R Magic おーはらのブログ一覧

今日のエビスもかなり荒れてたみたいです。

雨が突然大粒になったり、雨が止んで路面が乾きかけてまた降ったり。
（こういう中途半端な状態が一番危ない）

その影響でシリーズランキング上位選手が点数伸びなかったり、
その逆もあったり・・・だったようですわ。

天気に翻弄されるなんて、とても悲しいよ。
運に左右されるのってのはさ。


高山選手は予選Ｂグループでした。
（予選参加選手４２台を今シーズンのランキング順に
　Ａ、Ｂ、Ｃの３グループに分けています）

昨日から雷を伴って降っていた雨が練習が始まる前には止み、
ウソのように、晴れ間が覗いて

「おぉっ！日焼けするぜ」

って思うくらいだったのですよ。


駄菓子菓子！


Ａグループの予選が終了し、Ｂグループの出走車両と入れ替えの
わずかな時間でサーキット中のアスファルトが真っ黒になるくらい
大粒の雨が降ってきました。


なんてツイてないんだろう・・・


またしても最悪のタイミング。


コースインしている、完全にドライセッティングの【ピンク６号】に
雨対策をなにも施すこともできず、

『最高の走りを見せてほしい』

という願いは、

『ただ無事にピットに戻って来て欲しい』

に変わりました。


画像はピットに戻ってきた【ピンク６号】の足元です。
ここのピットは傾斜してるんだけど、それにしてもすごい川でしょ？

こんなクソ雨の中で神経を集中して走って、普段あまり疲れを見せない
高山くんがボロボロに疲れてピットに戻ってきて

「今までＤ１に参戦して雨の走行の中で一番攻める事ができました」

とまで言ってくれたんだよ。

ウェット路面でのセブンの動きがピーキーでシビアだってのは
よく知られた話。

ここ最近はセブンらしい動きのシャープさをなるべく損なわないように、
コントロールしやすいクルマに仕上げてゆこうとセッティングを
進めていたことが、少し効果を表してきた事は彼の言葉で確認できた。

けど、クルマを仕上げてゆく者として、ドライだろうがウェットだろうが、
もっと運転手に楽をさせてあげられるようなクルマ作りをせんといかん。


そう思った。


確実に進化し続けているから、もう少しの間、あたたかい目で
応援してくださいね。