R Magic おーはらのブログ一覧

今日はCPUの導入のために　わ　ざ　わ　ざ　大阪から黒幌NDさんがご来店。

年末のお休みで帰省などを利用してかと思いきや、

「 ECU送ってもいいんだけど、それじゃ味気ないと思って 」　

という言葉に痛く感動しました。


時間かけて交通費かけて…ほんとありがたいです。



期待通りの効果を体感していただけるといいな。


さて、今日はBMアクセラさんもCPUとパワーコイル2の導入にいらっしゃいました。





以前からブログを見てくれているオーナーさんは、しっかりガソリンがハイオクになっていました。

が、じつは社外品の剥き出しクリーナーが入っていて、アイドリングが不安定なうえに

ゆっくりとハンチングしていました。

この部分もCPUのセッティングで直してほしいという依頼でした。

以前…2年くらい前にもBMアクセラで同様のことがあり解決したことがありますし、

NDロードスターでも欧州のターボキットを導入したあとでハンチングが収まらなくなって

困ってたオーナーさんがいらっしゃったこともありました。


原因は吸入空気量を計測するセンサー、エアフローメーターを取り付けしているパイプの

直径や位置の問題で、アイドリングの吸気量が正確に計測できなくなっていることです。

直径が太くなっていると吸気流速が落ちますので、正確に測定できなくなるんですね。

そこで、CPUの中のエアフローメーターの特性（0～5vの間の出力電圧に対して吸気量）を

書いてあるMAPをいじります。

本来いじらなくてもいいパラメータで、できればいじりたくないところです。


イメージの画像を貼っておきますね。



このグラフを画像のように左や右にオフセットしたり、傾きを変えることで修正するのです。

今日のBMさんも狙い通りばっちり直ったのでめでたしめでたしでしたが、

根本的は話をすると、こういうことを考慮に入れずにエアクリーナーを開発している

メーカーがあるということが問題なわけで、消費者は特に有名メーカーだったら特に信用して

購入するわけでしょ？

それってどうなん？って思うわけですよ。