報告のその前に。
今回のイベントに、たくさんの人が応援に来てくれました。
ピットにまで来てくれた人もたくさん。
ありがとうございました。
とてもうれしかったです。
走行前のブリーフィング、取材、走行準備・・・
それだけでなく、トラブルを抱えてしまったので点検したり・・・
毎回毎回イベントのたびに書いているのですが、
忙しくしててひとりひとりと充分お話できなくて申し訳ないです。
挨拶だけで終わった人もいるし、挨拶さえ交わせなかった人も。
これに懲りず、また応援に来てくださいね。
さて、走行報告です。
午前中のセッションで、「リヤ回りの違和感を感じる」と
ピットに戻ってきたので、走行を中止し点検。
ショックが抜けているような、タイヤの空気圧が極端に減っているような
落ち着きの無さを感じたようなので、空気圧を点検。
問題なし。
ハブにガタもなし。
アーム類、ブッシュ類に於いてもなにも問題がない。
あとは、ショックが抜けた?
あまり考えにくいことだけど、可能性が少しでもあるなら点検し、
直すしかない。
オイルは漏れていなさそうだけど、別タンク部分からガスが漏れている
可能性はあるからショックのガスを抜いて適正圧で入れなおした。
あとは・・・
今回持ち込んだホイールのうち1セットが前回と違うところ。
本番アタック用のホイール(前回テストで使ったホイール)に変更。
直ったかどうか解からないまま本番の時間がやってきた。
もしも直ってなかったら危険が伴うので、ドライバーには
「違和感があったら戻ってきてください」と伝えてた。
アウトラップの次の周、ピット前のストレートで見ているとしっかり踏んでいる。
アタック開始。
戻ってきた・・・1分45秒8
決して悪くはないタイムだけど、FR車では2番手。うぅ
しかも今度はドライバーがパワー系に違和感を感じたらしいので、
ここでアタックを中止。
残念。
戻ってきたドライバーの木下さんとミーティングした。
足や空力など、まだタイムは伸びる要素はあることを確認。
タイムアタックが始まる頃から雪が舞い始め、路面温度が下がってきたせいで
タイヤ温度も想定より30度も低かったのも原因のひとつ。
今回木下さんの縁もあって【 ハンコックタイヤ 】を履かせてみたんだけど
タイヤ自体のポテンシャルはかなり高く、もっとタイムを縮められる要素はあった。
もう1周アタックできたらタイヤ温度も適正温度まで上がったかもしれないと
思うと、連続アタックできなかったことが悔やまれる。
今回の一連の【ピンク4号】の走行は、色々と反省させられる点が多かったけど
速く走らせるためにどうすればいいかかなり勉強になったです。
また、お客さんやスポンサーの方たちを始め、たくさんの人に期待されているなと
ひしひしと感じました。
昨日のMC鈴木 学さん(D1でお馴染みの)も心配してくれてピットまで
来てくれたりね。
次の予定は今のところないんだけど、次こそは応援しに来てくれた人たちに
もっともっといい走りを見せられるように頑張んなきゃと思いましたわ。
さ、気持ち切り替えてD1開幕戦に向けてクルマ作りですじゃ!
画像はレストランから見えるヘアピン。
雪がどんどん降ってる様子。
やっぱり今年も天気に翻弄されるのか!?がくー