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澤 圭太のブログ一覧

2020年08月29日 イイね!

明日APGワンスマカート個人枠急募【ディーラーサーキットプログラムの意義】

明日APGワンスマカート個人枠急募【ディーラーサーキットプログラムの意義】真夏の連続サーキットWeek、8月最後の山場を駆け抜け中です。

DAY 1はFSWにてMcLaren Senna GTRという希少なクルマと昨年私の相棒だったMcLaren 720S GT3車両のチェック走行が1日目。

そして昨日はDAY 2でMcLaren TOKYOさんのワンスマプロデュース「Driving Lesson」、広場トレーニング→レーシングコースのプログラムでした。

Day1のSenna GTRと720S GT3もこのプログラムのレーシングコースの枠で参加される為の事前チェック走行でした。

本日はDAY 3、場所を袖森に変えての「GENDAI OIL Presents 袖-1GP 2020 Rd.4」を開催。
朝から30℃を超える厳しいコンディションの中、17台の参加者の皆さんはBest Timeは出ないかもしれないけど、その独特のルールで気温が高くなればなるほどコンディションハンデでスコアに反映されるので、逆に「Best Score」は更新できる可能性があるというプログラムです。

私も汗だくになって朝から基準タイム設定の無かったAMG GT、Civic Type Rユーロ、Vitz Nゼロ仕様の3台をドライブしました。

明日は連荘最終日、朝からFSWワンスマラウンジ開放日でドラサポも実施、夕方からはFSW近くのAPG御殿場にてワンスマカート 2020のRd.3が開催です。

涼しくなってからだし、日曜の午後2時集合なので行きも帰りも混まない可能性高し。
現在、中級クラスが7、初級クラスが4チームのTOTAL 11チームとなっています。
中級クラスの方は個人参加あと3名枠がありますので、是非ドタ参お待ちしています。

>>> こちら

さて、話はMcLaren に戻りますが、高級スーパースポーツカーを買って、安全に楽しく走るってやっぱり、最近は一般道でも道具の使い方間違えてしまった人やサーキットでも気を付け方を知らなかったのか?悲しい事故が報道されてます。

300km/h近くからFSWの1コーナーで一気に100km/h以下まで急減速、1トン以上の物体がそうなる時、ブレーキは家庭用のお風呂の湯舟が沸く位の熱量が発生していると言われます。

FSWの場合は1周で2回ビッグブレーキあるし、それ以外にも少なくても4-5か所ブレーキを踏む場所がある。

どれだけちゃんとメンテしていたり、ちゃんと強化/チューニングされている車両だって、レーシングカーじゃない限り、この季節に連続走行なんて出来ないものです。
それはポルシェやマクラーレンであっても変わりません。

そういう何が危ないか?を知らないで走ってしまう人が少しでも減るようにメーカーやディーラーがこうしたサーキットを舞台にしたプログラムを開催するのは非常に意味深い事です。

そしてそれは参加者のみならず、整備をするサービスの人のトレーニングにだってなります。

一般道を走る為の整備とサーキットを走る為の整備は違うので、ユーザーの用途によって「このままでブレーキはまだ大丈夫ですよ」の大丈夫レベルが変わるという事、道具を整備する側も限界点の高い所で一般道走行では想定してない事が車に起きる事を理解した整備が出来るかどうか?国産メーカーはモータースポーツシーンにもディーラー系のチームが参戦するようになってきましたが、実は更にパフォーマンスの高い輸入車系はまだPORSCHEやロータスなどの古くからサーキットに根付いたメーカーだけで、Audi、Mercedes/AMG、McLaren、Ferrari、Lamborghiniなどは今まさに車の性能が高くなって”気軽”にサーキットを走れると思っているユーザーが増えたことで始まってきているというのが現状です。

ワンスマはメーカーに拘りなく、サーキットを安全に楽しく、そして上手に走れる様になりたい方が集まってくれることで経験値を増やしてますから、こうしたメーカー系のプログラムとしてサーキット走る人の為のプログラムを構築するのは、お得意な分野なのかもしれません。

まだまだ暑い日が続きますが、8月ももう終わりますっ!! 涼しくなってサーキット走行本格的なシーズンも実はあと少し、、、アマチュアだからこそ怪我したりしたら元も子もないので、是非車のメンテを怠ったりケチったりせずに、安全を期して走行の機会を設けてほしいと思います。
Posted at 2020/08/29 13:52:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年08月25日 イイね!

ドラアカTV新映像紹介とプライオリティ(優先順位)を自己判断の話

ドラアカTV新映像紹介とプライオリティ(優先順位)を自己判断の話ちょっと久々の投稿となりますが皆さん残暑お見舞い申し上げます。

先日ワンスマが運営する有料会員制チャンネル「Driving Academy TV」は新映像を公開しました。

これで合計198本っ!!
次回(9月12日予定)は遂に200本超えです!!

今回は、、、
マクラーレン570S FIA-GT4レンタル車両 車載@FSW
718ケイマンGT4 FIA仕様 vs ロードカー@鈴鹿

とFIA GT4車両(空力+α、タイヤはスリック、でもパワーは性能調整がある)というマシンとそのベースになっているロードカーを同じコースで走らせる事でマシンを構成している要素が変わるとどう変わるのか?

特にアマチュアドライバーにとって速くて運転し易くて安全なマシン像ってどんなものなんだろう?そんな切り口で作っておりますので乞うご期待です。

先日のワンスマの8ers広場トレーニングでもそうでしたが、”サーキットでタイムを出そうという”という時に「プライオリティ(優先順位)を自己判断」が凄く大事です。

それがスマートに出来るのが「大人の嗜み」と言えますね(笑)

例えば、走行距離はなるべく短くしたいけど旋回速度は落としたくない、ブレーキは奥にしたいけど加速も手前から出来るようになりたい、、、
距離なのか?速度なのか?2速なのか?3速なのか?こっちのコーナーを速く走れる様にするのか次のコーナーなのか?”安全に走りたいけどタイムは出したい”って言うのも実は相反する要素。

サーキット走るというのはリスクがあるスポーツなので、リスク管理が出来ない人は危ないけど出来る人は出来る分だけリスクを安全な範囲で削っていける。

サーキットは危ないから、一般道で死にたくないからサーキットは走らない、免許持っているけど運転はしない。
それも一つの答えですが、走る事だけでなく、これがもし仕事だったら「コロナが怖いから仕事はしない」って訳にはいかないので、どうやったら安全か?方法を考えるし、方法を考える為に構成する要素を洗い出しますよね?

仕事なら、貰っている報酬のバランスや、クライアントによっての特性でバランスを取って、担当者への相談の順番や内容も自分の中のプライオリティ(これは時々によって変化する)に則って動きますよね。

今回の場合はA社優先だけど、その分報酬が多いB社には状況を説明して次のここではこちらに軸足を置かないと、とかゴルフだったらつま先下がりでラフだから右に打ち出しやすい事を想定して少し球を左側に置いたり、体の向きを左にしたり、スライス球を打たない打ち方をしたりって色々な項目で包括的にバランスを取る。

そうなった時に車でサーキットを急いで走ろうとしたときに大切な精度の高い操作調整力だったり、自分の立ち位置(車の位置)だけでなくどっちを向いているか?(自分のこれからの方向性)が大事だったりもするし、今は普段の生活もサーキット走行みたいに「基本リスクが高いと言われている世の中だから」上手にリスク管理とバランス調整をするって、その感覚が活きるんですよね。

ブレーキも
良く止まって、コントロール性が良くて、減らなくて、ダストも出なくて、音もしなくて、ローターも攻撃しない、、、なんてパッドは無いし

ゴルフの玉も
良く飛んで、方向性が良くて、打感が良くて、グリーンでピタっと止まってくれる、、、なんて球ないでしょ?(笑)

クルマもそう、イベントへの参加だって一緒です。

自分のニーズや置かれた状況の中で1項目だけに100を使うのではなく一番最適なバランスで一番欲しい所が高くて、一番じゃないけどむげには出来ない要素をどの位配置させるか?

これを「プライオリティ(優先順位)を自己判断」としてスマートに出来る人がドライビングは上手なる人であり速くなる人であり、安全に走れる人なんだとと言えます。

そんな奥深さを垣間見れるワンスマプログラム各種ですが9/24(木)の広場トレーニングは一般枠追加しました。他にも募集中の広場トレや夏の広場トレの成果を試すべく各サーキットでのドラサポや袖森ドラスー(10/4を次回は予定)などもあり。

9/29(火)はトレド246さんのFSW走行会で同乗走行が可能なドラサポも3枠追加枠拡大しております。

是非、宜しくお願いします~!
Posted at 2020/08/25 10:45:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年08月16日 イイね!

悲しい事故の連鎖『何かの”差”が生じた時、気づく力が低下した時必ず起きる』

悲しい事故の連鎖『何かの”差”が生じた時、気づく力が低下した時必ず起きる』自分の場合はゴルフに置き換えると分かりやすいんですが、、、

練習場だと思いっきり打って自分の100%の力でどの位曲がるのか?方向性は?飛距離は?って試せますよね。

10回に2-3回はそれで自分の中でも会心の当たりが出たりもする。
でもそれ以外は色々と起きる。

でも、同じようなフルスイングをコースに出てアマチュアが出来るかと言うと難しい。

それは左右が狭くてOBだったりハザードだったり、打つ場所も練習場みたいな綺麗な所ではない事が多い。

上手い人ほどいい場所から打てるからミスないし、そうでない人ほど罠にハマる所にボールが良く。(車も一緒:うまい人はミスしないラインを走っている)だから7Iで140-150ヤード練習場で打てたとしても、コースで残り150ヤードだったら6Iでコントロールする余地(マージン)をもって軽めに打つし、実はスコアメイキングで大事なのは第一打だけでなくグリーンが近づいてからとグリーンに乗ってから(1打には変わらないから)って事を学ぶ。

クルマの場合は思いっきり打ってもちゃんとほぼ100発100中で自分の思い通りの玉を打てるのは様々なシチュエーションで様々な車両をDriveしてきたプロDrだけで、アマチュアはゴルフ以上にサーキットでOBは絶対に避けなければならないから”安全マージン”を取らないといけない。

そしてもっと大切なのは、変化に気づく力だったり、違いに応じた調整力。
(傾斜やアップダウンなどを無意識に加味して打てるか?)

一方、ゴルフと車が決定的に違うのは、1打1打素振りが出来ない事や、次打つまでにじっくり考える時間がない事(走り出したらコース上で止まれない)。

4名でよーいどん!で第一打を打って、他のプレーヤーの打つ玉や人同志が接触しない様に、でも少ない打数で速くカップインした人、ホールアウトした人が勝ち、というゲームをやっているのがサーキットでのクルマ遊び。

首都高や一般道でPORSCHEで思いっきり走らせちゃうのは140ヤードしかないショートホール(グリーンの奥はハザード)でドライバーで第一打を打つようなもの、思いっきり振ったら全然オーバーして池ポチャしちゃうからコントロールしないといけない。

普段は走り慣れてないアマチュアがサーキットで高性能はマシンなのに調子を崩している事に気づかないで走らせてしまうのは、自分のスイング特性を知らずに決してフィットしてない”T.ウッズなら300y飛ばせるドライバー”でコースボールだと思っていたら実は練習用ロストボールな事にも気づかずに「なんかいつもと違って飛ばないな~」と余計に力んで変な球筋になってOBしてしまっている状態。

レーシングカーに比べて馬力はあるのに、レーシングカーより重たくて、空力によるダウンフォースも弱くて、タイヤのグリップも低い、ブレーキだって夏場の高速連続走行には絶対に耐えられないって事をほとんどのアマチュアDrは知らないで慣れで走ってしまっているという事と、高性能なタイヤやブレーキは消耗が必ず早く、賞味期限が短い(特にレース用ではないタイヤやブレーキ)という事を知らない事、クルマも人もある程度ルールで範囲が定められているレースの類よりもスポーツ走行や走行会はモノ(性能)の差だけでなく、人の技術や意識の差が大きく、そこに不運が重なった時に大きな事故を呼ぶという事を知らないで走っている。

最近起きた、SUGOでも競技中の悲しい死亡事故
群馬サイクルセンターでのこれまた競技中の悲しい死亡事故
熟練者が競技をしている中でもこうしたアクシデントが起きる事があるのに。

アマチュアがプロ競技で使う道具より実は知らないだけで安全&高性能だと過信をして使っている危険な道具をサーキットで使っているのは本当にリスクが高いし、ましてやそれが周りの車との差や意識と目的と技術の差が更に大きくなる一般道で、、、となると、先日の湾岸での死亡事故や一昨日のFSWでの死亡事故の様な事が起きる。

昼の体験走行の中で4人乗りのミニバンが120km/hで走っている(これも危ない)かと思うと、25人乗りのマイクロバスが80Km/hで走っていて、でも合間を250km/hでスポーツ走行しているスポーツカーがすり抜ける、そんな状態だったら危ないって凄くイメージしやすいはず。

アマチュアが大きな事故を起こすのは大体ハイパワー系だったり高性能スポーツカーが多いのは、やはり人間の技術で500馬力1トン以上のものを200km以上も出して、でもタイヤ4個でしか路面に接地してないという危うさを認識してない証拠だし、その危険性を感じることが希薄になるくらい高性能な車両を正しく扱う事が出来ない安全意識。

道具が悪いのではなく、ほとんどの場合はそれを扱う人間のエラーによるもの。
包丁は人を刺せるから買うのに免許が必要ってならないし、花瓶も人を殴れるからとて販売禁止にならないでしょ?

そういった何らかの”差”が生じる時は我々プロドライバーもいつも以上に非常に神経を使うし、警戒レベルを上げている。

今日の走行会の中での同乗走行もその一つ。
参加者の皆さんも”広場トレ”という練習場でしっかり練習を積んできたけど、まだまだ”レーシングコース”というラウンドではなかなか”タイム”(スコア)に自分の上手く行ったときの力を反映するのは難しい。

正月やお盆の一般道や高速、サーキットだってスポーツ走行や走行会はリスク高まるし、メーカー系のサーキットイベントも実は危険が沢山潜んでます。
(慣れてない人、知らない人の率が高いから)

でも、そういう事を体感経験して活かす事が出来ていたら本当に車をハイスピードで操るって楽しいし勉強になるし、真の安全運転を実施するには限界挙動、自分の限界を知るという事が如何に大切か?それを知るのが今の日本の免許取得環境や道路環境や制限の中で如何に大変か?感じてもらえるはずです。

高速道路の制限速度が年々緩和されていますけど、これだった誰でも120km出していいって勘違いされては困る。出せる人出せるクルマはいいけど、その分自分の車は出していいのか?自分のスキルや目的でその速度は必要なのか?自分で判断をして決定しなければいけない範囲(責任範囲)が増えるって事ですからね。

責任が取れない、判断が下せない、そして出来ない人は安全マージンをしっかり確保して車を操る事が責務です。
Posted at 2020/08/16 15:39:37 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2020年08月14日 イイね!

夏合宿トレ経て8月後半のワンスマ急募系は?【ドラアカTV新映像も注目!!】

夏合宿トレ経て8月後半のワンスマ急募系は?【ドラアカTV新映像も注目!!】香川ソフトボール大会の付添遠征から戻ってFSWでの夏休み合宿トレーニングでした。

1日目はショートコースを使ってドラサポ、同乗など徹底的に。
FSWショートコースって凄く奥深くて難しいんです。。。
(持ち込んだ簡易プールが凄く活躍してました、私も走行の合間に飛び込みました 笑)

2日目はレーシングコースに移ってスポーツ走行で皆さん自習練。
私はMcLaren 570SGT4のレンタカーのケア、総勢10台近く(ND、R8、86×で3台、991GT3RS、ランボ、Civic Type-R、ケイマンRなど)で3Pitを借りてのガチャガチャな1日でしたが、その中で種類や状況が違う86を乗り比べ、そしてドラサポを実施でした。

86って標準なタイヤを履くと冬場で2分10-12秒、この季節だと2分12-14秒くらい。

今回は86(AT)でタイヤの他にも色々とチューニングをして先日袖森で1分19秒台を記録した通称”オレンジ君”が2分10秒後半。

続いて、今回初登場のGT リミテッド Black Packageという86、通称”赤86君”で、こちらはADVAN A052を装着してやっぱりATでも健闘して2分10秒台中盤。

最後に14R60 という100台限定車の86、通称”白MT86”で、こちらはADVANネオバA008を装着に留めていて三度10秒台(笑)
→ 袖森でも上記オレンジ君と同等の1分19秒台を過去に記録

涼しくなれば、もっとグリップ重視のタイヤを履けば、ATじゃなくてMTならば、、、と各車両タイムアップの余地はあれど、86でFSWは2分10秒に壁あるな~と再認識でした。

あとNゼロの86があるので(どれだけ86持っているの!という突っ込みは無しで笑)、そちらがタイム的には断トツで2分6-7秒くらいなんだろうな~と。(次回以降のお楽しみ)

データ見ると各車両の特性がしっかり出ていて興味深いですよ。。。

また570S GT4のレンタル稼働、今回も数名のドライバーさんでシェアしての走行でした。

5月末に走行した時に中古タイヤで48秒台、今回はそれから気温が10度以上高くてもちゃんと49秒台で走るって凄い。

そしてスリックタイヤの難しさはあれど、ある程度走れるアマチュアドライバーさんなら2分は直ぐに切れて、1分54-58秒で走れる方結構多いというのも、レーシングカーならではの懐の深さを実証しているかと思います。

今日は1日deskワーク日ですが、15-16日は再びFSWへ。
クレフMSさんのスポーツ走行へ行こう(プレミアム)の協力。
そしてVICICさんの走行会の中で6名の同乗ドラサポを実施です。

お盆明けは20日(木)が袖森ドライブスルー走行会(参加枠も同乗走行も新規ライセンス取得もまだ枠あり)、21日も袖森ドラサポ。

23日(日)の8ersは定員、26日(水)は都内シミュトレ、27日(木)はFSWにてドラサポ、28日(金)はMcLaren TOKYOさんの広場トレ + Rコース走行となります。

29日(土)の袖-1GPも30日(日)のワンスマカートAPG戦もまだまだ募集中ですよ。

最後に。

Driving Academy TVですが先週に新映像がアップされています。
これでTOTAL 193本の映像が!!
【新品ブレーキパッド&ローターの焼き入れを徹底解説】
【耐久レースでの燃費走行のポイント】
きっと皆さん気になるポイントだと思いますので是非、会員登録してご視聴ください~!
Posted at 2020/08/14 13:43:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2020年08月11日 イイね!

むしろ子供たちから教えてもらえた3日間の付添の旅

むしろ子供たちから教えてもらえた3日間の付添の旅短い夏休みを貰って次男のソフトボールの試合がある香川県に3日間行ってきました。

地元のチームからの選抜で、もともとソフトボールが盛んな松戸市の選抜チームに入っている次男。
千葉県大会で優勝し全国大会へ、だったんだけどこのコロナの影響で中止が決定し本人も親御さんも、代わりになるものはないものか?と考えていたようで、そこで浮上したのが滋賀県でやる大会に遠征しようという話。

しかし滋賀県も他県からの移動が伴う大会に主催者が及び腰となった模様で、直前になってキャンセル。
代替え案として所属するチームの関係者のツテで今回出場する、これまたソフトボールが盛んと言われている西日本地区で行われる大会に出ようとなった訳です。

チームはマイクロバスと機材車両の2台体制で選手と親御さんと移動を基本としてましたが、我々は交通の安全、コロナの事、選手の疲労などを考えて別行動で現地集合(他にも数家族同様の動きをした所あり)としました。

自分のレースではないので気楽といえども、立場は変わって次男がベストの状態で試合に臨めるようにサポートするのも、このコロナ下では気を使うものだと実感。

でも大会の運営も、宿泊していたホテルも、見る限りは出来る限りのことをしてくれていたし、西日本のチームが当然ながら多い中、「千葉県から来たの?松戸ってどこ?」って雰囲気からスタートしつつ、子供たちの実力でその存在感を見せつける3日間となりました。

私も土日は常にサーキット業務があるために、長男の中学校の部活(野球部)も1年生の時の最初の大会と先日の部活卒業の最後の大会(,,,はコロナの影響で親御は観戦できず、その前の練習試合でその雄姿を見届けられただけ)と、次男は地元のソフトボールチームにはたまにコーチのお手伝いで行っていたけど、選抜チームのほうは送り迎えを手伝ったのが数度、、、というありさま(苦笑)

自分が父親や祖父から野球を教わり、小中学校と部活野球をしていて、自分ではプロになれるほどではないけど結構センスはあると思っていた(低学年の時からレギュラーで三遊間守ってました)ので、、男の子ふたりだから当然子供たちとキャッチボールするのが夢だったんですよね。

それが長男はもう自分と変わらないような球威のある球を投げるし、次男もレギュラーには入れてないけど、センスはいいみたいで地元自治体チームから地元リーグへ、地元リーグから地元選抜チームへと昇級し、県大会優勝を経験、そして小学生としての集大成として今回の西日本の大きな大会への挑戦遠征へと辿り着いた。

それだけで、親としてはなんだか感慨深いものがあったのですが、今の子供のスポーツは全般に言えると思うけど、根性や気合ではなく凄く戦略的で緻密な練習とゲームをするし、子供たちも移動中やホテルでの姿とゲームの時とで心身のスイッチのON/OFFが非常に上手。

ソフトボールというスポーツの特性上、小学生という男の子の成長の時期的にも体が大きい子が主力となるかと思いきや、速球だけでなくコントロールも緩急も変化球もあって、打力も長打系だけでなく技巧派や小柄でも身軽に動ける事を持ち味にしているタイプの選手がこの全国大会レベルの大会でも非常に多いことに驚きました。

第一試合(予選1日目)を無事に勝ち星スタート(1-0)、コロナの影響で40チーム以上の出場チームが30近くに減った事で時間の余裕が出来、公式戦の合間に練習試合も組み込まれ、1日目は公式戦後の午後の練習試合で昨年の全国大会優勝チームと対戦、こちらも投手戦の末に辛うじて1-0で優勝と、我が選抜チームの可能性を私も感じた初日でした。

2日目(予選2日目)大阪の優勝候補のチームと対戦し、0-0で引き分け。
なんと決勝リーグ出場を掛けても抽選!、ここで持ち前のくじ運を使って見事、決勝リーグ進出を果たす!

午後の練習試合でも無失点記録は続いて勝利。
とにかく、ソフトボールって本当に投手と守備の良さがものを言うスポーツだって実感しました。

いよいよ決勝日、準々決勝もやはり投手戦、そのキャラを活かした流し打ちのレフト前ヒットを前日の練習試合で見せた次男君、大切な準々決勝でスタメンDHに抜擢、先制のチャンスで打席に、ファウルで粘ってその後のパスボールを誘うという私と同じB型のいやらしさ(笑)で先制点(結局これが決勝点)を獲得。
→ 本人は結局三振だったけど、よくやったと素直に思った。

1-0で辛くも勝利し、準決勝は決勝日朝の練習で速球対策の練習をした成果か長打が出て3-0で勝利。

本当に決勝戦まで駒を進めたのです(この時点で、この千葉から来ている松戸スーパーキッズってスゲーぞ!ってなってた模様)

相手は大阪の強豪、八尾のチームでここまで、この投手戦が多い中平均して4-6点を取って勝ち進んできた打力のチームとのこと。

どちらも2塁、3塁までランナーを進めるも決定打に欠けるというか、投手力や守備力で抑えきる展開が続き0-0行進。結局時間切れでタイブレーク形式(ノーアウト満塁からスタート)で決定に。

後攻の我がチームは奇跡のトリプルプレー(その映像はFBに家内のFBシェアで掲載中)で相手の攻撃を0に抑え、完全にうちの流れか?と思いつつ、後攻の我々も疑惑の判定(苦笑)でホームタッチアウトがあったりでゼロのまま。

なんとここでルールで抽選で決定となり、スタメンの9名がくじを引くと、、、4-5で決勝戦くじ引き負けが決定されたのでした。

最後くじ引きか~!!と言う気持ち、やっぱり審判も人の子だから西チーム寄りの判定では?という気持ち(疑惑の判定の事ね)、でもそんな際どい事じゃなくて勝てなきゃダメなんだという気持ち、いままで長打力で勝ち進んできた相手を0で抑え込める我がチームの守備力の高さ、大変な遠征の中子供たち頑張ったね!という気持ち、チャンスで打てなくて悔し泣きしながら守備についていく子が居たり、次男も含めベンチ入りの子たちにもチャンスがあるように采配してくれる指導陣への感謝、私は父親として初めてこの選抜チームと3日間共に動きましたが、親御さんも子供たちもマユズミ(戸籍上の私の本名ね)のお父さんてレーサーなんでしょ?って暖かく迎え入れてくれたり、親御さんの中でタイヤ関係の仕事されていて話があう人が居たり、ホテルと会場の移動は我々のレンタカーが先導をするのですが、マユズミのお父さんの一般道でのアウトインアウトがプロのラインだって話題になっていたり(笑)、毎日初見参だから出過ぎた真似はしない様に、でも自分の得意とするホテルと試合会場との移動のロケハンや時間管理、食事ケアの為の地元の美味しいうどん屋さんテイクアウトをアレンジしたりは嫁と協力してお役に立とうとしたり、、、自然とゲーム中も声出したくなるし、機材の運搬や練習のお手伝いなども自分も野球をしていた経験や、いまでも子供たちと合間に野球をしたりするスキルをフル稼働して、皆さんに認知してもらうように汗だくになって頑張った気がしたので、子供たちの無心に一生懸命プレーする姿に心打たれ、チームの一員でいる事がすごっく心地よかった(笑)

一方、親御さんにも色々なタイプが居て、試合だけ見に来て帰ったり、皆と違うホテルに泊まって試合以外の息子のケアは完全人任せだったり、良い悪いではなくて色々なスタイルがあるんだな~、コロナの事もあるから敢えてなのかな~とか、いろいろ考えさせられる事も多かった。

でも子供たちにとっては120%いい経験でしかない。

自分が通う学校の友達しかない生活範囲ではなく、自治体市町村の枠、地域リーグの枠、そしてこうして全国で自分のスポーツを通じての人付き合い、大人との付き合い方、自分の意思を伝える努力、技術を磨く事、実践で自分をパフォーマンスする、親子のコミュニケーションなど、私の経験だとキッズカートを通じての親子のコミュニケーションを仕事柄みてきたけど、スポーツって本当に全てが詰まっていていいな~と思わせてくれました。

次男はこの経験を自分のリーグチームに戻って生かしてほしい、生かさないといけないと強く刻んで欲しい。

Go To キャンペーンだけど帰省や旅行は自粛という、どうしたらいいのか良く分からない状況下で夫婦で色々と遠征に参加する事悩んだんのですが、結果としては本当に行ってよかったと思っています。

ちょっと長くなりましたが、心洗われた3日間を通して、色々と難しいことが多い世の中だけど大人はもっとしっかり頑張らないとだめだな=と思った次第です。
Posted at 2020/08/11 12:44:36 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
みんカラセレクト

プロフィール

「ワンスマを通じてのジェントルマンDrとのレース活動【MEC120やっと勝てた!】 http://cvw.jp/b/145876/48545024/
何シテル?   07/16 08:00
レーシングドライバー 澤 圭太 1976.8.16生(44歳) 千葉県出身 B型 176cm/68kg 15歳でレーシングカートを始め98年4輪レース...
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6月サーキット業務 本日のドラスー袖森で終了【ドラアカTV新映像 / 7月プログラム】 
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2020/06/28 15:30:31
41歳を迎えて・・・幸せを感じたり素敵な時間の総量について考える毎日。 
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2017/08/17 01:36:34
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2015/08/05 10:19:02

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