで、3時間のコース貸切でコーチと付帯するサービスも付けて、何かあっては!とスペアレンタカーまで用意する内容。
前日の30分スポーツ走行で2台の作動チェック走行を実施。
チェックのみならず、当日使うインストラクターの見本走行の映像やデータも収録、新品タイヤ×2セットの皮むきまで、本当に綿密な想定の中で実施出来ました。
1台目Out → In (マシンチェック+1set目タイヤ交換)、Out - トラコン作動チェックしながらの計測1LAP(この気温域でのタイヤの温まりも勘案)、計測2LAP目で1分41秒3記録 → In、2台目(2set目のタイヤ既に装着)に乗り換えてこちらはタイヤの熱入れとチェック走行の為だけにOut → ストレート通過1回 → In。
ここまでを22分間位で実施して当日の本番で参加者の前でチェック走行からスタートではなく、最初からタイヤ温め + 同乗走行1名目からスタートして、参加者の方の走れる時間をなるべく沢山確保する、セッション中のDr交代や車両整備を焦って安全性が落ちないで済む様にする...
そうやって事前に綿密に起こりうることを想定&シミュレーションして、やれることをやっておく、その為のコストや時間、リスクを提供側はケチらないって事が大切です。
これは、参加者側からしたら...
良い内容のものは適正価格でないといけない、見た目の金額でしか高い安いの判断が出来ない人には分からない部分かもしれませんが、消費者側もそういう眼を持たないと価格競争から生まれた”良いもの”と違うレベルで生まれた”良いもの”の差が分からない、ニーズに合わせた使い分けが出来ないって事になってしまいますからね。
袖森FESを始めとする各種ワンスマプログラムやこうしたコーチング業務は当然後者の”良いもの”でありたいと思っています。
Posted at 2019/11/09 12:57:26 | |
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