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澤 圭太のブログ一覧

2025年01月21日 イイね!

どれだけBUDDYと言える仲間とレースが出来るか?が重要!

どれだけBUDDYと言える仲間とレースが出来るか?が重要!年を重ねてくると自分の生活の中で『家族』と『仕事』の軸で時間が過ぎていきますよね。

最近つくづく思う事があるのですが『趣味』とかスポーツって凄く大事だな~と、、、

何故か?

家族は家族だから、そして学校は友達だから、それぞれ仲良くなったとしても”何かの目的や感情を共有”は出来ない事が多い。

趣味は(特にスポーツ系)は目的や感情を共有できる。

友達ではなく”仲間”と言える、そうBUDDYと言える関係。

そしてBUDDYは目的達成した後もずっと仲良く出来る
それが友達と言えるのかと思う。

私は実は友達と言える人は少ないんです、学生時代からそう、少ない事をネタにはするけど、不便ないし、沢山必要とも思わない(沢山いると付き合うのが面倒 苦笑)、若い時からレースやってて大人の人との仕事の関係が中心だったからなのかもしれないけど、、、

でも”仲間”を作るのは得意だと思う、だからワンスマ(ワンスマ内輪にも参加者側にも)BUDDYと言える長い関係があると思ってます。(彼らを友達とは思えない)

この趣味とかスポーツを通しての家族でも仕事でもない場所、いわゆる貴方にとっての”サードプレイス”にワンスマが関われると嬉しいと思っています。

なんでそんな話をしたか?というと、先週末に大沼7HレースがありワンスマもHC SHARING 86車両で参戦をしました、NS2クラスでクラス優勝でした。

先々週のオートサロンの日曜日にも計測器リレー方式の4時間決勝のFuji-1GPがあって、私はオートサロン会場でしたが今回の大沼7Hと2週連続で参戦された方が3名(Fuji-1は1名単独開催の方が居たので4名Drラインナップでした)、今回の大沼は2週連続の3名に加えて1名単独参加とワンスマ澤&井上が状況次第で助っ人でドライバーとして入るという体制でした。

今回の大沼で単独参加の1名が急遽諸事情で不参加となった為にこれまた急遽、助っ人を足して山田インストラクターにも参加を頂き澤、井上、山田の体制 + 2週連続参戦の3名という形に、、、

レースに参戦する時の3つのポイントの話を19日のFacebookで投稿しましたが、、、

① ちょっとだけ自分には難しい事が出来る環境
② 実体験通じて明確な問題点がわかる環境
③ やるべき事をやれれば結果が望めて、楽しく出来る
  そしてそれによって自信が付いて次に進みたくなる環境

これらが大事です。

先日のみんカラBlogも読み返してほしいのですが >>> こちら こちら

今回の大沼7Hに参戦するのを文中のリスク測定に換算すると、、、

参戦する車両項目
① クルマの慣熟度 ⇒ 全員慣れている
② クルマの速度域 ⇒ 全員もっと速いクルマに普段乗ってサーキット走ってる

開催されるサーキット項目
③ そのサーキット成熟度 ⇒ ホームサーキット
④ そのサーキットの危険度 ⇒ FSWならではのリスクを理解している

開催されるレース項目
⑤ そのレースの混走度や台数 ⇒ ここは高い
⑥ International度合い ⇒ ほぼ日本国内Drで構成
⑦ 参加者のレベル ⇒ ここは先週のFuji-1GPより更に高い
⑧ レースのスタイル項目 ⇒ 耐久形式かつ非公式戦なので一部を除いて安全

参加するチーム項目
⑨ 参加するチームの(と)成熟度 ⇒ 皆さんワンスマ内で成熟
⑩ ドライバーラインナップのエキスパートドライバーの混成度
⇒ プロ3名(走れる教えられる) + Gent 3名構成でベストメンバー

これらを換算すると先週のFuji-1GPより同じ形式をプロも走る側で加わる部分も踏まえて更にリスクを抑え、効果を上げる事が出来る 『2.5ポイント』(3ポイント以下なら比較的安全と言えると上記みんカラBlogでも書きました)、、、

そんな環境でのレース参戦だったと思います。

インストラクター井上はFuji-1GPの後、車載映像を全て見返して、個々のドライバーにラップチャートとポイント、反省点を提出し今回の大沼7Hに向けてより明確な課題を持って参戦してくれる様に2週連続戦だからこその効果を狙ってアレンジしてくれてました。

今回の大沼戦の流れとポイントを紹介すると、、、

朝のウォームアップは10分しかないのでMTに乗るインストラクター陣は走行無しでATに乗る3名のウォームアップに集中(新品タイヤだったので皮むきも)

スタートはMTの86で澤が担当、久々に乗る車両だったけど、だいたい分かっているのとグリッドに向かうまでのLapでこの日初めて熱を入れるタイヤとローターとパッドが新品だったのでアタリを付けるのも実施、スタート後もブレーキのタッチが安定するまではコンサバに、、、(Gent Drのみだとこれらを決勝スタート後に誰かにやらすのはリスクあるので出来ない技)

当初の想定は2分4-5秒で走る車両なので決勝アベレージが8秒~10秒、トラフィックLapでも11-12秒に留める、、、くらいのイメージでしたが、序盤はスタートグリッドが49位(スタートグリッドがエントリー順で決まる大沼7H)は周りの車両の速さが違うので隊列が整うまでは11~12秒台で走行しながらコース上のクルマの様子を観察しつつ〇〇は抜いてくる時結構グイグイ来るよ、A-1CUPの▼色は慣れてない動き etc 後にコースに出るDriverへの有益情報をLineグループ電話で繋がっているので展開、FCYが6-7Lap目に出ましたが、その後にクリアが取れそうだったので縁石を使わない範囲でしっかり攻めて走って6秒台(あ~やっぱりいいタイヤできっちり縁石まで使って走ればこの季節なら3~4秒台だなって確認も)、その後はブレーキとタイヤを労わりつつ10秒を切るペースでの走行が続くと少しタイヤとブレーキがキツイ症状だったので10~11秒で走って予定より5~10分長めの75分を走ってAT車に乗るNさん(Gent Dr)へと交代。(スティントのアベレージではやっぱりほぼスタート前の想定通りで10秒台)

Nさんもしっかりスティント中のベストは8秒台で後半は9秒台も出ていて、アベレージでは11~14秒台(データ上のアベレージは12秒台)とFuji-1GPの反省点を活かした順調な走りを披露!

予定通り60分走行でPit-inしAT車の井上選手に替わろうとした所で1回目の赤旗が出てしまい一旦レースリセット!

ここでの中段時間が長くその後のまだ2名のGent Drが走る時間を確保する為にはAT⇒MT⇒AT⇒MTのローテションが必要な中でインターバルの給油や車両チェックをHCさん側にやって貰う事も考慮して25分間のスティントを井上と山田にそれぞれして貰って、残りのGent Drに50分づつ走行して貰えると計算。

丁度赤旗再開後は雨が降ってきてしまって、ドライ向けのタイヤでの出走となった井上選手には難しいスティントをお願いする事になったけど、そこもGent Drだけの構成だとリスクになる部分をプロDrだからこその対処で切り抜けつつ、Wetの走らせ方も井上の車両をずっとモニターで追い続ける事でこれからWetで走行する2名のGent Drにも伝授しながらの時間に出来たのも有益でした。

続くN選手は実はしっかりWet路面でサーキットを走るのは初!本当は事前にWetを経験しておいた方が良いけど、なかなかWetに合わせて走るのも難しいので、少し心配したけど、流石の順応量力とWet性能の高いタイヤにHCさんが短いインターバル中に交換をしてくれていたのも功を奏して、序盤22-24秒台、慣れてきてペースが掴めて来たら18-20秒台と周りに対しても前のスティントのMT車両+ドライ向けタイヤという難しい環境下で井上選手が走行した18-20秒にも匹敵の凄く良いペース(同じ条件なら初Wetでもプロと4秒以内くらいで走れていると想定)でWetの中を走ってくれました。

ここで本日2回目の赤旗でPit-in、そして中断となり、残り時間がもし1時間10分を切ったら、次の山田選手が乗るMTスティントを飛ばして最後のIさんスティントに行ける様に赤旗中断中に急いでHCさんに給油と車両チェックを敢行して貰いました。

プロDrだからこそ私も言える『ごめん、山田、今日は走行無しでIさんの最終スティントに行くよ、ギャラはちゃんと払うよ 笑』と判断、、、(山田は既に乗車して赤旗再開を待っててくれたので悲しそうな”はい”の返事でしたが 苦笑)

でもなかなか赤旗中断が長く、最後のI選手はローリングスタートを初経験出来たけど、一番雨も多く、ウォータースクリーンで視界も悪く、また自分より確実に遅いハズの車両もそう言った環境下で自信を持って抜くまでに時間がかかり、最初は30秒台を切れずにいたけど、混戦抜けてクリアな視界になったら24秒までは出ていたので雨量が少ない時のNさんのペースを考えたら上出来、でもなるべく他のGent Dr同様に50~60分は走って貰いたかったけどローリングスタートのフォーメーション含めても正味35分位でチェッカーになってしまったので走行時間が少なくなってしまった部分だけ申し訳なかったな=という流れでした。

雨がどんどん強くなると予想されたので、I選手とWet初走行となるN選手を交代させるという判断はリスク回避で出来ない旨、両選手にもその意図と戦略を理解をして貰いました。

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レースに出る時の3つのポイントに当てはめて解説すると、、、

① ちょっとだけ自分には難しい事が出来る環境

台数が多かったり、ドライバーのレベルがマチマチなのはこういった参加型の計測器リレー方式の耐久レースの性(さが)ですが、そこでタイムを出す、アベレージタイムを底上げするというのはとても経験値として大切です。
ローリングスタート(スタンディングも含め)や予選アタックやピットin/outだってレースやらないと出来ない経験、連続走行だって普段はせいぜい5~10LAPですから最大60分程度で20Lap近く連続で走るのがどれだけ体力と集中力が必要とされるか?も体験できます。


② 実体験通じて明確な問題点がわかる環境

新品でコースインする、タイヤを温める、美味しい所を使ってタイムに繋げる
普段の走行ではそれを感じたりするセンサーってなかなか発達しないものです。
でも連続走行すると86だとリアの左がきつくなるな~とか、ブレーキもパチっ!としっかり毎回使うとペダルタッチが悪くなったり効きが甘くなったりするのに気づくし、ちょっとアクセルからブレーキの踏みかえで空走を作ってみたり、初期踏力の立ち上げをマイルドにしたりすると少しブレーキへの攻撃が軽減されてフィーリングが戻ってくるとかも知れる

タイヤだって、最大舵角の拳1個分を抑えるとフロントタイヤ温存できるし、アクセルの開けるタイミングや開け方でリアタイヤの滑り方をコントロールして温存したり、左はきついけど右はAコーナーとかヘアピンとかGRスープラで疲労してないから結構まだ使えるな~とかも感じるはず

それらによってどの位タイムが影響するか?もトラフィックの処理と合わせて知れるし、縁石の使い方やギア選択などもラップタイムにどれだけ影響するか?ベストタイムを上げるより遅いタイムを出さないようにすることが大事だという事も知れる。

速い来るかが来た時、遅い車を抜くとき、ペースは近いけど速さが違うクルマの対処なども勉強。

今回は途中からWet路面になったのでタイヤの大切さ、視界確保の大切さ、路面コンディション変化センサーを備える事なども課題に加えられたハズですだし、FCYやSC、赤旗の時の対処法も知っている様で実は自分がその身になると出来ない人が多いのでレースという環境下でルールに則った走りが出来るか?も試されます。

同じレベル位だと思っていた他のGent Drと比較をしてもアベレージ、一発、体力、情報力など自分の良い所と悪い所もより明確になるでしょう。

③ やるべき事をやれれば結果が望めて、楽しく出来る
  そしてそれによって自信が付いて次に進みたくなる環境

こうやって効果を最大に引き出す環境を整えるのが私の役目。
レースをスタートして作ってからはマネージメント側としてレースだから今回の様に赤旗があったり走行時間を完全にイコールには出来ないけど、なるべく効果効能は資金的にこのプロジェクト実施の為にカバーをしている3名のGent Drがイコールに近づける様に配慮。

そして皆が自分の課題に集中しやるべき事をやったら結果が付いてくる環境である事も大切で、こうやってちゃんと安全にやり切ると非公式戦とはいえ『クラス優勝』が手元に来る!これが自信やモチベーションに繫がり、次もっとこうしたい!(もっとこうできる様にしたい!)という欲や目標設定にも繫がるのです。

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3名が資金を支えているんだから3名に2Stintずつ走って貰うというのも走行量を確保する事でコスパ(効果)を確保するというのであればもう一つの正解でしたが、それは前週のFuji-1GPでやっていた事で、今週はプロDrだからこそのスティントと難局の対処方を見て貰って自分の走行の効果や価値を他の尺度で高めてもらうのが目的でした。

もし4名のGent Dr + 澤と井上の組み合わせだったら、結果的に今回の2度赤旗が出た大沼7Hでは非常に難しいスティント管理になっていたかもしれませんね。

まとめ、、、

こうして、皆で安全に楽しく効果を高めて行けるように誘導するのが私の役目で、ワンスマだとやっぱり参加者の横の繋がりをしっかり持って色々なサーキットを走るニーズやレースに出る目的がある中で、自分に近い人同士を繋げる様にしたり、しっかりと参加者のプロファイリングを普段からする様に心掛ける事で眼に見えない部分でも、効果に繫がる様に配慮しています。

色々とフラフラしちゃう人ってどこにでもいるけど、そういう人はそういう部分でコントロールしきれなくなるので周り廻って損をしてしまっている事になっている事も多いし、本人も意外とそこは気づいて無くて目先のコストとかに囚われてしまうのは勿体ないと思う事しばしば。。。

”レースに出る時の3つポイントの他に一番大事な事が一つある!”とFacebookでも書いたけど、それが何か?というと、『何があっても仕方ない!と思える仲間と出来る事をしながら積み重ねていく』という事です。

こういった参加型のレースなら86程度の車両を借りてシェアすればプロを交えて戦っても1レース20~30万/1人前後ですが、走行時間やサポート体制にムラが出ないようにしっかり管理しつつ、プロ側ならではの状況判断や決断力を活用して現場でガシガシ進められるのがメリットですよね。

今回も、この2回のレースの合計コストがHC86でFCR(フジチャン)に1回出る位のコストになるハズだから、経験値をしっかり貯めて今年のレース参戦に備えるのがコンセプトです!という所から昨年の11月スタートで温めてきた企画でした。

これがGT系の車両で公式戦で耐久レースとなると一人頭の金額が0が一個増えて、更に×2とか×3とかになっていく、、、

こうなった時に慣れた車両、慣れたサーキット、慣れた組合せ(Driverともチームとも)でどれだけ戦えるか?が『どれだけBUDDYと一緒にレースが出来るか?』に繫がるし、自分の出番が回ってこない、走行時間が少ない、難しい局面で走る事になるなど、、、レースだから避けようがない事が自分に廻って来ても『やれることをやろうと思える環境で何が起きても仕方ない!でも最大限のベターを搔き集める!』と思えるかどうか?です。

逆に1人がコストを全部責任もってるというオーナー系チームもそういった面ではシンプルでBUDDYが作り易い体制なので、コストの掛かるレースをやるならコストシェア数はなるべく1に近づける事、それから2以上でシェアする場合はこの人にはコーチが付いて、この人には付かない、、、みたいなサポート体制のアンバランスにならぬような体制作りも必要、何かが起きた時にそこにケチが付くことが多いので、、、だから今回のようにプロが複数コーチとして助っ人ドライバーとしていて、万遍なくGent Drをサポートできる体制は大切。

レースの時に何があってもシコリが残らない為に普段からBUDDY作りや自分がレースをやる環境づくりも大切、、、私も普段から参加者同士を繋げるとか心がけてます。そういう意味で今回のFuji-1と大沼の2週連続は予定通りではない体制になった部分はあるけど、慌ててもう一人、この流れとは違うGent Drを無理して見つけて投入しようとせずにピンチは最大のチャンスとなる様に全体のリスクと効果を見込んだ体制変更(どうにでも戦えるプロ:山田を投入)で参戦された2週連続の3名の方々に最大限の効果を享受できたのではないかと思う次第です。

こうして仕事をする側も参加者の皆さん側ともどんどん”BUDDDYを増やす”事がワンスマにとっても、参加者にとってもプラスになって次につながるのだと再認識した2Weekでした。
Posted at 2025/01/21 14:41:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年01月13日 イイね!

マレーシアMCSに一緒で出よう!(レース出る時に注意すべき加点項目)

マレーシアMCSに一緒で出よう!(レース出る時に注意すべき加点項目)いきなりですが、レースしよう!の情報です。

ワンスマではマレーシア/セパンサーキットで開催しているMCS戦にチーム参戦をします。

車両はSP2クラス(SwiftとかFitのクラス)で2名で60分の決勝を交代で走るレースを土日で2回実施、そうGWCAスタイルです。

Gentleman 2名でコストをシェアでもよし、我々ワンスマのプロDrと組んでPro-Am的に走るもヨシです。

スケジュールは5/4、6/8、8/10、9/7の4ラウンド8レース、11/30に別途1000kmレース(予算感少し変わります)もあります。

フル参戦もいいですし、スポットでここの日程だけ出たい!でもOK
今年からSP1という2リッタークラスの車両とSP2という1.5リッタークラスのレースが分かれてコース上はより安全で走り易い環境になるという事で、私的には『今だ!』という時が訪れた気がします(笑)

出来れば木曜日から走行始めて木金と練習、土曜日の予選+決勝1、日曜日決勝2と進めたいですが(走行時間は十分ですが、赤道直下の天候に体を慣らす事やスコールなどもあるので走れるチャンスは確保しておきたいです)、2回目以降のラウンドは最短、金曜から走り始め(金曜朝現地着)でもOKです。

コストは全体で220万(走る為、出る為のコスト込、帯同コーディネート、コーチ、一緒に走る費用も込)のパッケージ料金、壊してしまった場合の費用、渡航費と現地宿泊費用は別途ですが現地での一緒の移動や一緒の食事は料金内です。

最短で水曜夜初便で日本出発、木曜朝着でサーキットへ、日曜レース後に夜便で現地発、日本には月曜朝に着というのも夜間便が復活したマレーシアなら可能、前後にちょっとバカンスや市内観光を絡めるのも良いでしょう!

今日は、ワンスマ/澤が考える『レースに出る時に考える要素』を紹介したいと思います。

参戦する車両項目
① クルマの慣熟度
② クルマの速度域

開催されるサーキット項目
③ そのサーキット成熟度
④ そのサーキットの危険度

開催されるレース項目
⑤ そのレースの混走度や台数
⑥ International度合い
⑦ 参加者のレベル
⑧ レースのスタイル項目

参加するチーム項目
⑨ 参加するチームの(と)成熟度
⑩ ドライバーラインナップのエキスパートドライバーの混成度

以上4項目合計10点の中でもし『この項目は足りない、高い、多い、差がある』などで3点以下なら比較的安全ないい挑戦、5点以下なら気を付け方しっかり対処していれば大丈夫な挑戦、6点以上ならリスク認識してやるべき挑戦、8点以上なら避けるべき挑戦、、、と言えるでしょう。

加点を避ける為にどうするか?は普段の練習の仕方にも通じますが、、、
①や②はなるべく自分の身の丈より低い所から始めて徐々に速いクルマへ
③や④は転戦シリーズだったら事前に練習をしっかり重ねるべき

⑤~⑧は他クラス混走だったり全体の台数が多いレース、日本以外でのレースだったり、World Wideで集結するレース、参加型のレースはドライバーの技量のレベル差も大きいしスプリント系のレースなのか?60分Dr交代制か?数時間~24時間などレースの形式も大きくかかわります。

スプリントはコース上の激しさを加味するべきだし、長距離レースは日没、夜間、夜明け、天候変化などの難しさも考慮すべき

⑨、⑩に関しては自分とチームの関係、チームとメンテ体制の関係、チームやメンテ体制のそのレースやそのドライバーラインナップとの関係や実績も大切ですし、ドライバーラインナップの関係を見るべき、それを構築して関係性やそれぞれの特性を掴んでレースに臨めるかどうか?も大切です。

例えるなら、、、

昨年のGWCAの挑戦は①は『しっかり事前走行マイレージを蓄積』、②は『比較的速度領域に余裕あるGT4選択』、③と④は『走り込むサーキットを出場するレースを担当制にする事で個々のサーキット経験を考慮し、個々の成熟度を上げるべきサーキットを集中できる様に配慮』、⑤と⑥は比較的日本チーム中心で安全な3クラス構成で台数も25台と多くないレースを選択、⑦は自分たちが一番迷惑を掛けない様に配慮するべき部分、⑧は通念2名コンビで走るレースとして最適化されたレースを選択、⑨は⑩はカーガイさんとの初JOINだったので関係構築の為にしっかりWinterシーズンから走行マイレージを構築、⑩に関してはAm-Amはどうしてもコスト面で有利だけど走行時間の確保や色々な事が起きるリスクが大きい事を認識

なので5点以下の挑戦だったと振り返っている所、それでも色々と起きました(苦笑)

逆に一番いいのは沢山走り込まなくても良い経験豊富なProと組んで自分が沢山走れる環境をベースにするか、経験豊富なAmと組むこと、その上でしっかりレースに出る車両で事前走行マイレージを開催されるサーキットで積むことです。

危険な加点ポイントがあるならそこを補う方策をしっかりとる事です。
経験豊かな(その車、そのレース、そのチーム)Proのアドバイザーを帯同させることで、ケータリングやホスピが充実している事も重要ですが走るのはクルマとドライバーなのでその”核”の要素をまずしっかりする事がチームとして大切。

それを考慮するとワンスマが実施しているレースDebut計画の方々のスケジュールはそれに沿ったもので、絶対に無理させないけど、客観的にちょっと頑張ればできる領域を常に意識して貰ってて、つま先ツンツン状態は危ないけど、ちょっと背伸びは大切だと思っています。

昨日Fuji-1GPがありましたが、4名のDrは昨年からレースデビューを果たした方と今年レースを始めたいと思っている方を上手く混成して、車はHCさんの86だからHCさんとの協業関係も長く、レースも参戦経験お互いに豊富、公式戦ではないのと、他クラスで色々なレベルのドライバーが出場していて台数が多いという部分だけケアすれば比較的個々のドライバーが次へのステップに必要なものが何か?普段から何が出来る様にしておかないといけないか?を知るには色々と手軽なレースと言えます。

そしてTC2という比較的レベル高く台数も程よいクラスでしっかりクラス表彰台を獲得して終えている、過去もワンスマチームとして連続クラス表彰台獲得中です。

このコンセプトのまま来週の大沼7Hもエントリーして、2Week連続で集中して同じ形式に近い環境下でトレーイング的にレース経験を積むというのも我々の意図でもあります。

車種の速度域、レースの規模や距離などにコストは比例するので、上記の加点ポイントが高いレースの上にGT系の車両で耐久レースとなると全体コストが高騰するので1人のコスト負担が20~200万では済まず、400~1000万ともなる、もしくは頭数で割りたいから不確定要素の人の数が増えてリスクが増える、、、レースにつきものの『何かあった』時の処理や精神的負担も大きくなるので、趣味の延長で真剣にレースをしたい方々にとっては楽しくない = 本末転倒になってしまう。

何かがある前提にしておいたほうが良いのがレースなので免責30万で済むか、桁1個違っても済まないか?何かあった時、それこそ昨日の東京オートサロン会場でも想定外の審議対象によって時間が延長し、その間のMCと解説(私)の場の繋ぎなどは複数年同じチームで動いているからこそのプロの連携カバーだったと思っています。

耐久レースやGTレースはそういう所がしっかり”何かがあると”出ます。

皆さんサーキット遊びに使える予算は必ずあるので、特に経験を積む領域なら1回とか2回で全予算を使ってしまう計画は避けたい、再三言うようにレースは色々と起きるのでお金かけても経験が積めない事だってある事もあるので、練習を積んでレース経験を積むまでで予算を上手に使う = 楽しめる時間を増やすのが大切。

今回の冒頭、お誘いしたマレーシアのMCS戦はMT車両が乗れれば初セパンをFSWなら2分5~10秒で走る程度の車両だからシムでコース事前準備だけしておけば比較的現地でアジャストできる車両だし、レース自体も公式戦と言えどいい意味でアバウトなのでアジアならではのレースのスタイルや雰囲気さえ理解しておけばOK、チームは我々が帯同する事でワンスマ/澤との関係が出来ている方ならだいぶ安心なハズです。

いきなりGT系の車両で欧州のレースはハードル高いけど、アジア圏のマレーシアで初の海外レースを体験するには、今からなら準備期間も十分あるし、最適な選択環境と言えるのではないでしょうか?

レースに出てみる時に『課題が見つかる』事と重要な事がもう一つ『自信を付けてモチベーションに繋げられるか?』、その両方もバランスが取れるレースを選択するのが重要です。

そして、サーキット走るとレースやりたくなるのは当然の流れですが、自分が今までやってきた挑戦、これからやろうとしている挑戦が適切かどうか?是非判断の参考にして貰えればと思います。
Posted at 2025/01/13 17:08:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2025年01月12日 イイね!

何でも必ず3回やらないとわからない事が多い

何でも必ず3回やらないとわからない事が多い2025年最初の投稿はオートサロン絡み、、、と言っても協力させて頂いているHC GARRELYさんの様子は他のSNS(FacebookやX)でご覧頂いていると思うので、道路事情の話と反復練習は3回を基本に、、、という話を以下に。

例年オートサロンは周辺のホテルに期間中宿泊をしているのですが、今年は自宅との通いを選択しました、理由は『今年はベラボーにホテルが高い』から。

まだ2日間の感想ですが、人が多いのは確実で特に日本語ではない方々が例年以上に多い肌感、だから周辺のホテルも自然と世の流れで高くするのでしょう。

通常1泊1万全前後のア〇ホテルにいくら駐車場や食事や通勤が楽だとしても3万円は出せない、例年通り直前になったらキャンセルが出た分の急募が1.8万くらいで出ると期待してましたが2.5万くらいのがポロっと出てるだけ、、、自宅は混んでなければ40分しない距離の松戸市の鎌ヶ谷市寄りなので、3日間とも自走で通いとしました。

そこで問題になるのが千葉県東葛地区の道路交通状況です。

JR常磐線、国道6号、国道16号、京葉道や湾岸、JR総武線、京成、そして江戸川で囲まれた通称”東葛北総藩”、そしてその地区をクロスする県道船取線や東武野田線と新京成によって朝晩の通勤通学の交通渋滞は毎日カオスです。

私も自宅から船取線に自宅5分以内で出てしまって真っすぐ南下、そのままメッセ周辺の駐車場まで40分掛からずに来れる約20kmを並走する細かい道を長年の経験とGoogle先生を元に毎日その時その時のベターで何通りもある正解を追い求めて到着時間と睨めっこしながら走る訳です。

特に新鎌ヶ谷周辺、馬込沢周辺、金杉団地入口周辺、飯山満と駿河台周辺、花輪インターや湾岸線と並走する一般道のR357との交差周辺は渋滞が酷い、、、

原因は簡単で北総台地だからアップダウンがあるのと(そこに大型車の通行量も多いので)対向2車線なのと、右折レーンがある交差点が少ないのと、交差する道路も県内では重要路線だから信号の長さ的に優位性が少ない(赤信号の時間が比較的長い)から。

で、です。

毎日8:30に会場入り設定なんですが、8:15着目指して道中と周辺駐車場の渋滞を加味して仮に約2倍の時間+コンビニ寄る時間を見込んで6:50に出発した金曜日、道中は”千葉県東葛北総藩”の自走通勤族のピークに嵌るので苦労、私がいつも停める穴場駐車場も普段は8:30OPENなんですが期間中はOPEN待ち車両が一般道に出て渋滞を避ける為に8:00OPENになる事を知っていて、でも8:00前の待ち渋滞も始まっていて列に並んだのが7:55(ここまででやはり60分以上掛かってた)。

駐車場入場が直ぐに始まったので8:10頃には駐車完了という流れでした。

続いてケース2となる土曜日、、、一般道はきっと平日より空くだろうけど会場周辺はきっと一般客が朝から来て駐車場渋滞が始まるのが早いと予測して前日金曜と同刻6:50に自宅発、金曜とは違う一般道の混み方をしていて違う抜け道ルートを選択、会場周辺までは金曜より少し早く到着出来ました。

2車線ある所のどちらのレーンが流れるとか、抜け道の選択なども前日の経験が活きている部分も効果あり、でもやっぱり予想通り会場周辺のメインの駐車場渋滞が8:00前から始まっていて(入場は9:00からでも各ゲート前に列を作って待つんですよね一般の方々は大変!)、、、

で、結局駐車場に着いたのはジャスト8時頃、R357を越えてからが時間掛かってしまい金曜より自宅から駐車場の時間は結果的に長かった!
(もし土曜日ケース2をもう1回やるならR357を超えて駐車場にアクセスするルートを腹案に変更して臨みます)

でもジャスト8時頃だと駐車場への入場が始まっていて駐車場に入る渋滞なくサクッと駐車出来たのは好材料(8時ジャストを狙えばこう入れるのか!と気づく)

そして今朝(日曜、ケース3)です。

きっと日曜日で一般道がこの時間帯は空いているので早着するのは予想できましたが、敢えて過去2日間と同刻の6:50に自宅出発。

船取線までもスムーズ、船取線もスムーズ、新鎌ヶ谷の行きつけのスタバも開店と同時(7:00)にドライブスルー出来て、悠々と朝ドピオしながら会場周辺まで30-40分で到着。

周辺駐車場渋滞も昨日より早い時間に抜けられたのでまだ始まったばかり、、、駐車場前に7:35には到着(スタバ寄っても45分で到着!)、しかも駐車場も渋滞を予測して例年以上のゲートオープンが早まったようで7:30からアクセス可能になっていたようで、スムーズに駐車し8:30の会場入りまで駐車場に停めた自車の中でこのブログ書ける時間が出来ました(笑)

何が言いたいか?というとt、千葉県の道路事情が酷い!で済ませるのは勿体ない!これをトレーニングだと思って臨め!って事です。

そしてどうせやるなら効果や精度高いデータを蓄積する為に同じ条件(6:50出発、8:30現地入り)を設定し、平日金曜、土曜、日曜と道路環境が変る3通りを連続で走行する事で色々な変化やそれによって起きる事が学習でき、結果が如実に出るという事です。

3という数字はとても重要で、サーキット走行は最初の3Lapが大事、広場トレーニングやサーキット走行だって3回やらないと本質は分からない事が多いし、レースだって3回は出ないと経験値が足りない、レース参戦歴もフル参戦3年やらないと一丁前とは言えない、、、サーキットだって最低3か所くらいは走ってみないとドライビングの引き出しは備わらない、、、ドライビングレッスンも3団体くらいは自分にフィットする所を探した方がいいですし、シミュだって3機種くらいは乗り比べしてみるべき、そもそもクルマだって3車種くらいは乗り比べてみたい。

人との付き合いや仕事に置き換えても3という数字は重要ですよね。

そうやって基本的な事が出来る様になったら『比べる』を学び、そこから自分の最適値を導き出す、、、今回のオートサロン3日間の通勤で言えば金土は自宅出発時間正解で日曜日は45-50分前なので8:15着に対して7:20-30が正解値だったのか?その時間だと周辺駐車場渋滞が酷くなって8:15には着けないのか?

これを試せるのは2026年のオートサロンの日曜日までお預けです(だから1年に1回しかない事で経験値を増やしていくのは大変なんです)、でも来年のオートサロンへのモチベーションはこれで上がる!(笑)

いや、そもそもオートサロンはやっぱり通いじゃなくて周辺宿泊いしたい!(これが結論です)(爆)
Posted at 2025/01/12 09:06:04 | コメント(2) | トラックバック(0) | 日記
2024年12月31日 イイね!

2024年大晦日に想いを書いてみました

2024年大晦日に想いを書いてみました2024年もあと数時間となりました。

今年もお陰様でワンスマは沢山の笑顔に出会う事が出来ました、そしてネーミングどおり(1日笑顔を創る)事も出来ました。

メールニュースは数日前に年末の御挨拶をさせてもらいましたが以下に改めて。



いつもワンスマをご愛顧いただきありがとうございます。
2009年から『ワンデイスマイル』としてドライビングレッスンを企画運営する団体を設立し2013年からは法人(株式会社ABSSA)として、いつしか名称も皆さんが好意を持って略称で呼んでくれていた『ワンスマ』となり、今年で16年目となりました。

代名詞ともいえる広場トレーニングは今までで延べ6,000人以上、袖森フェスティバルは11月の開催で45回目、袖-1GPやドラアカTV、年に1度のプレミアムレッスン、恒常的に行うドラサポ、FSWワンスマラウンジ運営など、沢山のアマチュア/ジェントルマンドライバーさんと出会う中でワンスマも常に変化を恐れずに進化し続けてきました。

その時その時のニーズに応えられるものを提供し、年間に70以上の一般募集プログラムを開催し、延べ1,200人以上のご参加をいただきました。

私も主任インストラクターの井上も年間で300台以上のオーナーの車両をDriveしてきました。

2025年、ABSSA MOTORSPORTとしての活動も前向きに調整中、我々もまたレースします!って状態ですし、車が好き、サーキットが好き、レースが好きという方々のゼロからイチへと進化する為の各種プログラム、そしてイチからその先に続く、自分に合ったサーキットとの付き合い方に合わせたサポートが出来る体制を引き続き構築していきたい所存です。

引き続きよろしくお願い申し上げます、良いお年をお迎えください。



最近良く考える事があるんです。

『私は厳しい人なのだろうか?』という事、、、昔ほどじゃないけど参加者に対して厳しいという事を言われる時が今だにあるんですよね。

確かにダメなものはダメと言う時あるし、お客さんだから神様だとは思ってない節あるし、上手くなりたい速くなりたい人に対して、お客さんではなく参加者として厳格に対峙するというスタンスは昔から基本は変わってないです。
(まあでも年を重ねて丸くはなりましたけどね 苦笑)

でも一方ではユーモアセンスは常に持っていたいし、プロを目指す訳じゃないから学校の部活の部長や監督のような厳しさは今はないハズなんです。

でもじゃあなんで今だにそう言われるんだろう?って考えるとやはり我々がやっているのは『安全』に関わるスポーツだからです。

自分の体、生命、そして一緒に走る人のクルマ(財産)や安全にも関わるから、知らない人、知ろうとしない人、いい加減な人、出来ないものを出来ないままにしている人に対しては厳しい部分を持ち合わせてないと、とは思います。

何かあると”ワンスマで初めて、教わった”という風にみられるでしょうし、何かやってしまったら立場的に一緒に謝りに行かないといけない、監督責任のある立場の時もあります。
(今年も一度大先輩ドライバーの元に一緒に謝りに行ったりしました)

ルールやマナーも含めて、知らなうちや出来ない内は厳しくないと事の重要さを分かって貰えないでしょう、でもある程度知って出来る様になれば技術に対しての目指す方向によっての出来栄えがサーキットごとはタイムでしっかり出るし、競技をやればしっかり結果として出るので、出来ない事を望むような事はそもそもしないし、普段できるてる事をレースで発揮する事自体も簡単でない事は自分が競技をやってきたからこそ重々理解している。

私が厳しいと思う人はそういう人でしょうし(まだまだ始めたばかりで足りない部分がある)、逆に厳しいなんて思ってない人(出来る様になってきた人かもう出来ている人)もそういう人なんでしょうね。。。

今年、お客様でゴルフのコーチをしている方が居て一緒にラウンドをさせてもらった事があるんですが、一緒にその方のスクールに通う生徒さんもラウンドしました、私への教え方とその方への教え方おスタンスが明らかに違ったのは、彼はスクールに通うちゃん教えないといけない人で、私の場合は教えて貰いたいと思っているとは言え状況が違うから、、、ですよね。

サーキットへ行くとその方の立場が私であり、スクールの生徒さんにも色々な方向や立場、関係性の方が居るので、厳しい事が必要な時に言えない人はまだ関係性が薄い、いわゆる”お客様扱い”なんだと思います。

私だって『いいですね~ センスありますね~ 流石ですね~』って言っているだけでいいなら悪役にならないし、楽!(笑)

経験者であってもチームで走って貰うとか、ワンスマでゼロからスタートしてもらうには、どちらも一定の責任が生じるので、どうしてもそうならざるを得ないんです。

ワンスマは囲い込みの為の箱を作ってきて”ヨイショ”をする所な訳じゃなくて、走る楽しみを共有できる仲間、ワンスマの存在がありがたいと思ってくれる方々が集う場所にする為の箱を作ってきたと思います。

だからプロよりどの位劣っているか?の指針では本来ダメで速さや結果を競う事になる競技は仕方ないけど、”運転のうまさ”はタイムや点数で表すというより”検定”のようなシステムが必要だよな~って前から思っていて、なかなか形に出来なかったのが袖-1GPのジェントルマンスコアシステムを構築する事である程度形に出来たのでは?とも思います。

箱って言うと誤解されるかもしれないけど物理的なBOXではなく精神的なサークルのイメージ、他のプロドライバーと違うアプローチをしてきたけど、私はホストの様な事は出来ないので、自分の真価で勝負なんですよね。

だから目上の方々に可愛がられないタイプ(笑)、実力と役に立てるかどうか?でしか勝負してない(つもり)、だからたぶん鼻につく奴に見えたり、うまくやりやがってって思われやすい存在なんだと思う(苦笑)

10憶を1名2名見つけるのではなく100万で1年遊びたい!って人を100名200名集める、っていうのがワンスマのビジネスモデルの主軸、だからこそのリスクや手間もあるけど、いいお客様しか居れない環境が出来ているので自然淘汰されている気がしていて、だからこその我々が享受できるチャンスもあるとも思っている。

取りこぼし的なものもきっと多いのかもしれないけど、業界には”お零れ”というか、『うちでは手に負えないツワモノ』がポロポロと流れ、ゼロからではないベースが出来ている方々が『褒められて育ててもらった方が成長する』ってお互い誤解の上で成立する関係からスタートできる環境も一定数あると思われます。
(自分に責任が生じる様になるとそういう訳にもいかないってこの先に分かるでしょう)

その環境を維持する為に私は1年で230日近くサーキットに足を運び、360台のオーナー車両に乗る、その内80日はほぼマンツーマンの様な形で150台近くの車両でドラサポをやっている、見た目の箱も必要と国際サーキットのパドックに居場所を構えて100日近くFSWワンスマラウンジが開いていて、サーキットをより安全に走れる様に40回の広場トレ、500名近くが1年で広場を受講して、袖森フェスなどで300名がサーキットを楽しみ、FSWを走りたい人はMcLaren Free Runなどで年間100名以上、ドライブスルーやワンスマカートなども入れると延べで1年1200人くらいがワンスマを活用してくれている、それが継続できているのは常に新しい手法、もっと良いやり方、今のやり方にあった改善を模索し続けているからだと思います。

メーカー系やB to Bイベントもあるので、実際はもっと色々な方にお会いしていると思いますが、実際に自分で走る人の為のイベントやそれを知って貰うキッカケになっているB to Bイベント、どちらも本当に大切。

沢山の方々が通過するワンスマだからこそ、それら業界の需要や雇用を作っていると思うし、自分が本当にレースだけやっていきたいければ自分だけでやっていけばもっと稼げる形態になっていただろうし、こうして仕組み化しているのはレース当然したいけど、それでお金持ちになりたい!って訳じゃなくて、自分の経験を活用して求められた人たちのお役に立ちたい!って意識の方が強いからなんだろうな~と自己観察している最近です。

特に45歳を超えてきた4度目の年男だった今年は”人の幸せを願う生活にシフト”しないと、と思う事が増えてきた、今まで自分中心でやってきたからね、、、(でないとここまでやって来れなかった)

そんなワンスマの中でゼロからスタートして公式戦デビューの方のYoutube映像も是非見て頂きたいです。

こちら こちら

この方に限らず、1年前を振り返るとまさか自分がレースやるとは?って人結構多い(笑) その位、サーキットってハートが奪われ心突き動かされる場所なんだと思うし、私たちはその象徴としてやっぱりレースで戦う姿を見せ続けないといけないとも思う1年でした。

今年は断腸の思いでレース活動は控え気味でしたが、だからこその来年の活動が楽しみです、1月25日の新年活動報告PARTYにて発表するべく準備を粛々と進めております。

2024年の名場面はFacebookの方に公開しました >>> こちら

長くやっている、信頼を得ている、色々なジェントルマンを見て来た、腹くくっている、、、これがワンスマの強みである事は間違いない!って事で、2025年も是非御贔屓に、よろしくお願いいたします!
Posted at 2024/12/31 15:05:47 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2024年12月16日 イイね!

1年で広場トレ40回開催、オーナー車両360台、ドラサポ80日以上で145台実施!!

1年で広場トレ40回開催、オーナー車両360台、ドラサポ80日以上で145台実施!!年内最後の(自分が担当する)広場トレーニングが昨日無事終了。

今年もワンスマ一般向け(一般反復や同乗&走り込み広場、プレミアム)、企業向け(研修系)、ショップやディーラー主導の運営(試乗会やトレーニング)、プライベート向け広場、夏から秋にかけてはFSWさんと共同企画で『夏キャンペーン/スポーツ走行広場』という初の試みもあったけど、実に40回の施設利用がありました。

レーシングコースも走行会系が4回(プレミアムレッスンの為に1日貸切も1回、それ以外がMcLaren Free Run & ワンスマ走行会)あるし、そもそもワンスマラウンジの賃料などもあるので、FSWさんへの売上貢献はきっと2000万近く!(笑)

袖ヶ浦さんもコース貸切が年間に10回以上ありますからね、、、(こちらは料金非公開!)

それはそうと、この1年で実施したドラサポを振り返っても見ました。

通常の個別に日程調整をして進めるドラサポもあれば、他社さんのも含めて走行会の中で実施する同乗ドラサポ、レースに帯同して一緒に参戦するのもありだし、帯同コーチとしてドラサポなど、何らかの形でRコースでオーナーさんの車両に乗ってドラサポを実施した内容です。

井上インストラクターや山田インストラクターを中心に私以外の信頼するインストラクターに任せている案件もあるので、実際にワンスマで実施しているドラサポはそれ以上なんですが、、、

1年で80日間~90日間ありました(レースWeek帯同もあるので単日でカウント出来てないものも10Week / GWCAやFerrari Challenge、86レースなどかあって日数に幅あり)、広場トレーニングなど含めて私は年間で360台近くのオーナー車両をDriveしましたが、そのうちRコースでのドラサポは145台でした。

気になるのは車種ですよね?(複数回のも多々あるので車種のみで)

コペン、GRヤリス、BMW M2、991Cup、992Cup、AMG GT4Evo、ZN6の86、ZN8の86、GT4RS、ロータスExisi、720S、991GT3、Z34、Abarth695、996GT3、CIVIC TYPE-R、NDロド、992GT3、35GT-R、WRX、RX-8、981ボクスター、VITA、vGranz、Ferrari Challenge Evo、AstonMartin ヴァリキリ―(ロードカーver / サーキット専用Ver)、ケイマンGTS、メガーヌRS、BMW M3、スバルSti、BMWクーパーMINI、BRZ、ランエボ、BMW M4、Lamborghini ウラカンGT3、GR Supra GT4、Maserati MC20、Lamborghini Super Trofeo Cup、Lotus Erise、S2000、AMG C63、765LT、750S、ケータハム、993カレラ、A45S、McLaren 720S GT3、Golf 2 GTI、アルファロメオ ジュリア、、、

実に50車種!

そして自慢はスピンやコースオフなども一切ないこと、、、コースはみ出しやブレーキ止まり切れなくてオーバーラン位はあったかもしれないけど(苦笑) 、、、

ある程度マージン取って走っているから当たり前だけど、色々なコースを色々な環境下で色々な車両で走らせて、せいぜい計測1Lapから行ったとしても事情があって3Lap位が多いので、これはプロドライバー&プロインストラクターとして、自慢していい数字のはずです。

でも、何かの拍子でそういう事は常に起きる、車両のメンテ状態も走らせてみて何か不具合感じて走行取りやめる、、、なども過去にはあったので(今年はドラサポ参加される方々の日頃の車両メンテの賜物で無かったけど)、レース以上に実はリスクが伴う業務ともいえるのがドラサポです。

数日前にアップした鈴鹿の謎のショートコースに行こうとする車両が居たりとか罠も多いので(苦笑)

信頼と技術で”ドラサポ職人”としてのドラサポは皆さんに是非その効果をこれからも体感いただき、必要とされる方々のお役に立っていければと思っています。
Posted at 2024/12/16 11:27:14 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
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