
いよいよ今日から始めました。
とはいえ、時間が無かったので、今日はノーマルの体力測定のみ。
まず、スピードリミッタを解除(正確には500km/hに設定)して
レブリミットをひとまず9000rpmに設定してパワーチェック。
(実際は8000rpmまでしか回さなかったけどね)
測定時は当然ロギングします。
使う機材は
【 HKS Fcon-iS 】
これね↓
回転、空燃比と水温、吸気温などのデータを取ります。
これでノーマルCPUでの空燃比と点火時期がわかるわけです。
次に【 HKS Fcon-iS 】をロギングのためだけじゃなく
実際にセッティングに使います。
純正CPUと違って、リアルタイムにデータ変更できるから、
これを使って
“ 一番トルクの出る空燃比と点火時期 ” を探るのです。
ばっちりセッティングとれたら、データを全部リセットして、
今度は同じトルクが出るように、同じ空燃比になるように純正CPUを弄ってゆきます。
【 HKS Fcon-iS 】でセッティング取ったときと
同じ結果が出れば終了。
(あくまでもぼくのやり方ですよー)
なんとなくわかる?
その他の機材としては“ RX8にとって最適な ” 空燃比と点火時期を出すために、
排気温度計も使います。
※TOP画のPCの上に見える丸いのがそれね。
これに関しては、また次の次の次の次の機会くらいに書きますね。
さて体力測定。
同じ条件で2回測定して、結果のいい方を採用するようにしているのだけど
1回目 174.2ps 17.4kg・m
2回目 174.4ps 17.5kg・m
と、まぁ見事に誤差ナシ。
しかも、かなり低い数値で・・・
が く ー
かなり期待外れな結果に
ま じ で が く ー
ですわ。
ホンマにCPUだけでパワー上がるんかいな・・・
明日もがんばる。
さて、RX8ユーザーからこんなお便りが届きました。
> CPUチューンで燃調が薄くなると低速トルクが落ちちゃうんですか?
いい質問ですね。
チューニングショップのCPUは、「最適な濃さの燃調」に合わせること。
メーカーの燃調は「最適な濃さよりも全然濃い燃調」なので、
薄くして「最適な濃さ」にもっていってあげることによって
「濃くてトルクが出ない」
状態から
「最適だからトルクが出る」
ことになるんです。
ようは、燃料は濃くても薄くてもトルクが出ないってことです。
人間に例えると・・・
「空腹(燃調薄い)過ぎ」
でも
「満腹(燃調濃い)過ぎ」
でも仕事の能率(トルク)が落ちるでしょ?
ちょうどいいおなかの状態が一番パワー出せるじゃないですか?
さて今日の余談。
今日の一発目の体力測定のとき、5速負荷ナシで回したら
290km/hくらいで軽いバイブレーションを感じた。
ドキドキしながらゆっくり車速を落として、止まったところでリヤタイヤを見ると
ブロックが1箇所飛んでた。
※ちなみにセッティングのとき専用に使ってるタイヤね。
すげぇ怖かったっす。
明日から4速負荷付きで回すことにしました。
Posted at 2010/01/29 02:49:34 | |
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