
昨年もたくさんのユーザーに応援していただきました。
ありがとうございました。
たくさんのスポンサー様にもお世話になりました。
ありがとうございました。
今年最初の日記なので、2008年を省み、2009年の抱負を書こうと思います。
昨年、弊社関連の大きな出来事として
“RE専門中古車屋【R Magic GARAGE】”
http://rmagic2007.net/
のショールームオープンがあります。
まだまだ世間では、RE車は壊れやすいというマイナスイメージがありますし
調子が悪いREの中古車を買ってしまった人や、車両に不安を持ちながら
乗っているユーザーがとても多いので、全車【セブンドック】【エイトドック】
にて、チェック・修理、整備して販売しています。
特にFCやFD前期が程度のいい車両が少なくなってきたというのが実感です。
しっかり整備して、大事に乗ってもらいたいです。
これからも安心して乗っていただける中古RE車の販売をしてゆきます。
次にデモカー。
2008年、デモカー運営の中で一番力を入れていたのがD1GPです。
これまでタイムアタックというカテゴリーで、
それなりの結果を残していたという自負もあり、
真面目にドリフトに取り組めば、すぐにイイ結果は出るだろうと
タカをくくっていた部分がありました。
初戦予選10位。
初挑戦にしては上出来でした。
クルマのセッティングが進めばもっと上位に行ける!
と思ってはいたものの、一年終わってみれば7戦中3戦しか予選通過できず
年間ポイントはゼロ。
こんなにドリフトの世界が難しいとは・・・
ナメてた部分を猛反省。
こんな成績のままで終われる訳ありません。
去年悔しい失敗から得たノウハウを【ピンク6号】にフィードバックし、
今年こそ、常に上位に名を連ねられるよう頑張ります。
予断ですが・・・
採点方法が公平だということも、D1に参加してわかったことのひとつ。
正直、参戦前までは採点方法に不公平な部分があるのではないかと
思っていましたが、初戦のドライバーズミーティングで詳細な採点方法を知り、
私の中のネガティブな、疑いの気持ちは払拭されました。
減点法で採点されることは知ってたけど、各コーナーごとに細かい減点基準がある。
こんなに厳密な審査が行われていたとは思ってもいなかった。
唯一残念なことは、そういう厳密で公平な部分が一般的にあまり知られてないこと。
選手やチーム関係者の中にさえ未だに不公平感を抱く人や採点に対し不満を持つ人も
少なくない。
一般の人の中には、そういう部分に違和感や嫌悪感を感じてしまって
D1に対して興味が殺がれているということもあるのではないだろうか。
採点競技だから誤解を生じ易いというのは否めないし、そういう部分を
全て解消するのは不可能なことかもしれないけれど
今後D1が広く認知されるためには、主催者側はもっと広く採点基準を公開するとかの
方策を採って、誤解を招かない努力をすべきだと思う。
ちなみに・・・
日記でひとり言を言っているつもりはありません。
ちゃんとD1コーポレーション側には同様に“意見”として伝えています。
現段階で回答は頂いておりませんが、徐々にでも改善されることを
期待しています。
次に【RXレース】
これも去年から参戦・・・といっても、去年から始まったレース。
一言で言うと、一年間ウチはレギュレーションに翻弄されました。
今のところ、今年このレースにエントリーするかどうかは白紙状態です。
元々は、「RE業界を盛り上げるためにRE車のレースを見せたい」
という大義名分があったので、そりゃ参加しなきゃと思ったわけです。
元々生まれてきた背景(開発コンセプト)が違う【ピンク5号】は
当初のレギュレーションに合致しない車両だったので、
レギュレーションが固まるまでは「賞典外扱い」で参加する積りでした。
が、開幕直前にレギュレーションに合わせてタイヤ変更を余儀なくされ、
テストできないまま開幕戦。
その後も助手席の追加、燃料タンクの移動等々、レギュレーションに合わせてモディファイ。
これも同クラスの車両でレースして「RE業界を盛り上げるため」。
それによりバランスを崩し、満足のいく結果を残すことが出来なかった。
あまりにも【ピンク5号】がかわいそすぎなので、最終戦はオリジナルパーツの
テストを兼ね、ピンチヒッターとしてMC後RX8の【二代目・銀八】で出場。
特にブレーキがらみの弱点がわかった事と、MC前とMC後のRX8では
何がどう違うのかが少し見えてきたのが収穫でした。
レギュレーション自体が途中で変わり・・・
使用できるタイヤが変わり・・・
レギュレーションの解釈もそれぞれ違う・・・
色んな解釈が出来てしまうようなレギュレーションの下でレースが始まったことが
そもそも間違いの始まりだが(※)、レギュレーションの盲点というか、
重箱の隅をつつくような解釈をするのも
「RE業界を盛り上げるために」
という当初の目的から外れてるような気がしてならないわけです。
(別に誰かを責めている訳ではありません、誤解の無いように)
※これに関しては、レギュレーションを決めるための事前の打ち合わせに
参加していたにも関わらず、充分な話し合いができなかったこと、
レギュレーションが確立される前に開幕を迎えてしまったことは
私自身も反省しています。
デモカーを走らせるということも、このレースに参戦することも
「REファンやR Magicファンに対してのファンサービス」であり、ひいては
「RE業界を盛り上げるため」のひとつの方法だと思っています。
昨年一年を通じて、弊社のデモカー運営は、この一番大きな目的に
向かっていなかったのではないかと反省しています。
今のところ全く具体案はありませんが、同じ時間と労力と経費をを使うなら
REファンやウチの事を良く思ってくれている人たちが、もっともっと
喜んでくれるようなことを企画したいと考えています。
ということで、現段階でRXレース参戦は白紙。
(今後の話し合い次第で方向性は決まるという意味で「白紙」です)
弊社にとって、2009年最初のデモカー運営は、今月24日に
富士スピードウェイで開催される【 HKSプレミアムデー 】への参加。
【ピンク4号】が初めてFISCO(富士)を走ります!
しかも【ピンク4号】自体、走行するのは2年ぶり。
最善の走りを披露できるよう、年末からメンテしてます。
ドライバーは木下みつひろ選手。
是非応援に来て下さい!
※【ピンク4号】のその後の走行予定は今のところありません。
今年、FDはD1を舞台に【ピンク6号】、RX8は【二代目・銀八】の
モディファイを通じて、カッコよく速く走らせるノウハウ、壊れないノウハウを
蓄積してゆきたいと思っています。
特にMC後RX8に関しては新たなパーツ開発を進めてゆきます。
また、まだ発表できませんが、新たな事にもチャレンジしてゆこうと
思っています。
世間では、昨年後半から世界規模の景気後退や先行き不透明感等、
経済に関しての不安要素はたくさんありますが、応援していただいている
ユーザーのみなさま、スポンサーのみなさまの期待に応えられるよう
頑張ってゆく所存でございます。
今年も昨年以上に、応援のほどよろしくお願い申し上げます。
画像は本日セッティング中の【ピンク4号】です。
なんとなくボロっぽく感じるのは気のせいです。 汗
気にしないように!(笑)