
ハプニングがいくつかありました。
最大のハプニングは『 バンパーが壊れたこと 』です。
コースアウト→クラッシュしたわけではない。
(つーか、このクルマ、今までにコースアウトどころか
一度もスピンしたことないですわ。)
富士のストレートの風圧で壊れました。がくー
いやね、【ピンク4号】に装着しているエアロパーツは
市販しているのよりも軽量タイプなのですわ。
だいたい40%くらい薄く作ってるので、強度は半分くらいかもしれん。
それと、予想以上にスピードが出ていたこと。
6速8000rpmで287km/hでギヤを選定していたんだけど
ウィングを換えて、カナード取り外したら8000rpm以上回ってました。
正確にはわからないけど290km/h以上出ていたかもしれません。
木下選手曰く
「GT300の車両に近いくらい、ものすごいダウンフォースが効いている」
らしく、これもエアロ崩壊の原因になったものと思われますわ。
ダウンフォースの効くエアロで290キロのスピードに耐えられなかった・・・と。
ま、なんにせよ、富士で薄いペラペラのエアロバンパーはダメってことがわかりました。
あはは。
って、笑い事じゃなかったです。
足回りを含めたテストをしなきゃいけないわけで、バンパーを急遽その場で修理。
と言っても、ステンレスワイヤーで引っ張っただけだけどね。
いちお、それだけで最後まで全開走行できました ^^v
今回やったメニューは・・・
前後減衰力変更(バンプ側のみ)
前後車高変更
エアロパーツ変更
いじょ!
エアロパーツに関しては、SARD製の【 fuji 】という
レスダウンフォースタイプのモノを持って行ってたのでこれに交換。
合わせてフロントのカナードも2枚とも外した。
ダウンフォースを減らした状態での、足回りのメカニカルグリップを
確認するため。
実際に走ってみるとテクニカルセクションでの悪影響は殆ど無く
「ストレートでのシフトポイントが早くなった」し、
ストレートエンドで「数百回転上がった」とのコメントをもらった。
結果、
1分46秒前半。
メーター内臓のラップ計測機能が不調で、手持ちのストップウォッチでの計測
ではあるけれど、ひとまず今日の目標値はクリア。
ピットに戻ってきた木下さんが開口一番
「本番はこのまま持ってきて」
これは2年前の筑波スーパーラップの本番3日前のテストの時に
聞いたセリフと同じ。
24日の本番は、ちょっと期待しててください。
当日は、天気が良くて、うすら寒くて、路面温度が上がらないの希望っす!
裏話・・・
「本番はこのパワーなんだよね?」
「どしてです?」
「速いのに乗りやすくてちょうどいいからこのままがいいね」
実は富士は標高高いからブーストがかかりにくいはずだと思っていたのだが、
ログ見ると設定値よりブーストがコンマ1も高い。
富士の寒さを侮ってたっす。汗
「勿論このままで持ってきますよ!」
と答えたが、内心ドキドキだという事は誰にも内緒にしておこうっと。
ま、セッティング時はこうなることも想定してコンマ1高めでの
セッティングは取ってるから問題ないと思うけど。
TO4Zでブースト1.3・・・
たぶん馬600頭くらいのはずなんだよなぁ。ふぅ
Posted at 2009/01/22 21:16:10 | |
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R Magic D1 & タイムアタック | 日記