澤　圭太のブログ一覧

先日、今年ABSSA MOTORSPORTが参戦する通称SRO GT JAPAN（正式名：FANATEC GT World Challenge Asia Powered by AWS）への参戦体制発表を行いました。

詳細はリリース全文　>>>　こちら

マシン、もうご覧になりました？
ちょっと今どきの流行りを取り入れたベース色（グレーの色見は悩みました）、アジアの派手なカラーリングの中に逆にシックでステルス感で目立つはず、結構カラーバランスは私の中のイメージでこの雰囲気のレーシングカーって絶対に格好いい！と思っていたので実際のラッピングされた車両を見た時は鳥肌が立ちました。

今年は私は小泉選手と720S（First Garage号）でGT3に。
そしてワンスマ井上（選手）も私が独立してワンスマを立ち上げるまで在籍していたクレフMSがメンテをする兄弟チームで570S GT4をDriveしてYUKO選手と参戦します。

私もこの15年で構築したからこその実績を積んでこれた”一緒に組むGentleman Driverを速く走れる様に仕上げて自分の成績を出していく”スタイルを始められる環境となりました。

ドライバ―としてGT3やGT4でレースが出来る様になるのは誰もが一定の目標とする所、日本できっと50名以上100名未満のプロドライバーの枠に入れるかどうか？の瀬戸際です。

プロドライバーの枠の線引きは実際は難しいけど
速さと巧さは当たり前の様に一定以上あって、それプラスの自分の強みやキャラを仕事にしていけるか？ここがこれからの井上（選手）は勝負。

そして自分だって、まだまだ昨年のS耐のWET茂木の巧みさ、FSWの勝てる流れの決勝の走り、オーポリ戦の予選と決勝、鈴鹿の予選PP獲得など、光る走りが出来ている部分を大切に、衰えない様に刀を磨き続けたい。

今年はアジアシリーズへのフル参戦ではなく、確実性を重視して”JAPAN CUP”のみの4イベント8レースですが、その先があります。

小泉選手は、私がF-3を戦っていた2001年からお世話になっていた、私のレース界の師匠の様な方から紹介を受け、今後同じ方向を向いて海外の有名耐久レースへの参戦への足掛かりとして一緒に戦っていけるという確信の元、パートナーとして新たにJointさせて頂く事になりました。

今迄もWengに始まり、Piti、植松選手などタレント豊富なGentlemanドライバーと組ませてもらいました、今年も非常に楽しみです。

自分が歩んできた経歴や人の繫がりを集合させて構築した今年の体制と参戦するレースの立ち位置、それら包括的に見てきっと『澤圭太らしさ』が現れているはずですし、良い戦いが出来る自信あります。

（GT4チームの体制詳細については近日別途ご案内申し上げます）

まずは、4月18-19日のFSWスポーツ走行でのシーズン前のテスト走行を皮切りに、2台のMcLarenレーシングカー（GT3/GT4）がシーズンinに向けて準備を進めてまいります、引き続きご理解とご支援のほど宜しく御願い申し上げます。

また関連して、、、
McLaren 720S GT3 ＆ 570S GT4 体制発表会・デモランをします。

2022年5月22日（日）に開催される「袖森フェスティバル」にて、ABSSA MOTORSPORTの体制発表会を開催いたします。

イベント中には実際にレースで走らせるMcLaren 720S GT3と570S GT4のデモランも開催を予定しています。

新型コロナウイルスの影響で「年間活動報告会」ができなかった分、盛大に行いたく、多くの皆様にお集まり頂けると幸いです。　

ただし、この日は某TV番組の取材や出演されるタレントさんのステージなどを開催する予定です。

リリースの中でも紹介させて頂いた協賛各社の皆様にも感謝申し上げます。
チーム支援（4社）、澤圭太のパーソナルスポンサー様やワンスマとの業務提携社（6社）、ワンスマラウンジ協力社（1社）、テクニカルスポンサー様（3社）、そして個人支援システムのFORZA!! Smiler 2022（個人メンバー様25名56口、企業メンバー様11社16口）、一緒にワンスマを盛り上げ、レースでも支えてくださいます。

来週のテスト走行スタートに向けて準備も色々と佳境を迎えています。

ワンスマラウンジの正面看板も2022verになって、ラッピング完了したGT3と記念撮影をしました、の画像でした。

既に2022年は4半期を終えていて、桜舞い散る4月となりました。

ワンスマは2日に今月初の広場トレーニング、今日は場所を鈴鹿に変えてPORSCHEだけのジェントルマン向け耐久レース形式のRUSH CUPにチームワンスマで2チーム（4台）で参戦してきました。

広場は12名の中で”ワンスマ初広場”とか”サーキット走行未経験”という方が多く、こういう時は皆さん慎重だから進行も遅れがちになるんだけど、いつもの走行量を確保し、また皆さん1日で本当に上手になって貰えたと思う。

ワンスマの広場トレもプログラムの進め方や講義、走行の意識付けなど、常にブラッシュアップしていて、最近さらに成熟度を上げていると実感してます。

上手に走る為の意外と知らない基本操作をまずは知る
コーナーリングの正しい流れを知る

↓

それを経て、タイヤのグリップの適当な領域ではなく限界を探る為の考え方と走らせ方をやってみる

↓

それでやっと『基本操作 + タイヤのグリップ』が頭で理解して体で感じれる様になったので、最後に”速く走る為の工夫”として空間認識とか上手な人がやっているクルマの動かし方のコツを反映させてみる、、、

こういうプロセスを1日で意識して進められる様になったからこそ、最近の広場トレーニング参加者の方の上手になって帰っていただく度合いが高いのだと思います。

今月の広場トレは残り29日（金・祝）と30日（土）のGWの入口2連荘です。
まだ少しだけ枠ありますので、お早めに！

また、本日の鈴鹿RUSH CUPは公式戦ではないけど、もともと走行時間の確保が難しい鈴鹿を車種限定とはいえ2時間+練習走行20分で走れる価値は大きいです。

短時間で自分のポテンシャルを発揮する意識で常に3-5Lap走行するのも練習になりますが、こうして連続で30分以上、1時間近く連続走行するのも良いですね。

コースの慣熟にもいいし、タイヤ、ブレーキ、燃料搭載量、コンディション変化などの自分以外の外的要因が変化する事が走りにどう影響するか？を体感できる。

今日みたいにWET路面から始まって段々路面が好転してくる時は、自己ベストのドライのタイムから20秒くらい落ちから始まって、決勝スタートする頃にはコースの雨量も減っては15秒落ちくらいになって2時間の間に5秒落ちくらいまで戻って来てました。

路面の変化による走り方の変化が調整できる人はしっかりとタイヤのグリップ感を感じて調整が出来る人、今日のチームワンスマの4名の皆さんはラップタイムの推移を見ていてもそれがしっかり出来ている方が多く、だからこそラジアルGTクラスではクラス3位、GTクラス（Sタイヤ装着）でもクラス2位になれたのだと思います。

暖かくなってきて梅雨に入る6月上旬までのここから2か月間が実は一発タイムはもう出ないけど、気持ちよく車の負担も最小限でサーキットを走れる秋の10-11月と同様、四季のある日本では1年の内の1/3しかない『黄金サーキット月間』になります。

広場トレでのスキルアップだけでなく、既にHPでの告知がスタートしてますが、ドラサポで実践での問題点を洗い出すもよし、5/3のドライブスルー走行会（袖森）でGWのサーキットを走るもよし、九州オートポリスも良い季節になるGWの5/4のKCC走行会に同乗ドラサポ申し込むもよし、5/6は鈴鹿で同乗可能な走行枠あり、梅雨前の駆け込みで5/22には袖森フェスティバルと袖-1GPがあったり、5/26（木）には恒例のワンスマFSW Rコース（上限25台、同乗枠あり）の走行会と4回目となったMcLaren Free Run走行会（Vol.4）も予定しています。

かなりのテコ入れで始めたこのMcLaren走行会ですが、車両が整備などで間に合わない人の救済措置を作ったり、相変わらずの少数走行だったり、初心者向けのかるがも走行からスタートできるプランだったり、実は需要がある同日同時にFISCOライセンスも取得できちゃうプランだったり、王道の同乗レッスンプランだったり、自分のお抱えのプロコーチを連れてきて貰っても個別に同乗レッスンやって頂けるオーナー目線の内容だったり、希望者にはタイム計測用のトランスポンダーも貸し出せたり、万が一の時や自分ではまだ出来ないという方の為の簡易整備が出来るメカサポートを用意したり、当日はブリーフィングが必要以上に長かったりするのは嫌でサクサクと走って帰りたい人の為に事前資料が充実していたり、走行後の”余韻に浸る楽しみ”もあって欲しい！と懇親会を用意してますが、そこはワンスマが誇るRコースのパドック内にあるワンスマラウンジを活用したり、、、

まあ色々と、痒いところに手が届いて、ワンスマismも満載なプログラムとしてやっております。

各イベントの募集に関しては　>>> こちら　をご覧ください。

さあ、明日もWET路面に可能性高いけどLotus Exigeの方のFSWドラサポ、そして火曜日はSUGOでの同乗ドラサポを大沼4時間走行会で2名で実施になります。
（あと1名、急募してますのでご連絡を）