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imoちゃんのブログ一覧

2023年09月19日 イイね!

YAMAHA F2AMH 樹脂カウルトップの補修 粗仕上げ作業

さて三連休は皆さん如何お過ごしでしたでしょうか?
私はと言うと当初真ん中の日曜日あたりにでも出掛ける予定でしたが.....
アキレス艇のパーツ貼り付けが思うように進まず。
延長戦へと突入しておりました(笑)。
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やはりPVC素材とCSM素材とでは勝手が違いますね。
専用ボンドは、ガチガチに固まるタイプではありません、
ゆえに全体への圧着をしっかりとしないと直ぐに剥がれてきます。
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ようやく完了したのが月曜日の夕方ですわ.....
て事で進水はお預けです。
てか、暑さが一向におさまらず、どのみち行ってはおりませんがねw。
まあ体調も今一なので、自宅でゆっくり過ごしながら気になってた作業を今回進めました。



こちら今年のはじめ頃にゲットしましたヤマハの2馬力ジャンク品(笑)。
ジャンク品ゆえに、あちらこちらにガタがございますが.....
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※パッと見、直ぐに使えそうでしょ?(笑)


一応消耗部品やら、ダメな所なぞ交換しオーバーホール。
整備のかいあって、とりあえずエンジン始動までは何とかなりました。
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ただ回転が思いの外上がらないので、何らかの問題があります。
キャブの目詰まり程度で済めば良いですが、他の原因とかだとゲンナリですわ(笑)。
まあ涼しくなったら、また手を付けて行こうと思います。



ところでこちら本のジャンク理由としてパッと見た目とは裏腹な理由がございます。
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でもパッと見!判らんでしょ!


これで判りますでしょうか?
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裏側見れば一発で判るんですけどねwww。
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こちらリサイクルショップで購入したので、更にその前の所有者さん?になるのでしょうか?
恐らく転倒やらかしたんでしょうね!
しかし私の性格上、この補修はいただけない(笑)。
中々の方法で割れた樹脂カウル貼り付けてくれております。
しかしこの補修は気になってしゃーないわw。


とりあえずボンドで貼り付けてある謎の樹脂を丁寧に剥いでいきます。
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中々しぶとい奴でカッターの刃を3回も折ってしまいました。
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かなり剥がし作業も進み.....
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ようやく最後の一枚。
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樹脂ゴミとボンドかすの山。
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さてここから今回投入の秘密兵器紹介!
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中華性の樹脂溶接用ヒートガン。
160wと少しパワーのあるモノに致しました。
ちなみに今回の作業より少し前に家の掃除機のとあるプラスチック部品が割れて、嫁がテープで無理やり取り付けていた所がありましたが.....
コイツのお陰で見事補修が出来ました(笑)。
その部品がゴミパックの取っ手に繋がるパーツでして、ASSY交換約5,000円相当w。
もう元取り返した感が半端ないです。
珍しく嫁から感謝されましたwww。


さて中身のほうですが、4種類のステップル(金属針)と本体が入っており、ステップルは予備も含め沢山入ってます。
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ステップルをガンの先へこのように固定。
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あとはガンのトリガーを引くと直ぐにステップルが熱せられ、当てた樹脂部分が溶けてステップルが埋まる寸法。
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記念すべき一発目ですが、ややピンボケで失礼。


割れた箇所へ連続で当てて行きます。
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角度のある場所には、このようなタイプを使用。
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とりあえず一旦、ニッパーでステップルの余分な端を切るのですが、普通のニッパーでは切り残しが出て結構危ない。
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で、ギリギリまでカット可能な国産品のニッパーをホムセンで探すと.....
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まあまあエエ値段しやがる(泣)。
でも必要に駆られ、良き工具類が増えるのがDIYの醍醐味!
とプラス思考でおりますwww。



それでも少しだけ飛び出したところは、リューターて削り落とします。
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ぐちゃぐちゃですな(笑)!
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バチバチと切り落としを進め。
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サンドペーパーを当てて慣らします。
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上手く行かなかったところは、やり直し!
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とりあえずガッチリと付きました。
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拡大。
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まるでフランケンシュタインのような出で立ちですが、強度は問題ございません。
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更にお金と時間を掛けるなら、樹脂を盛って鳴らして、磨き作業すれば完璧に美しくなるはず。


ところで表面はと言うと.....
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一度補修している関係上、どうしてもヒビの部分が目立つところもあります。
本格的な仕上げには、パテ&塗装せんと戻りません。
それをするとなるとデカール貼り替えとなりますので今回はパス!
デカール、結構高いんですよ(笑)!


て、事で今回はとりあえず粗作業止まりとさせて頂きます、
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ちなみにカウル新品を購入するとなると.....
この本体購入価格に匹敵する予感が致します(爆)。
て事で、本体が快調に動いてくれたらアップグレードも考えておこう!
※続編は期待しないで。
今回はこれにて。
Posted at 2023/09/19 01:23:57 | コメント(6) | トラックバック(0) | 船外機 YAMAHA | 日記
2023年05月09日 イイね!

YAMAHA F5AMH パワーユニット点検整備 圧縮・バルブクリアランス・CDIエアーギャップ調整

さてGW期間中にどうしてもやっておきたかったのが、琵琶湖用に稼働している4スト5馬力のパワーユニットの簡易点検整備。
とりあえず初めての4スト機なので自身で出来る範囲の点検整備はなるべく出来るようにと思いまして、調べに調べまくるのですが.....
そこはやはり船外機の情報.....
まずほとんどヒットしませんし、さらに言えば機種毎で出てくるなんてもはや宝くじ当たるレベルでしょうか(笑)?
本当日本国内におけるマリン業界の体質は非常に閉鎖的であることを痛感させられます。
たまに出てくる記事と言えば先般訪問させて頂いた雅ファクトリーの長松さんが書いた記事であったり、こちらで紹介させて頂きました福岡でポータブル船外機を中心に整備されているゴムボくらぶさんの記事が非常に目立ちます。
どちらの方にも共通して言えますのが、ミニボートなり小型ボートを経験され、恐らくその辺りの不便さを分かっているからこそ啓発されているものと推察出来ます。
※勝手な想像ですが間違っていたらすいません。
いずれにしましてもそれくらい情報が中々ございませんね。
とは言え自分である程度は解決していきたいので、大袈裟でなく出来うる限り自分なりに色々と調べて火傷しない程度にやっていきます。

そして先ず揃えたのがこちら!
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YAMAHA F4B F5A F6Cのサービスマニュアルとサービスガイドの原本Www。


たまたま上手く手に入れることが出来ましたが、今回ある程度読んでみて色々と勉強になりました。
まぁまだまだ工具類が足りていませんねぇ....
その内潰す覚悟でパワーユニットのオープンもチャレンジしてみようと思いましたが(笑)、ある程度現代に近し年式のエンジン故に細部にわたり丁寧な記載があり非常に良いです。
あと併せてシクネスゲージ25枚(シンワ測定)も購入。
ようやく購入した感あり(笑)。



本体カバー外します。
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YAMAHA船外機の親切なところは、大切なヘッドカバー部分に必ずボルト締結の順番が刻印されています。
また規定締結トルクも表示されています。
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外す際は、こちらの番号の逆から(5)番から順に緩めていきます。



本体内部非常に綺麗でしょ!
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下側はブッシュを支えるアルミカラーの一部が若干錆びていますが、比較的許せる状況かと。
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まずは気になる圧縮をチェックするため5分間暖機運転実施。
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コンプレッションゲージはストレートと言うブランドのモノを購入しました。
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まずキルスイッチコードを外し。
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プラグキャップを外し。
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プラグを抜き取ります。
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ヘッド側ねじ山に傷や異物が無いか確認したうえでコンプレッションゲージのニップルを取り付けて。
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ホースの取り付け。
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アクセルを全開にします!
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ゲージを安定している場所に寝かせたら.....
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3~4回リコイルスターターを引きます。
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ちなみにF5AMHの規定最小圧縮圧力は20℃で7kgf/cm2。
綺麗に数値は出たので圧縮漏れは問題無さそうです。



計測機器を外しプラグを規定トルク13N・mで締結。
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次はCDIユニットのエアーギャップ調整。
先ずはリコイルスターターを外すのですが、急発進防止装置のワイヤーを取り外すためシフトを中立より。
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手前(F・フォワード)に引く。
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ワイヤーが伸びて緩むので、白い爪のスリット部分からワイヤーを外します。
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次にリコイルカバーからワイヤーを取り外します。
10番スパナ2本で外す。
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フライホイールが剝き出しになったら永久磁石部分とCDI突起部分の接点(マグネットと一番近い部分)までフライホイールを回す。
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赤○は永久磁石、黄○がCDIの突起部分2ヶ所。



この際の大きな注意点として時計回り必須で接点が行き過ぎても決して逆回転させない事。
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インペラの羽が不規則(逆向き)になる事例は取り付けの問題と言うよりフライホイールを逆転させる整備士がいるからです。
サービスマニュアルにはインペラの損傷と言う言葉が注意事項として書かれています。
単車などでは逆転しても何の問題もありませんが、ウォータポンプの役割となるインペラを持つ船外機特有の事情ですね。
私も気にしていなかったので勉強になりました。



マグネットとCDIの突起部分接点は2か所ありますが、手前側から調整すると上手くいきました。
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ちなみにCDIユニットエアーギャップは0.4~0.6mmでしたので0.5mmに合わせました。



何度か微調整しながら.....
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調整は10mmのスパナで行いCDIユニットボルト締結トルクは10N・mです。




最後にバルブクリアランス調整です。
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まずバルブクリアランスの測定はエンジン冷機時。
キルスイッチコードを抜き、バルブカバー周りの配線をを取り外し(クリップより)ます。
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ボルト5番より逆順に緩めヘッドカバーを外します。
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と言ってもケースに納まった状態では結構至難の業ですね(笑)。




このような少し角度の変わったスパナで無事開放。
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ロッカーアームが出て来ました。
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そこから大切なのはフライホイールマグネットのTDCマークがリコイルスターターカバーの矢印に来ているようフライホイールを時計回りで回してポイントに合わせます。
この時はCDIエアーギャップ調整後でリコイルスターターを外していましたので、位置的には丁度10mmボルト締結する位置がポイントと同じ場所になります。
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リコイルカバーのポイント位置とはここです。
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バルブクリアランスですが、F5AMHは吸気側(上)も排気側(下)も同じ0.08~0.12mmとなっていますので、真ん中の0.1mmで調整を行いました。
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調整は2種類のスパナで行いますが、バルブ調整ナット10mmの締結トルクは10N・mで最終締めると、若干クリアランスが狭くなります。
この辺り何度か調整して最終的に締め終えてからシクネスゲージの入りでクリアランスを確認しました。

最後にくどいほどガスケットの再使用不可!と書いていましたwww。
と言いながらパーツ注文してないのでとりあえずそのままです(笑)。
※次回パーツ発注時に注文いたします!
その後の稼働は勿論問題無いので、あとは実走行ですね!

あと今回の整備と全然関係ないけど、サービスマニュアルによるとインペラ部分に塗る推奨グリスが、ヤマハグリスAと言う事実(笑)。
通常ゴム類で油脂を塗る場合ですが、シリコングリスを使うのが通例です。
が、サービスマニュアルに記載されているので使用については問題無いようです。
これはグリスの質がゴム類に適しているのか、インペラの材質が耐油ゴムなのかと言うところかと。
恐らく後者だと考えますが、他メーカーに適しているのか不明ですので参考程度としてください。
と言うわけでその後当たり前ですがアイドリングから稼働は問題なく出来ています。
が、前回淀川でオイルリーク後のテスト運行した際にパワー不足を感じました。
内燃機系に詳しいsyuun1さんに症状を伝えたところ、このままパワー不足なら例のオイル漏れによるコンロッド辺りのかじりが原因でパワーロスになっているかも!と言う恐ろしいご指南ご指摘が(爆)。
これでいよいよクランクケースの開放になるんか?と言う感じですが、そうとなればとりあえずビワマスシーズン終わってからにしたいと思いますわ.....
てかここから先の土日は予定入りすぎて6月末までに琵琶湖行けるのか自体が疑わしき状況でもあります。
そんな感じで今回は気になる点検・整備をやってみました!
最後に素人整備につき、この記事で整備されて不利益を被られても一切の責任を負えませんのでご理解宜しくお願い申し上げます。
ではでは。
Posted at 2023/05/09 21:31:20 | コメント(5) | トラックバック(0) | 船外機 YAMAHA | 日記
2023年03月10日 イイね!

YAMAHA F5AMH オイルリークの原因?(まだ完全に解決したわけではない.....)

久し振りの投稿になります。

以前少し書きましたが、琵琶湖用にメンテ&復活させたヤマハの5馬力船外機ですが.....

エンジンオイルのリークが発生。

色々な予測を頂いておりましたが、腰を下ろしてじっくり本体をチェックして見ると....

エアーインテークサイレンサーカバーなるパーツのブローバイガスのオイル循環ホースを繋ぎとめる部分にクラックが(泣)。
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まぁある意味エンジンブロックを下ろしてオイルシール交換やヘッド開けてのめんどくさいメンテナンスはひとまず免れたわけなんです!
パーツリスト目線ではこんなところ。alt



箱は新品パーツ。
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並べても破損箇所暗くて分かりにくい?
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で、何でこんなに時間かかったの?って話なんですが.....他にまた要らぬ買い物をしてしまいまして、その分の必要消耗パーツが激増しパーツオーダーが2転3転ならぬ4転5転(爆)。

追加追加で結局発注期間が3週間も伸びてしまいました。

ようやく一昨日パーツがまとめて届きましたWww。

ただのサイレンサーなら1,000円もしない程度のパーツですが、こちらはオイル循環をさせる部分やねじ止めなど付加されており、パーツ代も約9,000円弱と手痛い出費となりました.....

まぁこれで治れば仕方ないか.....

取り付けは簡単ですが、オイル通過するこの部分がこんな樹脂で大丈夫なん?と言う感じです。
実際ホース抜くときにはポキリと折れてしまいました。

で、冒頭に述べた散財ですが.....
今更ながら4スト2馬力の船外機(ジャンク品)、教科書代わりの入門編として2台も購入してしまいました(笑)。

1台はヤマハ4スト2馬力で、もう一台はトーハツ4スト2馬力。
どちらもビックリするような価格で手に入れることが出来ましたので壊す覚悟で現在分解&お勉強中ですWww。
そしてそれなりに苦労(勉強)させて頂いております。
まぁ生き返らなければ部品で処分するつもりですが、私の経験上いかに数をこなすかが本当経験値になります。

と言う訳でビワマスも行きたいんだけど、船外機の完全復帰とスケジュール調整いかんによりそうです。

ではでは!
Posted at 2023/03/10 09:40:05 | コメント(6) | トラックバック(0) | 船外機 YAMAHA | 日記
2023年02月01日 イイね!

YAMAHA F5AMH 9.9FMH のトップカウルレストア ※9.9は途中まで

この先日の土日ですが、小型ボートにとっての天候は最悪.....
琵琶湖においても冬型の気圧配置による季節風が吹きすさび、風速5m以上の危険な状況。
淡水と言えども琵琶湖クラスともなりますと簡単に遭難事故などに遭います。
ましてやこの時期ですから万一の落水時、比較的温い海水でも30分持てば御の字ですが、淡水の琵琶湖なら身体が持っても5~10分!?
カヤックなどの釣り人、本当大丈夫かい?と思います。

まぁそんな思うところの独り言はさて置き....

実は土曜日身体がかなりダルくて1日寝ていました。
軽い風邪のような症状がありましたので大事をとって。

で、日曜日は幾分日差しも射してきたので車で約10分近所の釣り仲間のIさんよりトンボ(ビンチョウマグロ)のお裾分けを頂きました。

鰭(ひれ)の長い特徴を持つビンチョウマグロは鰭をを広げるとトンボ?のようなのでこのような名称が付いたらしいですが、トンボをジギングで釣るのを略してトンジギと言うらしい。
ちなみにビンチョウはビンナガとも言うらしい。
なるほどな~!

で、頂いたお裾分けは貴重なトロの部分半身と背身約1/8だと思いますが、何せ20kgの大物らしい。
alt身がガッツリありますwww。
基本好きな魚の刺身がマグロとサーモンと言う家の娘には最強のお土産ですわ。
外気温5度無いのでクーラーボックスに氷は無しwww。

土曜の夜遅くに勝浦より帰宅して日曜の朝から解体しているとの事ですが、ちょっとしたマグロの解体ショーらしいwww。
「皮付きで」で良い?と言われて、「何でも喜んで!!」と即答(笑)。
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デ・デカイ!


帰宅後すぐに切り分けて保存。
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恐らく1週間これで楽しめるな。


で、昼からは表題船外機トップカウルの仕上げを行いました。
こちら塗装前ですが、2000年初頭より製造されたヤマハの低馬力船外機トップカウルは明る目のグレー樹脂カラーです。
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画像からは判り難いですが擦り傷多数。


そしてこちらはVーMAX JR.よりノーマル仕様に戻すべく購入しておいた63V型式9.9馬力のトップカウルです。
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一見綺麗に見えますが傷だらけ。


まずは9.9馬力より下処理。
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ヒートガンで少しずつ丁寧にデカールを剥がして行きます。
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どうして頑固な糊にはシール剥がしのケミカルスプレーを噴霧。
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ある程度除去出来たら深い傷をパテ処理。
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コンクリートで引き摺ったほどの深い傷です。
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パテ盛りですが、傷の多さが判るでしょw。
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次に耐水ペーパーにて研ぎ出しですが、木片等に巻いて行うと凹凸が消えます。
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小さいカバーも同じく下処理。
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プラサフはホルツが密林で安かったので2本購入。


今回シールゴムは外さず.....
と言うより外した後の留め方が判らないので見送りです。
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スズキは簡単な嵌め込み式に対しヤマハはステップルのような金具でバチバチに留まっています。
これが何なのか調べても判らずです.....


で、シールゴム付けたままの塗装なので、ゴムとカウルの間に紐を入れて浮かせました。
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これでマスキングがやり易くなります。


9.9トップカウルも同じく。
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5馬力のカウルに耐水ペーパーであたりを付けて行きます。
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9.9のサフ仕上げ。
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5の方も続けて塗装。
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とりあえず一旦室内保管。
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改めて翌週に純正塗料で塗装。
9.9はヤマハ・ダークイッシュブルーと言うカラーリングです。
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が、ここで大失態...
あまりの寒さに噴霧ガスの勢いが弱りダマダマ。
更に塗料半分くらい残しガスが弱ると言うWww。
とりあえず急がないこちらは一旦中止。


お湯を急遽沸かして5馬力用の純正グレーのスプレー缶を温めます。
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慎重に塗装を進め.....
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小さい蓋なども。alt


最終工程、2液性ウレタンクリアー塗料。
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これが結構高いんだわ。
ピンを抜いて逆さまに10分放置。
そこからシェイクして使いきります。
本来1本でカウル2つは余裕で塗れそうなのですが今回は仕方なく使いきります。


光沢もですが、何よりも硬化後の補強がメインです。
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乾燥約3日後自宅に持ち帰り希釈した中性洗剤とスプレーをば準備。
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純正デカールを各所貼り付作業。
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ちなみに作業場ですが風呂場です!
風呂入りながらの作業ですWww。


り付は、ザ・適当(笑)。
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馬力表示も!
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うん、イイネ!
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ある程度馴染んだら上のラッピングを剥がします。
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最後にメインデザインとなるサイド部分。
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やはりメインが乗ると締まりますね。
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貼り付作業テキトーに進み終了Www。
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さて貼り付作業終了から数日後の先日の土曜日がここ。
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トップカウルに付属された金具の装着が最終工程。


本体とカウルをロックするためのこんな金具です。
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取り付け終了!
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早速被せてみます!
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最近のモデルがどうやらこちらのカラーリングっぽいですが、樹脂の色なのか塗装なのかは知りません。
私はただただボディ本体色にしただけですが、かなり引き締まった!と満足しております。


別角度より。
塗装は素人仕上げに付きムラもあるしあらいですが、パッと見で綺麗ならそれで良いんです(笑)。
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とまぁこんな感じで船外機は今週無事使えそうです。
あとは天候と体調が整えばレッツゴーですね!
ではでは。
Posted at 2023/02/01 06:13:53 | コメント(3) | トラックバック(0) | 船外機 YAMAHA | 日記
2023年01月28日 イイね!

YAMAHA 9.9FMH VMAX-Jr.簡易?オーバーホールの軌跡 後編 

さて前編からの続き。
本体各所のパーツ交換並びに消耗パーツ交換を済ませたVーMAX9.9ですが、エンジン本体側外したパーツを組んでいきます。
ギアやアクセルスロットルワイヤーを止めている部分。
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一度分解すると組み立てまぁまぁ面倒です。
バネが2つ入っているので一寸したパズルですw。
まぁまた次バラシた時は仕組みをアップしたいと思います。


ギアシフト周りの錆びて腐ったカラーやボルトも一新!
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但し若干白化しているシフトの樹脂レバーは残念ながら販売終了でした.....
形状からすると何か代用出来そうやし、最悪3Dプリンターで作れそうな感じはしますがね。
で、次にギアオイル注入ですが、手がベトベトなるので画像ありませんw。


さて一気に下周りの取り付けですが.....
いつも難儀するDTに比べ驚くほど楽にギアケース取り付け出来ました。
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取り付けしやすい構造はグッド!


さて今回フラッシャーと言う新たな保守パーツ導入。
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この様に吸水口に挟んでホースから水を取り込みフラッシング。
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で、結論から言いますと水上がらず....
一応購入したヤマハの正規店に確認はしたのですが、使い方合ってるのかも判らんのでWww。
で検水上がらなかったのでインペラが大丈夫か少し心配になり一度チェック。
ある程度水は上がっていたようですが、エンジンブロックまで上がるには至っていない状況のようです。で、ここまで来ると万が一にもサーモスタットの心配も少し頭を過りました。
まぁ分解前のバケツテストでは勢い良く検水出てましたから、いきなり壊れる事もあるまいしなのですが.....
それと懸念材料としてもう一点、パーツリストよりサーモスタットを検索していたら、このエンジンブロックにはアノードが組み込まれておりました(爆)。
パーツリストはかなり読みこんだつもりなのに.....
正直これは見逃していたわ.....
こちらの本体、お世辞にもキャビテーション下に取り付けられたアノードの状態から推測すると、こまめにチェックしていた雰囲気ゼロですので余計にヘッド内が心配にWww。
で、ちょうど他の純正パーツも要るため、一度は作業飛ばしたヘッドオープンをする事にWww。


先ずはこちら、面倒で作業飛ばしてたロワーケースの錆びて腐ったカラーの交換を終わらせ....
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ヘッドについては一気に無事開封!
ボルト折れも無く無事に行けました。
※勿論そのまま開放はしていません、対策しています。
で、問題のアノードですが.....
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まぁまぁアカン奴やんWww。
正直開けておいて良かったです。
これ以上放置しておくとヘッド内水路に大きな影響を与えます。
そしてこの曲者のステンレス+2ネジ。
しっかりと貼り付いておりますWww。
お気に入りのルブにヒートガン、ショックドライバーを駆使し、慌てず何度も同じルーティーンをこなす事4回目?


ネチッとした感覚でようやく動いてくれました!!
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正直安堵しました(笑)


摘出したサーモスタットとエンジンアノード。
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サーモスタットは一応大丈夫なんですが、錆びも酷いので気持ち良く新品に入れ替えです。


アノードはスが入りボロボロですでに犠牲金属としての役割を全く果たしていません。
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サーモカバーにヘッドカバー。
これ以上放置は危険な状態でした。
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特にシリンダー側向かって左の縦の水路はこの白い塊で完全に塞がれていました。
※画像撮り忘れ....

早速ルーターブラシ登場!
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これ全部アルミ錆びと塩を中心とした海水不純物の塊。
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灯油無いので強力キャブクリーナーでカーボンカスを除去。
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ここまですんのに3回くらいかかります。
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800番耐水ペーパーで軽く面研ぎし....

ヘッド表面締結トルクと順番がプレス表示。
流石世界のトップブランド!
何気にこの配慮は整備しやすい。
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1.7kgmなのでNm単位換算で16.67。
サービスマニュアルには17Nmと記載されていました。


シリンダー内部縦傷は幸いございませんでした。
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ピストンもカーボン除去。
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アノード取り付けボルト穴は当然タップ立て直し。


見よ!この錆びと鉄粉。
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撒き散らさないようパーツクリーナーを浸した綿棒で優しく掃除。
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冷却水路も出来る限り錆びや塩を落としますが、ブロック下ろしてないのでこれが限界ですわ。
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アノードも綺麗に無事交換。
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勿論ネジも交換しています。


薄く液体ガスケットを湿布。
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ヘッドの面取りも出来てませんので圧縮漏れを少しでも無くせばと。


メタルガスケット装着
alt新品は気持ち良いです。


そしてヘッドに全てボルトを差し込んだ状態でシリンダーに貼り付け、その後サーモスタットのホルダーを取り付け。
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エンジン本体下ろしてないのでこの方法でしかボルト締結出来ませんWww。
ヘッドとホルダーの水路はジンク塗料で一応内部塗装済み。


気持ち良く新品パーツ組み込みました。
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さてコロナ療養中にポチったトルクレンチ(笑)。
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記念すべき初稼働Www。


ここでマニュアルの注意として、プレスされた番号順に規程トルクの半締を行うこと!
警告のように書かれています。
なので規程の半分8~9Nmあたりで止めます。
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これを全て番号順に行い....


次に1番よりレンチが音で知らせてくれるところまで回しますが、結構な感じで締めるのが判ります。
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これで気になるパーツ交換は一応完了です。
で、この機では使えんフラッシャーは消えて頂き嫌いなバケツ検水Www。


こちら!

無事にテスト完了。
水も勢い良く出ています。


外したパーツはこれだけ。
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あとは別途制作中のトップカウルがございますが、こちらは訳あって当分塩漬け案件となります。
これで手持ち使用予定の3台が整備終了。
JCIへの持ち込みもいよいよ可能となりました。
2月には新しいボートの受検も出来そうです。
また出費痛いけど...
ではでは!



Posted at 2023/01/28 10:05:43 | コメント(6) | トラックバック(0) | 船外機 YAMAHA | 日記

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