前回は、北海道地区戦ラジアルシリーズの申込手順を書いてみました。
今回は、その大会当日の流れについて説明してみたいと思います。
■ 持ち物
当日持っていくものです。
当然、ジムカーナを行うために必要な最低限の道具はある前提です。
それ以外のものとして、以下の物を用意してください。
・免許証
・B級ライセンス
・JMRC北海道互助会加入証
・車検証
・筆記用具
・白紙コース図
・コースを書き写すための板
・ビニールテープなど
免許証、車検証、B級ライセンスについては説明はいらないですね。
互助会加入証は、
JMRC北海道のページに記載があります。
一度取得してしまえば、1年を通して使用出来るものです。
簡単に言ってしまえば、競技会中で起こってしまった事故について、いくらか補助金が出るというものみたいです。
取得方法については、
JMRC北海道のページに詳しく載っています。
私はメールで連絡を取って、住所氏名を連絡して振込用紙を送ってもらいました。
また前回記載した、参加申込書の"互助会追加"という部分にチェックをつけて、参加当日に互助会加入ということも可能だと思います。
※ 当日、互助会加入証をもらってた人がいたと思います。
筆記用具、白紙コース図に関しては、当日発表になるコース図を書き写すために必要なものです。
白紙コース図は、
チームナーバスさんのホームページからダウンロードできます。
※チームナーバスさん、ありがとうございます
また、書き写す時は外に張り出されたコース図を書き写しますので、机などはありません。
よって、白紙コース図の下に板のようなものが必要です。
ホームセンターなどに売っているもので、紙を挟むクリップが付いたボードが便利ですね。
ビニールテープはゼッケンを貼り付けたり、この後記載する各種テーピングに使用します。
■ 現時到着時刻
タイムスケジュールを見ると、参加確認時間は午前8時からとなっていますが、8時に来たのでは遅すぎです。
参加確認時刻の1時間前には現地到着するようにしましょう。
今回、私も驚きましたが、1時間前からかなりの参加者が集まっていました。
詳細は、後述します。
■ 走行準備
1時間前に到着したら、車をパドックに止めます。
パドックは決まっている訳ではないようで、到着順に好きなところに止めていました。
パドックに車を止めたら走行準備をします。
車内にあるものは、なるべく車から降ろします。
横Gなどで、設置物が飛んでいくような状態では危ないですからね。
運転席・助手席・後部座席のフロアマットも外します。
ボンネットを開けて、バッテリーのプラス端子が外れてしまわないよう、ビニールテープで固定します。
プラス端子とバッテリー本体をビニールテープで固定するイメージです。
あと、ブレーキフルードの蓋もビニールテープで固定します。
私の場合、クラッチフルードもビニールテープで固定しましたが、ここはいらないかもしれません。
空気圧の調整や、ホイールナットの増締めなどを行って、いつでも走行出来るようにします。
■ 参加確認
参加確認が開始されたら、免許証・ライセンス・互助会加入証を持って受付に並びます。
自分の参加クラスと氏名を伝えて、ゼッケンとエントリーリスト、タイムスケジュールなどの用紙を受け取ります。
受け取ったゼッケンは、自分の車の左右見える位置に貼り付けます。
■ 車検
参加確認開始から少し遅れて、車の車検が始まります。
参加者の車を順番に係員の人が見て回ります。
そうです、参加確認後、ほぼすぐと言っていいほどの時間で車検が開始されます。
ですので、早めに現地到着し、車の準備をする必要があるのです。
ゼッケンを貼ったらボンネットを開けて、車検証を準備して係員を待ちましょう。
自分の準備が遅れた場合などは、係員を呼び止めてもいいと思います。
車検で確認することは、以下の項目です。
・車検証確認
・車に付いているコーションプレートの確認(車台番号チェック)
・車両前後に取り付けられている牽引用フックの有無
・安全装備(シートベルトなど)
・ヘルメット、グローブの有無
私はここでフロアマットを外していなかったので、外すように指示されました(´Д`)
私の車のフロアカーペットは、クラッチかかと部分に穴が空いており、クラッチ操作中にかかとが引っかかってしまう可能性があったので、運転席だけフロアマット装着を許可してもらいました。
無事に車検が終われば、ゼッケンのところに"OK"と印を付けられます。
■ コース図の確認
この車検を行っている間に、コース図が貼り出されました。
車検が終わったら、このコース図を書き写します。
持ち物のところで書いてある、筆記用具、白紙コース図ですね。
■ 慣熟歩行
コース図を書き終わったら慣熟歩行を行います。
あらかじめ車の準備が出来て、車検もすんなり終われば、コースを3~4周歩くことが出来るくらい時間があると思います。
■ 慣熟走行
ラジアルシリーズでは、本番走行前に1本だけ慣熟走行というものがあります。
ここで覚えたコースを車に乗って再確認します。
ゼッケン順にスタートするので、自分の前に走る車がどんな車種なのか事前に確認しましょう。
全開で走っても記録に残らないので、ここは慌てず、本番でミスコースしないように、感覚を掴むことを目的として走ります。
■ 本番
慣熟走行が終わったら、いよいよ本番です。
2本走ってタイムの良かった方が記録として残ります。
ミスコース(黒旗)が上がった場合は、競技を中断し速やかにコースから退出します。
■ 再車検・車両保管
さて、これが今回経験した競技後の車検です。
競技が終了し、タイムが出たときに入賞者は、車を再車検することになります。
入賞出来なかった場合は、再車検などはありません。
パドックで待っていると検査員の方が来るので、車検証を持って待機していましょう。
エンジンルーム内の車台番号の再確認と、車に不正がないかのチェックが入ります。
B車両なので、ナンバープレート付けて走行出来る車であれば、問題ないはずです。
チェックが終わると、しばらくの間、車に触れることは出来ません。
車両保管というやつです。
実は不正を行っていて、その証拠を消してしまわないようにするためとのことです。
この車両保管は、競技中アナウンスで解除が通知されます。
車両保管解除までの間、同じクラスで走っていた選手は、タイムや入賞者の不正行為などに対して、不服申し立てを行うことが出来るとのことでした。
車両保管解除がなかなか通知されないので、帰る準備も出来なかったです。
他の方は、荷物を積み込んで帰る準備してるのにw
■ 競技終了後
入賞者は表彰台に上がって、表彰状や副賞などを受け取ります。
写真も撮られちゃったりなんかして・・・。
驚いたのは、インタビューがあったこと。
インタビューといっても本格的なものではありませんが、
ジムキタブログの記事用みたいですが・・・。
ちょっと真面目に答えすぎましたかね?もう少しボケを入れた方が良かったかな・・・?
こんな感じで当日は進行しました。
私自身、車検ってどんなだろう・・・って本気で怖かったんですが、実際やってみればなんてことはなかったです。
自分の車も相当手が入ってますからね・・・あまり弄っていない方であれば、なんの心配もいりません。
参加費はちょっと高いですが、やっぱり緊張感はすごい感じますので、普段の生活に刺激を求めるなら参加してみるといいです(笑)
何かしら間違いや不備がありましたら、ご指摘お願いします!
また、当日の車検や車両保管など、わからないことがいっぱいあり、同じクラスで参加されていたS木さんに色々と教わりました。
この場を借りて、お礼を言いたいと思います。
S木さん、ありがとうございました!!