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智海寺の奥山のブログ一覧

2025年02月25日 イイね!

雑感20250225 二月になって今年の抱負(こないだ書いたのに)

今何年だ~と思っていまだに2024年と間違えることが多い此の頃ですが、2025年とか超未来じゃねえかと思ってしまうのがまだ抜けきらない小生です。

勤務先でも今年の目標を書かされる頃合になりました。
車についても毎年、今年の目標を書いていますが、ちょっと高い目標を掲げているせいか、前進はしていると思います。この目標の立て方は、小生の勤務先の方針と割合一致しているのですが、仕事はともかく趣味には好く効いているようです。
昔、趣味と同じように仕事もすすめりゃいいと教えられたんですがね。

◆純正バッテリー→ボッシュハイテックシルバーに交換
さて正月の連休に入り一日かかって大掃除をしていたら、このタイミングでバッテリーが上がりました。最近セルが弱いなーと思いつつも、毎日走っていたら上がることはなかったのですが、一日放ったら上がりました。
我が家にはカーアンプ用に80A対応の安定化電源があるので、何という事もなく普通にかけられました。
その後は無事に地元に到達。地元で替えようと思っていたのですが、本命だったボッシュのバッテリーをどこも置いておらず、走らない訳じゃないのでそのまま帰宅、晴れて近所の自動後退で取り寄せて新品になりました。

ということで、これで今年やろうとしていた事を早くも一つクリアしました。
バッテリーが前車ワゴンRでも使っていたボッシュになり、容量は46から85に倍増しました。
しかしやはり古河バッテリー、純正だからか?普通に三年持ち、その後は右肩下がりでヘタリを見せ警告しつつ寿命を迎えるという完璧な仕事ぶりです。次もし交換するならCAOSの音質も見てもいいかもしれませんが、いっそのこと頻繁に交換してみるのもいいかもしれません。

そんな、幸先が良い?年始でしたが、今年もまたいくつか目標を立ててやっていきたいと思いますので、書き連ねます。いくつ達成することやら


◆安定化電源再導入
何故バッテリーが上がったかですが、古いキャパシタが悪さをしているような気がします。
キャパシタはBraimsのものをワゴンR時代から使っていますが、これは安定化電源A100Aが故障したためとりあえず追加したものです。しかし新しい頃と比べて、充電済ランプが消えるのが早い気がしていました。どうもキャパシタの充電量が携帯のバッテリーのようにヘタり、反って消費装置に化けている可能性がありそうです。

ということで外しました。
いずれ安定化電源を入れたいと思いますが、A100Aは修理したものの再度故障する可能性があり心許ないので、同じくBEWITHの安定化電源であるR70Aあたりを搭載できないかと思っています。ただアンプの消費電力的に2台必要で、ラックスマンはそれでは無理。勿論A100Aが入手できればそれでも良いですね。
配線関係も「ただのバイパスのためにキャパシタが入っている」とか、そろそろ片付けもしたいので、調べるついでに配線のやり直しと、バッテリー電圧の確認をしたいと思います。

小生旧知のM_E_D氏が車両の電圧変動について記事で詳しく触れられていますが、このZC33含め、最近の車両はどうも走行中だからと言ってACC電圧が14.4Vで一定する訳ではないようです。
鉛バッテリーの充電制御は前車ワゴンRのMH21Sから入っていましたが、ACC電圧は基本的に走行中は14.4Vが出ており、これならオーディオとしても問題ないように思っていましたが、ZC33ではどうなのか、調べていきたいと思います。

◆Aピラーツイーターマウントの完成
年末にAピラーにバッフルをパテ付けしてみたところ、かなり良い感じです。ただ向いている方向が今一つ納得いかなかったので、角度を修正します。バッチリ決まったらあの黒いので処理したりも考えていますが、設定が固まるとかあるのでしょうか。角度違いで二種類とかあっても良いですが、バッフルが手に入らないので今のものを作り変えます。

◆BRAX再び
Aピラーマウントをパテで処理したことによってボーカルが大人しくなるという変化をしたため、ボーカルがうるさいBRAXを再度入れたいと思います。一番高いスピーカーだからね。
エンクロージャーでもそんな変化しなかったのにちょっと半信半疑ですが、成功したら最高ですので試してみたいと思います。駄目なら諦めがつくし。
そんな簡単にいかない予想ですが、うまく行けばネットワークのパッシブ化も考えます。今のJBLには満足していて、控えはいますので…錆がすごいけど

◆車中泊仕様 改
リヤシートを寝床にする案で進めていますが、雪道対策で全然進んでいません。北海道行き前にチェーンを巻く練習と、北海道で買った雪靴、防水手袋、使用後に放り込む洗車バケツは用意したので、あとは防水のブルゾン的なものが上下にあれば、そもそもの雪道限界が低いZC33では雪道対策限界です。それ以上は四駆にしなきゃ無理というもの。
それは見えてきたので、再度車中泊仕様の検討をします。
フロントシートを目一杯前に押し出した0.75畳のリヤシート空間だけでもいいのですが、いつもの布団を広げられる1畳の空間というのは車中泊では超絶贅沢です。そこで、リヤシートを取り外した状態でならばフロントシートを目一杯倒してフラットにできる可能性があるので、一度確認からスタートしたいと思います。出来ないようなら、リヤシート用の折り畳み床板を作ります。
純正のバケット風シートが全ての元凶なんだよなぁ、ノーマルのヘッドレストタイプに替えたい

◆遠征計画
もう去年の話になってしまいますが…過去一番で遠出した年になったと思います。正月に九州中国四国(長崎除く)、秋に甲府と雁坂峠、鳥海山を経て年末に北海道に至りました。何れも素晴らしかった。
これで、小生が足を踏み入れていない都道府県も数えるほどとなり、愈々以て長崎、石川、富山だけとなったのであります。北陸は丁度正月の折に訪問予定だったのですが時宜が適わず断念していたので、そろそろ応援ということでも行ってみたいと思います。
余裕があったら、日本本土最西端と、もう一回最南端へ行って到達証明をもらってきたいと思います。

これでほぼ全県を現車ZC33で回る見込が経ちましたが、如何せん沖縄だけは同じようにいかなさそうです。
どうせなので沖縄も車で行こうと考えてみたのですが、ざくっと調べたところで、車載フェリーは鹿児島からしか出ておらず、片道8万するのだそうです。高速代が3万、ガソリンは多分1万で足りるでしょうが、往復25万はかかるようです。
いっそのこと北海道と同じく、移動を含めて1週間使って行くのも悪くないですが、沖縄出身の同僚から1周するのは1日で終わるとか聞いています。
それなら北海道の山間部へリトライしたほうがいいように思います。
一番現実的な案としては、飛行機で飛んでスイフトのレンタカーを借りて走ることでしょう。MTスポーツあんのかな。

どれも、わざと有休を連続で取らないと行けない場所ばかりですが、そのためにも車中泊仕様の研究を進めます。これができれば、普通の週末にも北陸など600km圏内なら余裕で行ける筈。。。
その場合は、大間や本州最東端なども射程に入ります。そうなってきたら、本州最西端沙毘の鼻は行きましたので、本州最南端ですね。

それと、先の冬に北海道遠征で予定が合わなくなった富士山麓にも行けたらよいです。
北海道からつながって、流氷を見たいという気持ちもありますが、これは来年で計画したいと思います。さすがに陸路で冬の北海道を行くのは避けたいと思います(前車のMH21Sならば四駆でしたので考えますが、FFでは。。。)。

◆冬用四駆を買う?
今年は新品スタッドレスを履いたZC33ですが、FFとはいえパワーが大きいのでやはり雪道の扱いではMH21Sに大きく劣ってしまいます。新品でも、金精峠のほんのちょっとの傾斜で発進が怪しくなりました。また、轍が凍った最悪の状況では非常に頼りないことも事実で、今のところ、前車ワゴンRやっぱり雪道では最高だったという結論に至っています。よくまああんな雪道の林道の登り坂で停まって発進してたなと。。。今となっては恐ろしいですが、本当にヤバイ感じが殆どなかったのです。
最早、日本で一番メーターの回ったZC33にするべく日々メーターを回しまくっている今日此の頃ですが、多少セーブすることと冬用ということを考え、マニュアル四駆を検討しています。できればNAで、できれば軽で、できればパートタイム四駆で。やはり雪国には惹かれてしまうのです。(知ってたら、決してMH21Sを出さなかったのにと悔やんでばかりです)

◆そろそろクラッチ交換
本当早いものでクラッチ交換も不思議でない距離になりました。ZC33でスポーツ走行せずに滑らせて替える人間はどれだけいるのでしょうか?
北海道行きの前から気にしてはいましたが、まだ滑りだした気配はありません。無駄にクラッチの使い方上手かったのか?
純正クラッチに交換してもいいのですが、変速時の回転の落ち方など、フライホイール含めてmonsterのものに交換してもいいかなと思ってきました。ただ、自分のクラッチ操作でどこまで持つのか、試してみたい気持ちもありますので、滑ったらやる。

◆サブウーファー搭載
帰省のたびにホームオーディオメインのセンモニを鳴らしていますが、やはり電源に余裕のあるアンプと大口径ユニットが鳴らす低音は魅力的です。
現状、カーステではイコライザーで低域を持ち上げていますが、やっぱり超低域も強化したいところです。これはもう大口径ユニットで鳴らすしかないので、引き続きサブウーファーをどうにか搭載できないか考えます。
JBLの四角いやつを考えていましたが、何か接続が微妙なのでやめたのですが、アンプを専用にもう一台…となると結構大掛かりで、これは設置場所から検討します。

◆レグノ履きたい
ZC33サイズのレグノが去年出たそうなので、試したいです。MH21Sでは余り…だったのですが。まあ出たのが奇跡ですよね。
車体が軽いので、MH21Sみたいな感じになるんじゃないかと…径が大きい分、減りは少ないがグリップ使うからなぁ
履きたい履きたいと言っていた小生の声が反映されたのだと思って、履きたいです。高いけど。金あれば。

◆ZC33乗らない
ということで一転して、余りZC33に乗らないようにしたいです。ぼつぼつ家の事とか、大人にならないといけない頃合ですので。。。
そんな事できる訳もなく、足遣いのセカンドカー作ればいいのです。ZC33に乗らないのに変わりないですしね。転勤になったら廃車に出せるくらいのもので…
愈々ZC33もモデル終了だそうですが、日本で一番距離が回ったZC33にしたいと思います。球数多いので、スワップして直して乗り続けます。目指せ距離7桁。補器は何回交換になることやら?

***
年末に色々と進展があった昨年ですが、Aピラーの完成とBRAXの再インストールができれば良いほうでしょう。
今年はちょっと忙しくなりそうなので、あまり遠出しないで準備するのと、出る時は出る年にしたいと思います。
Posted at 2025/02/25 05:09:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2024年10月27日 イイね!

20241027 日本最北端最東端の旅

折角なので今回はフルスケールでお送りします。

あれから早一か月、
季節は冬になってしまいましたが、今年の遠出の秋(年中そんな気もしますが)は思い切って連休を作ってドライブしてきました。

きっかけは、今年頭に九州本土の最南端、佐多岬まで行ったので、もう今年は末端ドライブの年として、この秋は逆に最北端へのドライブを考えました。

佐多岬は九州島の最南端ですが、何に対する末端なのかで最南端とは言えなくなってしまいます。同じく最北端も変わってしまいます。
小生の中の人は、一般人が気軽に車で行ける、本州から地続きプラス北海道(離島除く)の範囲で、その意味で最南端を佐多岬としたようです。
沖縄も北海道も、自家用車で行くとなると絶対にフェリーを使う事になりますが、沖縄はトンネルもつながっていない明らかな離島なのと、佐多岬を最南端と考えていることもあり、一方で北海道もフェリーは使うが昔はカートレインがあったし鉄道でつながっているし、本州に近いとして所謂本土ととらえているためです。
まあ、沖縄にカーフェリーで行くのが一般的かどうか?というだけですが。

その意味で最北端と言うと、北海道の宗谷岬になります。
最北端に関しては、北海道を含めてしまえば(色々もめている所を除くと)、殆どの場合に宗谷岬となりますので、揉める事はないでしょう。

さてこの意味では、北海道にはもう一つの末端である最東端があります。本当の日本国の最東端は(建設業とかでもなければ)一般人ではまず行けないので、検討してもどうにもなりません。「北海道の」最東端という意味では議論の余地はありますが、一般人が現状で到達できる最東端という意味でとらえれば、これは納沙布岬になります。


計画自体は、実は夏タイヤ交換をしようと思った今年の春あたりに、夏タイヤの溝がほぼゼロなので、まだマシな3年落ち雪溝なしスタッドレスのままにしたあたりから在りました。
雪溝がないのでもう雪道には使えないため、冬には新品スタッドレスに替えるつもりだったので、それなら本格的な冬になる前に、念のために新品タイヤで行こうと。なので、スタッドレスが出回る時期かつフェリーも仕事も空いていそうな時期で、10月末。
もうこれは、「今年やるべき何か」に違いないと小生の中の人が一大決心し、会社の福利厚生を使い切るための原資をはたいて、準備をすることにしたのです。

冬タイヤを店で今年一番に取り寄せて、フェリーも予約を取って、仕事の休みを入れてと、出発の二週間くらい前からはバカンス気分と言う言葉がピッタリな気分でした。

一番困ったのは、北海道についてからの行動予定でした。
自分がドライブ狂で給料をリアルにガソリンに替えて燃やしていることは職場の衆知になっていますが、職場に函館出身の人がいるので車で北海道一周したら何時間かかるかと聞いたら笑われました。
網走から稚内まで車でどれくらいかと聞いたら、北海道なめてると言われました。北海道内にいても道東には行ったことがないそう。

まあ、これらは後々身をもって知ることになるのですが、フェリー片道で実質2日、往復で4日。1週間丸々休みにしたとしても9日しかないので、ドライブは5日間しかできない。最東端と最北端は必ず経由するとして、どうせなら渡れない島も見ておきたい。
コロナ前に札幌に行った時に気になった店も行きたいし、セメダインの匂いがしていた三升漬もリトライに探したい。
というか、ここまでのルート取るなら、もう函館も行ってしまいたい。

取れる休みと諸々の旅程を考えて、雪で時間食った場合に備えて函館は予備日扱いにする。最悪、最東端と最南端以外は全てキャンセルの可能性あり。
北海道1日目は昼過ぎから釧路まで約300キロ。2日目釧路から納沙布岬、羅臼経由で網走まで約400キロ。3日目網走から稚内まで約300キロ。4日目稚内から札幌まで約400キロ。5日目札幌から函館まで約400キロ。6日目函館から苫小牧で約400キロ。7日目に苫小牧から帰路。
どう考えても道内で1週間。さらに休み延長。雪降ると多分破綻するので、この時期がギリギリ。流氷は次の機会に。

こんな長期の休みを申請したのは、コロナ中に原因不明の熱が下がらなかった時以来で(ちなみにその後から今迄職場で結構発生)、妙に話が広がって逆に引けなくなってしまった。
フェリー代、タイヤ代、油と高速、ホテル代で新品のBRAXスピーカーも買える30万近くをかけてドライブしてきましたので、記念に残します。


◆1日目
自宅~茨城県大洗~商船三井さんふらわあ フェリー乗船

高速で大洗まで…道は何度も走っていますがフェリー乗船は初めて
大雨の中で乗船待ち…何もやることがないが待つしかない 飛行機くらいの気持ちで居たほうがいいですな
揺れる(笑) まあまあ荒れた日らしいが酔わなかったものの、一番しんどいのは揺れながらの夕飯、平衡感覚本当に持っていかれる  飯は美味かった
リアル1畳で寝る(シングルベッドより若干長い位)、20時間余りひたすら、この空間で過ごす事になる


◆2日目
フェリー下船~北海道苫小牧市~釧路市  約300キロ
地震以来の地面が波打ってる酔いが続く中、一般道を抜けて初の北海道の高速へ
途中、道の駅に蒸気機関車の展示があったので、柄にもなく寄ってみた

あとは1車線高速をひたすら走って、明日の納沙布行きのため釧路の宿へ
サービスエリアどころかIC自体が間隔長い、降りられもしない(笑)
トイレを探すもコンビニがない 北海道広いorz

◆3日目
釧路市~厚岸町~根室市納沙布岬~野付半島~網走市  約350キロ
納沙布岬までひたすら下道を進む
途中で厚岸駅前でほたて入かきめしを買う (東京駅で売ってるのは関東工場製造で、ここは手作り販売 ほたて入りにした)

本土最東端、納沙布岬到着 意外に人が多い、空かないw 道内ナンバーも多い
案外、道内でもここいらは滅多なレベルの外出らしい

ニュースなんかで聞くには聞くが、思ったより近く感じる北方領土(萠茂尻島、左はたぶん水晶島)、断崖の筋まで普通に目で見える 展示館も二か所拝観、
今回は最東端到達証明ももらった

根室市を抜け戻り、真っ黄っ黄の紅葉の中を北上、地図を見てると細すぎて今にも流されそうな道があるみたいで気になっていた野付半島の先っぽへ、
山でもないのに普通にエゾシカもキツネも居るのが北海道らしい



ぼーんやり、でーんと横に広くある国後島(択捉島は配置的に見えない) 今回、天気はかなり良い日みたい

予定では知床半島を羅臼方面へ北上して知床峠を抜けていく予定だったが、当日朝に初雪が降って冬季閉鎖になったらしいため断念して国道244号へ

旅行中一番気温が低い零度を記録、道の脇に雪が残るも凍結路まではいかず、来週だったら多分大変だった
大地が広すぎて本州人が感じたことのない人間の希薄さと自然の深さそしてヒグマの存在が、日没と共に慣れている筈の山道ドライブを言いようのない不安感で覆い尽くす



◆4日目
網走市~網走監獄~猿払村道エサヌカ線~稚内市  約330キロ
ひたすら下道で330キロ走る、正直一番キツかった日

折角来たので言わずと知れた網走監獄を観光、宗谷岬に日のある内に着きたかったので一時間以内で出るつもりが、やっぱりレビュー通り二時間以上かかった 流氷館は次にとっておくことに


売店のオバチャンに本州あったかそうと言われたので、暖房焚いてるせいで北海道は部屋の中が暑すぎて汗かいて寒くて風邪ひきそうだと教えてあげた
サロマ湖の道の駅で焼きホタテと豚の串焼きを買って湖畔の駐車場で食ったのが旨かった チャレンジメニューのバケツみたいな大盛カレー完食してる人すごかった
そこから稚内までの道は、二日目と似たような海沿いと集落内の繰り返し
全然進まないので、ただただ遠い鹿児島パターンで無心で走り続ける、全く見知らぬ道の駅でもまだ距離半分という絶望感
問題は枝幸町の市街地を越えたあたりで日が暮れてしまい、稚内までエゾシカだらけに
噂に聞いていた猿払のエサヌカ線も夜は真っ暗、エゾシカだらけでおっかないだけで快走なんて感じで走れたもんじゃない
宗谷岬に近づくにつれて急ブレーキ10回以上踏む羽目に

何とか到着、時間が時間だけにフリー状態だが、何にも見えないのでかえって変に怖さを感じる
たまらず日本最北端のコンビニへ
疲れてしまい何もする気にならず。しかし最北端のすき家でいつものメニューをテイクアウトし、ちょっとだけほっとした


◆5日目
稚内市~宗谷岬~留萌市~札幌市  約370キロ
昨日とは違って午後四時までに札幌市内へ到着するミッションの日、かつ前日に昼間宗谷岬に行けなかったのでリベンジを追加

昨日はこの距離を走ってきたと思えば納得…よくやった俺
何がって高速じゃないから走っても数字が減ってかないのよ+エゾシカ効果

ロシア語の看板 学生時代にロシア語を取っていてアルファベートは読めるので、これが見たかったと言っても過言ではない 大統領変わってからは定期船も止まっておりフェリー乗り場も閉鎖中とのこと、初海外旅行にしたかったのに

宗谷岬に舞い戻り 土産物屋で北海道型の葉書を買って送った後、日本最北端の給油所で給油(最北端給油証明をもらえる)

樺太がうっすら見えたが、写真にはほとんど写らず 

その後は稚内市内からひたすら南下、ミニ高速区間などもあり留萌からは高速に乗れるので予定していた時間に到着
道中、会津のにしん山椒漬でお世話になっております、にしん御殿様(ここのか分からんけど)

苫小牧に近い札幌に帰ってきたので、いざとなったら帰れると一安心

◆6日目
札幌市~定山渓~洞爺湖~函館市
札幌市内ドライブ後に定山渓と洞爺湖を抜けて高速で函館へ、しかし函館に近づくにつれ大雨の日
定山渓は小雨で霧かかっていたが、紅葉始まりでなかなか良い眺め


洞爺湖も見たかったが、濃霧で全然景色が見えないので省略して高速へ
高速で函館方面へ向いていくが雨が増える一方で、函館市内は大雨、夜景を見に行こうと思ったがとても見れそうにないので大人しく宿屋で大雨の中露天温泉三昧

◆7日目
函館市~函館山~五稜郭~七飯町~室蘭市~登別温泉~苫小牧
予備日として考えていたので宿予約無しの日、なんなら道端の休憩所にでも泊まろうと思っていたが、そもそも北海道だとそれも少ないのを考えてなかった(笑)

雨が上がっていたので、昼間なら車で函館山登れると聞いてドライブへ
噂に聞く通りの景色の良さ、個人的には昼間のほうが好きかもしれない

ロープウェイ停まってた だからか人が少なかった印象も、個人的には良い具合だった
五稜郭 やっぱりこの星形が魅力 星形というのがいいのだ

調子に乗って函館奉行所も見学  個人的に絶対に生活に必要な便所を見るのが好きなのですが意外と展示されてない所が多く良い感じ(注・未使用新品)


16億…盛況。ロープウェイといい、五稜郭タワーといい、函館市はこういう観光投資が上手い気がします
八雲PAから 北海道はこういう見下ろしのパノラマが至る所にある 大き目の白菜一玉が350円だったので衝動買い、利尻の地酒もあったが金欠で買えなかったのが心残り

高速代節約のため&どこかで仮眠できればと、室蘭で降りて白鳥大橋横断 室蘭市内のスーパーで地酒探しついでに良い仮眠場所(路傍の休憩宿泊所)を探すもなく、そのまま苫小牧方面へ進む途中で登別温泉があるので地獄谷見物、なんなら空き部屋探しに寄り道 結局部屋は開いてなかった これだけは後悔した
その日の内に苫小牧港まで到達

◆8・9日目
苫小牧市~茨城県大洗~商船三井さんふらわあ フェリー乗船~自宅

待ち時間、イオンにて色々観察…
冬靴という文化があるのを初めて知る(冬タイヤも冬服もあるからそれはそうか)、最近南会津の温泉に行くことが割に多いので折角なので安いブーツを購入…靴底がスタッドレスタイヤみたいになってる(バックルもうあるけど)
サッポロビールのクラシックを箱買い 車なので無問題(つよい)
胆振フェスタとかやってたので、しいたけ2パック300円で衝動買い
ここまで来てダイソー系列のショップでクスノキチップを発見してムカデ避けに5袋衝動買い、結構近場にもあることを知る
夕方に乗船手続き、帰りのフェリーに乗船 行きと違い揺れが殆どなかった




❖(いつもの)回想
初のカーフェリーと初の北海道ドライブになりましたが、ドライブは散々なほど出来たし、散在する道内の観光名所もチラホラ回れたので、主目的以上に果たせたと思います。欲を言えば、層雲峡とか夕張も行きたかったですが。

北海道の道ナメてる~については、その通りでした。
道内の道は殆ど直線で、なにより信号がないので、本当に距離÷時速の計算通りに着きます。なので一見して、ただ車を走らせればいいだけに見えがちですが、とにかく長すぎて進んでいかない。都市間の距離間隔が本州とはまるで違うことに注意する必要があります。所謂週末の買い物に行くのに、大阪ー名古屋間張りの移動になる事もあり得るのです。
北海道の車事情だと週末500キロの移動も普通だと聞きますが、実際に市井を見てみるとそう成らざるを得ないと分かります。こうなると、移動時間が生活時間に与える影響は無視できないものになり、ただ転がせばいいだけだが景色を楽しめる旅行中ならまだしも、生活となったら大変過ぎて、いずれ飽きます。

どうもGoogleマップの案内を出すと、早く着くように出て来ます。当方も計画段階でこの予測をアテにしていたのですが、実際に走ると、渋滞やらで流れが悪い訳でもないのに、それよりもかかった、という事が多い気がします。
その原因は、やっぱり距離がありすぎて法定速度だと圧倒的に早さが足りず、実際に走っている人はそれなりの速さで走っているという現実です。
正直、たまにある市街地を除けば、本州と違い道路幅も非常に余裕があり、引き上げても問題なさそうに見える場所が非常に多いです。まあそれでも、今度はエゾシカにぶつかったらどうするのかという問題もあるのですが、それも承知で早く帰りたいというのが生活者の本音なのか、そういう道路事情になってしまうのも止むを得ないのかと思います。
このあたり、正月に走った高知の国道194号線のような、「高知まで100キロ」みたいな場所が似ていると思いますが、すっかり有名になった新4号国道のように単に飛ばしているのではなく、飛ばさないと生活に関わって来るという事情が背景にあります。

正直、週末にキロ数だけなら北海道と同じような感じで走り回っている当方ですので、趣味と生活を両立できそうだ、走るだけなら真似できそうと思っていたところですが、生活のために強制されるとなるとやっぱり不便と感じずにはいられません。
しかも雪が降る事も考えないといけないのですから、基本的な生活が難しい土地柄なのです。
ただ、生計が難しい土地なのかと思いきや、山では無茶苦茶広い畑の農家が点在しており、海沿いの漁村などは家も立派で、集落としては人数が少ないようですが経済は良さそうに見えました。

一番意外だったのがガソリンの値段で、正直家の近所から10円ちょっと高い位の値段で、稚内まで来るともう少し上がりましたが、それでも米沢や会津よりも安いのに驚きました。尤も今回は、層雲峡や夕張といった北海道の山奥には行っていないので、そういう場所では違うのかもしれませんが、すごい高いという印象ではありませんでした。
恐らく燃料調整が入っているのだと思うのですが、そのために暖房費も安いのか、それほど寒くないのに暖房が入っている所が多く、かえって暑いほどの場所も多くて、殆ど暖房を切って過ごしていました。ただこれも、直ぐに暖房を切れない季節に入るのでしょうから、今だけの話にも思います。

あとは、たまたまなのかもしれませんが、コンビニ、スタンドのお姉ちゃん、刑務所の売店のオバチャン、旅館のオバチャン、イオンのオバチャン、偶然にも何か女の人ばっかりですが、開拓者の系統のせいなのか北海道民の性なのか、どっしりした強さを感じました。辛抱強いというか我慢強いと言うか、その環境に対し肝が据わっているのか何がどうなのか上手く言えないですが、まあこれは、雪国に行くと少なからず出てくる傾向かもしれませんが。

開拓からの歴史が浅いこともあり、伝統的なものが想像していたよりも少ない感じがしました。それこそ鰊の山椒漬とかしもつかれと言った類の伝統的なものです。戦後あたりの比較的新しいものなら沢山あるのですが、それより前だと一気にアイヌ時代まで飛ぶような気がします。三升漬が一番それに近い存在です。九州と違い日本酒が多いのは個人的に嬉しかったところです。

フェリーはなかなか良かったですが、次があるなら個室にしますかね。待っている間、一畳間の個室でただ酒を飲んで寝ているだけだったので、個室で色々やったほうが良い気がしました。酒飲んで散策しているだけだと飽きてきます。それか深夜便。
でも現実的な話をすれば、次からはレンタカーでしょうね。道内を毎日連続で車移動は想像以上に大変です。一回の旅行の行き先を絞って、車移動するにしても二都市間くらいにしておいたほうが良いです。なんか普通にネット記事に乗ってる気もしますが。

以上、最北端最東端ドライブの旅でした。今後はこんな無茶なドライブは、有給では恐らく出来ないだろうと思いますが、何とか入れられないか考えてみたいと思います。


さて、これで離島沖縄を除いた日本本土ドライブとしては、最北最東最南については到達したことになります。正月に最西端にも行っておいたほうが良かったかもと思うところですが、これはひたすら道を走れば着くので、そのうち行くでしょうから問題ありません(笑)
次の長距離ドライブについて。実は本州の最西端(毘沙の鼻)は正月に行っているので、当初の最東北端ドライブの帰路は当初、函館から大間に渡って本州最北端も到達、さらに余裕があれば岩手で本州最東端も到達する予定でした。しかしスケジュールとクラッチが心配だったために帰路も大洗迄にしたので、当面は本州東端と北端を目指していこうと思います。

今年はこのドライブに全てを合わせたために、冬季閉鎖までに行けたのは鳥海山だけになってしまいました。渋峠、白布峠、富士山周辺道路も行きたかったのですが結局行けなかった。これは来年の予定にしておきます。
最近になって再度、車中泊仕様について再考を始めました。もし車中泊で布団を持ち込めたら、冬の夜の車中泊もかなり楽になると思いますので、再度布団の敷ける車を検討していきます。


北海道、時間あるならまた一周ドライブ行きたいです。早くて三十年後かな。
Posted at 2024/12/08 13:28:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2024年10月05日 イイね!

雑感20241006 手直し+MM-1最短接続

もう今年の月が二桁になってしまいました。こうなると一年の終わりが来たなあと思います。
最近はちょこちょこと小変更を繰り返していますが、MM-1をDSPにAT-RA5000でアナログ直結するという今年の目標が達成できたので、その流れで気になる所を攻めています。


今年は盆休み頭に所用があってすぐに帰れなかったため、合間の休日に折角ですので車を触りました。
ミラーモニターMM-1の音は気に入っているものの、音声出力はミラーではなく専用ケーブルを介した本体から出ているため、どうせなら離れた本体とDSPをマイリファレンスのRCAケーブルAT-RA5000で繋ぐというのが長い事の理想でした。
付属の専用ケーブルが3mと、大抵の車では微妙にトランクまで届くかどうかという長さで、頑張って長いケーブル買う人、諦めて助手席下やらのフロントシート下に設置している人が多いそうです。
小生もそのご多分に漏れずというか、既に1DINデッキ時代に用意した長尺RCAケーブルがあったので冒険せずに助手席下から引っ張っていましたが、
案外小さいようで長さのあるスイフト、ですが長さを測ってみるとギリいけそうだったので、天井デッドニングの状態の画像を貼るにもいいと思い、ルーフを外して引き回してみました。

ルーフの取り外し自体は、ドアのストリップバックミラーやバイザー、グリップを外せば簡単に落ちますが、ルーフパネルの取り出しがなかなか面倒です。あと、でかいので置き場に困ります。天気で下手をすると飛んでいきます。
配線は、ZC33の場合サイドエアバッグが付いているので、前車MH21Sのようにサイドに沿わせて引き回せないのですが、今回はバックミラー部分から最短でトランク右側に引っ張る必要があったので、干渉せずに済みました。
これで20cm程アタマを出してトランクに専用ケーブルを引き出せました。ジャッキ入れのパネルの間から出したので、浮いた分干渉しそうですが、そこは今後検討していきます。

続いて9月、スピーカーがJBL670GTiのため、純正パッシブを乗っけるためのスペース作りとして、ボード上の配置を微妙に変えました。
これまでアクティブでもパッシブでもネットワークの設定は試してみましたが、何だかんだでこの670の純正は無難な設定として定着してしまい、小生で現有しているスピーカーではBRAXを除きいずれも無難に鳴ってくれます。

音の完成度はともかくとして、これで今年やろうと思っていた内容の六割くらい終わったかもしれません。どうせ設定は弄るからw
あとは、モニター変更とフロア、エンジンルーム隔壁のデッドニングできたら最高ですが、もうちょい後になりそう。テクニカのブチルをフロアに貼りたいですが、あれはなるべく暖かい内に貼りたいけど、ドライヤーで貼ることになりそうです。
この熱のまま年内一気にいきたいですね。


AT-RA5000で配線したMM-1の音ですが、
傾向的にはそのままMM-1なのですが、音が細かくくっきりとしてきました。ただ、アンプやプレイヤーといったデバイス一式は家で鳴らした時と同じになったものの、環境が仕上がっていないせいで家ほどは鳴っていない、という印象です。
音が細かくても粒立ちがはっきりしたので、ステージはかなり良いですが、やはり全帯域の出方が微妙なのが目立ちます。ネットワークも純正ですから、670のマニュアルに書かれているようなフラット波形が取り出せている筈…ですが、聴感上はまだ帯域間でバランスが微妙です。
色々やったが、まだミッドとツイーターのつながりが微妙なままのようですので、ネットワークやらのDSP設定が原因でないとすれば、残るはドアと車内のチューニングという事になります。

いまだに、DSPのトーン機能で100Hzあたりを4dB程持ち上げた設定がベストですが、これだと低音を上げたはいいが微妙に振動で音が曇った気がするので、久しく手を入れていないデッドニングも見直してみたいと思います。全部やり直しは現実的ではないので、今のところは貼り増しして様子を見ていきます。


さて、近くロングドライブを計画しています。今回は無理矢理有休を突っ込んで遠出ですが、正直ただ走り続けて着くならば普通の連休でよいですが、こうでもしないと行けない所へ行こうと思っています。
とりあえず準備として、スタッドレスを新調しました。前回購入時から数万上がっていたのが結構痛かったです。どちらにしても雪用の溝が2本終わりかけなので交換する予定だったのですが、チェーンもあるし、今の時期積もりはしないと思うので何とかいけるかなぁとも思ったのですが、新調しました。

正月の本土最南端ドライブではホテルを当日予約しましたが、今回は結構カツカツの旅程なので宿も取りました。二日目がきつい予定。今後もう、これ以上に贅沢なドライブは出来ないでしょうね。コロナ前に札幌行った時には、羽田で見たウラジオストク行きのアエロフロートの広告見て次はここだと思ったものですが、コロナの間に迂闊に行ってはいけない状態になり、初の海外旅行は潰えました。

それよりも、クラッチが持つかが気がかりです。予定では2000キロですが、今のところ滑っている気配もないし、前車MH21Sも15万キロ走ったが寿命来なかったし(今思うと、やっぱり残しておけばよかったと再び後悔)、頑張ってもらおうと思います。どうにもならなくなったら、レンタカーを借りる予定です。
気が付いたらもう出発が数日後、職場でも総務に連休がばれ、周りからはクリスマスモードになっていると言われていますが、もうしばらく頑張ります。

この連休後は、各地冬季閉鎖が出てくる時期なので、富士山行けるかどうか?それよりも車が入院している可能性もありますが、渋峠、樹海ライン、鳥海山、恐山…行けたら一つでも行きたいです。
今年の冬は頑張って車をやりたいです。
Posted at 2024/10/06 23:00:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2024年08月03日 イイね!

雑感20240803 ETON→BRAX→JBLスピーカーに交換

又しばらく間が開きましたが、いいねを沢山付けていただきまして、段々マークが「やっちまえ」マークに見えてきました。そのせいでここ数年無かった弄りの焦燥感が出てきたので、冷めない内に色々やりました。

スピーカーはETONからBRAXになり、JBLになりました。BRAXにするにも配線が行方不明とかで結構面倒だったのですが、替えたら替えたでやっぱり音が前のようなボーカルうるさい傾向から変わらず、ルーフデッドニングも余り効果がありませんでした。

普段、車から下ろしてある間は、こんな高いのに勿体ないということでPCスピーカーとしてエンクロージャーに入れているのですが、これでも相当ボーカルがうるさく、イコライザーがかけられるfoobar2000とかで音楽を鳴らしている間は良い感じですが、youtubeなどをイコライザー無しで垂れ流している時はやっぱり「やかましい」です。
不気味なぐらい定位が中央に出てるのが気になりますが、最近アンプの接点がやられてきて、音量上げないと片チャンネル鳴りません。諸々接点に復活剤吹いたけれども、だめでした。

結局、車では一か月も耐え切れずにJBLになりました。例の如く、低音が出ないJBL670GTiです。
家で箱に入れて鳴らす分にはJBLは覿面に良いのですが、車に入れるとフラットな設定が裏目に出て低音不足になるといういつものパターンを地で行くモデルです。気が付けばJBLもカーステ撤退してるし、ヘッドホンもパッド止めてるしで、色々と言いたいことはありますが、670はまだ鳴るからいいとします。最悪アメリカに旅行に行って買ってくる事はできるでしょう。てかamazonでいいのか。

逆に言うと、670は低音さえ何とかなれば良いのです。BRAXのヤンチャ振りに、最近では670にサブウーファーを足せば一番良いように思ってきました。幸いか、近い店でJBLのウーファー売ってるらしいので、いずれはそれを買えばいいのです。
が、最近諸般の事情で、長野へ行くにも250キロを下道で、碓氷峠旧道を抜けて行ってしまう程に高速代をケチりたい懐事情なので、できれば二万を超えてくるウーファーは避けたい。というか物理的に、あの車のどこに置くのか?いずれにしても、低音を増やせば問題は解決するのだという事を確認するために、もうちょい今ある物で試してみることにしました。

で思いついたのは、デッキのトーン回路でした。トーン回路ならnakamichiでもSoundmonitorでも積んでます。それならばマイリファレンスのサウンドモニターCDT-400X一択です(最近CD700Ⅱが調子悪いのもありますが)。
正月の鹿児島ドライブの時も思っていましたが、ラジオがない車というのは結構心細いもので、山奥を走っていればなぜか無性に点けたくなり、高速を走っている時はずーっと同じ事を言っている気もしますが1620kHzを聴きたくなり、帰省で高速を走りながら追っかけてくる台風の事をNHKで聞くというのが何よりも支えになるのです。まあ311で車のラジオしか聞くものがなかったのに比べれば可愛いものですが、何か知らぬ間にスマホに別売りアンテナ付けないとワンセグが見られなくなってるし、そんな時勢にAM停波にFMをネットラジオ化なんて何とも言えぬ物狂おしさを感じる所です。

こういう、ラジオを必要とする時というのは、CDやらといった録音を聴くのではなく、生身の人間の存在をラジオの向こうに感じたい時なのです。だからCDが100枚あっても、USBに100GBのファイルがあっても、10秒のラジオニュースには勝てないのです。
…ということで取り付けたものの、電源線が足りずにずーっと動かなかったCDT-400Xですが、配線をしてようやく使える状態になりました。

早速トーンで低域を2目盛上げてみますが、もうこれだけでいいですね。万事解決です。これが早い。何を悩んでいたのだろうかと。
取説によれば、100Hzで±6段階12dBまで調節できるそうですので、+4dBというところでしょうか。

さて、この結果に至る迄には、そういやHELIX DSPにはトーン回路がないよなあ??という疑問から始まっています。
最初は自動イコライザー設定やらを使っていたのですが、相変わらず思ったような動きをしてくれない。仕舞いには、フラットで補正したほうが低域はマトモ、高域は逆に煩いなんて始末でした。
で諦めて、Audiotech Fischer社のナレッジサイトを覗いていたところ、イコライザーの最低周波数と最高周波数だけに限り、任意の周波数で働くLow/High shelf EQという機能があることを知りました。わかりにきー
これが、効いて来る周波数を自由に変えられるトーン機能、みたいなものですが、周波数も変えられるしQ値も変えられるしで、悩みが多すぎて困ります。

とはいえ、200Hz設定くらいで5dB持ち上げてやると、求めていた音にはなっています。長年の疑問はひとまず解消、これまでに無いくらい良い感じ。ウーファー入れたら…、こんな感じにしたかったの音になりました。
ここで悪い癖が出て、ここまでやっておいて何ですが、イコライザーをプラスに振るとクリップしそうで気持ち悪いので、逆に200Hz以上を5dB下げてやったのですが、どうも同じようにはならず、暫く200Hzを+5dBで鳴らしていました。これはやはり、アッテネータではなくイコライザーとして落としているからの結果差異ということでしょう。

まあ、目下最大の問題は解消しているので、聞く分には良いですね。周波数とQ値に追い込む余地はあるようで、曲によっては何かつっけんどんな鳴り方をしますが、低音が出ないよりはマシです。

そこでもう一つ、これまでは低音を稼ぐために相対的に高音を下げてボリュームを上げていたのですが、そのせいで定位が低くなっているきらいがあったので、
改めてトーンは効かせずに高域のアッテネータを合わせ直し、そこから再度トーンを上げてみましたが、定位がちょっと上がったのと、高域の曇りが取れたような感じになり、非常に晴れやかな鳴り方になりました。
大変すっきりした、気分の良い鳴り方です。変にイコライザーを使わないこだわりを持ったのが遠回りでしたね。

でそのうち、周波数やらQ値やらを弄っていると何か落ち着かないので、どうせならCDT-400Xで低音上げてみりゃいいんじゃねとなったのです。
これが不思議なもので、何も言う事がないんですよね。やっている事はほぼ同じ筈なのに、何とも納得のいく音の仕上がり。綺麗に諦めがつくのです。やはりプロが作っていますからね。
それよりも腹が立つのが、明らかにCDT-400XのCDの音のほうが、AT-HRP5よりも格段に音が良い事です(笑)(誉め言葉)

CDT-400Xで低域を持ち上げてもいいのですが、それだとAT-HRP5で再生する時には効果がないので、結局はプロセッサーで持ち上げていますが、それでもCDT-400Xは十分に良い感じ、寧ろ高域を変に落とさずに低音を積んだのが良いんでしょう、HRP5も良い感じです。
高域成分が増えたので、ニュアンスが細かくなりましたが、帯域バランスが良くなったためかうるさくは感じません。これは暫くまた、弄らなくてもよさそうです。


これで、今年目標にしていた、CDプレイヤーとモニターの両立が終わりました。しかしモニターを強引にくっつけているので、もうちょい何とかしたいのと、デッキの配線がかなり攻撃的なので、ヒンジ式にしてやり直したいですね。

イコライザーで何とかなったものの、ではウーファー積むかと言われると、車自体がそんなに広くはないので、このままイコライザーでいく方向になりそうです。余裕があれば積もうと思います。

今回、多少はイコライザーの弄り方が分かってきたので、それならBRAXもボーカル落とせばいけそうな気がしてきました。
JBLとは逆に、出すぎるところを落とすので、その点劣化はあまり気にしなくてよいのはいいですが、別に低域高域が出ていない訳でもないので、周波数バランスではないのかもしれませんが、イコライザーで何とかなったら儲けたものです。


秋にはまたロングドライブに行こうかと思っていますが、それまでにBRAXで良い設定が出せていれば最高に思います。
しかし冬タイヤも替えんといかんし、出費が多い年になりそうです。設定だけで何とかできることがあるのも、デジタルプロセッサーの良い所ですね。
Posted at 2024/08/04 01:23:06 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2024年05月11日 イイね!

雑感20240511 バルサン+クラッチペダル交換

先日、車検について投稿したところ結構な方に見て頂きました。
個人的には年単位の税金の支払みたいな程度にしか気にしていなかったので、ただ車検を通しましたという内容がそこまで注目を集めたことに吃驚しております。
これが13年超えたリッターカーだと全然重みが違いますが、まだ3年目の引き続き支払中の乗る事確定している車ですから小生つゆにも思っておらず、皆さん車検は大きなイベントなんだなあと感じております。

それで良い気になったのか、今日は寒くもなく暑さも今一つの絶好の車弄り日和だったので、話のネタがてらに長らく埃をかぶっていたMONSTER SPORTのクラッチペダル交換をすることにしました。
最近はこうでもして、車を弄ることを意識付けしてやらないと、本当に手が出せません。古い知人が同じZC33で弄りまくっていたのも良いきっかけになっています。

おまけに、最近なかなかに庭で虫の活動が活発になってきたので、家の中に防虫効果のある燻煙剤もかけることにしました。俗に言うバルサンを焚く訳ですが、暫く部屋に入れない間に平行でできるだろうということで、ペダル交換をすることにしました。

いつもの居室から、食い物系を全部出して養生。これがなかなかめんどくさいです。
去年あたりに、馬鹿高いブロフラニリドという一年持つ殺虫剤が出たのですが、スプレーは大人気なようですが燻煙剤はやはり面倒なようで、ちょっと安くなって売られていました。それでも高いので買わなかったのですが、どうせ面倒なら、一年持つやつを買ってからとも思いましたが、何せこれまでに二回も立派な百足の出た部屋なので、早めに処理しておきたかったため焚いてしまいました。

そこから二時間は部屋に入れないうえ、その後は掃除機をかける必要があるので、その間にクラッチペダルを交換しました。スイフトでは定番ですが、カプラーを壊しやすいということで躊躇していましたが、カプラーよりもボルトで苦戦しました。
車体中央のコンソール寄りなので体を突っ込みづらく、突っ込んでも力がかからないし、おまけに工具の掛かりがイマイチで非常に作業性が悪かったです。戻しも作業性が悪く、ボルトを貫通させて反対側からナット留めするのですが、これがなかなかボルトが通らず血圧を上げながら作業しました。
取付後に試走してみたところ、これまでのように半クラ位置で突っ張れないのが解消されて、突っ張っている範囲内に半クラが来たので、かなり半クラがやりやすくなりました。これだけで今日はもう終わりでいいと思っていましたが、部屋を掃除しないと入れないのでスピーカー交換もしようと思ったもののやめました。
最近、ネットワークの設定を出し直してみたら良い感じだったので、そろそろJBLに換装してやり直そうと思っていたのですが、ある筈の部品が足りず断念しました。

ということで部屋の掃除です。掃除機をかけて、部屋の外に逃がしたものを戻して、こっちのほうが時間を食いました。やはり物が多い。そろそろ減らしていきたいところですが、デッドニング系をもう少し進めて、ストックを減らすのが今年の目標です。

一体どこから部屋の中に入ってくるのかが未だによくわからず、サッシの合わせ目に養生テープを貼ったりしているのですが、それでも部屋の中でたまに小さいのを見かけます。しかし色々噴いているからか生きていない場合がほとんどですが、リフォーム業者が余りに適当過ぎる事をしているので、どこぞに大きな隙間でもあるのでしょう。
なんせトイレにペーパーホルダーを付け忘れ、建具は傷付け、風呂場の換気扇は無理矢理な配管で流量足らずに吸わないし、台所シンクは床板の隙間があいたまま置いてカビだらけにし、換気扇のダクトと壁の穴は未処理。

最早何があっても不思議ではありませんが、色々と噴いておいたら数は減ったので、これで一安心です。
ついでに今回は、床下にも一個バルサンを焚いてみました。密閉ではないので効果は薄いと思いますが、ペダルをやっていたら縁の下から走って出てくるのがいたので、これは追い出しに使えそうです。


ペダルをやるついでに、センターコンソールの外しとフロアへのアクセスの確認もして置きましたが、センターコンソールはシフトノブが全然回らず外せないのですが、まだ新しいということもあり、外すのに尻込みしてます。
フロアは案外簡単にカーペットをめくれるようですが、手を入れるとなると、全面にテクニカのブチルを貼って、その上から建材の防音シートを入れるか、stp bombを貼るというところでしょうか。オトナシートを重ねるのもアリだと思います。
直接ブチルを貼ると後が面倒なので、レアルシルト全面の上に重ねるのが一番良い気がします。片側4-6枚くらいか。そのままエンジンルーム隔壁まで立ち上げて、防音アップを狙う。どうせならシート下にも同じく広げておく。

センターコンソールはガタガタ防止レベルにレアルシルトをパラっておくか、内部全面にオトナシートでフロア騒音防止。機構部以外に吸音材充填。表面はプラむき出しなので、薄くていいので何か貼っておきたいが、糊が付いた吸音材は色味が明るいものが多いので探索中。エアコン裏にも吸音材。全自動エアコンは正直使い勝手が悪くて嫌いなのだが、MH21Sみたいなアナログ操作盤ではなくコントローラー方式なので、吸音材突っ込めるのは利点。

こういう事をやっていると、カーステ一式をセダンにポン付けしたほうが結局早いという所に落ち着くんですよね。Y34は直噴で高音ノイズだったので本当に静かで、あのレベルならポン付けしたら後はプロセッサーとドアチューニング延々とやって終了でしょうね。今のシステムそのままぶち込んでみたい…という気持ちもなくはないですが、普段使いにはなかなか厳しいですね。
オーディオ重視でいくなら、それも一つでしょうけれども。マニュアルで四駆のセダンという理想的なモデルがあればいいのですが。


ぼつぼつ暑い日も出てきてますが、早くも今年の残りが半年ちょっとになってきました。やる事ははっきりしてきたので、残り半年でフロアとセンターやって、JBLの設定も出せれば、今年は上出来ではないでしょうか。
その状態で10月に北海道行けたらいいなぁと思っていますので、それまでに完成を目指していきます。
Posted at 2024/05/11 23:43:23 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「そろそろ六十里越の閉鎖解除で新潟方面解禁されると思っていたらの、雪崩で橋流出して再開未定… 檜枝岐側の国道352号は動線には使えないので、49号まで上がるしかないかな 八十里越が2年後に開通するらしいのでこうなりゃ期待」
何シテル?   04/20 22:52
智海寺の奥山です。2014年4月からMH21S(NAマニュアル)乗っています。主にオーディオばかり素人作業で自己満足グレードアップ中です。 基本的に整備は...
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