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智海寺の奥山のブログ一覧

2021年06月27日 イイね!

雑感20210627 進化の果てに

MH21Sのオーディオが単純化していっています。遂にDEH-P01だけで鳴らすようになってしまいました。デッキもP01、アンプもP01、家を漁っていたらアンプが出てきました。折角なので、何年ぶりかに聴いてみることにしました。

最後にP01アンプを使ったのはY34セドリック時代ですので、もう7年になります。早いもので、もうあの時に乗り換えた車が寿命です。最も、前の嫁ぎ先が雪国じゃなければ大分違っていたとは思いますが、それはどう思っても仕方のないことですが。
そこから始まった外部アンプ使いですが、最初はMACAudioの4425でしたか、4chアンプでした。早い段階で入れ替わりましたが、その後はNakamichi PA2004やHELIX A4、そしてLUXMAN CM4050を経てBEWITH A110Sと来ました。
4chアンプからモノラルアンプでマルチ接続と、一通り泥沼街道を進んできたように思えますが、ここいらで原点回帰するのも良いことでしょう。

大体の人は、上に進むと下に進むことをしません。唯一と言っていいのは、嫁さんにダメと言われた時だけでしょう。そう言われるようになるまではしなくてもいいのに、今回それをやろうと言うのです。まあその決心が付いただけでもよしとしましょう。
しかも今回は後々の手間を考えて、電源ケーブルも外します。ついでにあの極太のvandenHulも外すのです。アンプと一緒に出てきた、恐らくそのあたりのカー用品店のギボシ端子売り場の端にあったであろう、30Aしか使えないような細いバッ直ケーブルを使います。しかもアースは車体アースです。これまではアースもバッ直でしたからね。スピーカーはツイーターの設置の問題があるのでまだBEWITHを使いますが、スピーカーケーブルはアンプと直結にはなるものの、vandenHulのVDH-T8 clearwaterを使います。おまけにRCAは数と長さのためにTCHERNOV IC435ですが、これは外す前と同じではあるが、こんな組み合わせで一体どうなるのでしょうか。

Rexatの電源ケーブルを引き抜き、代わりに細い細いケーブルを通し、トランクに鎮座していたLUXMANアンプを撤去、そして自作のネットワークも取っ払いました。大分外れてきました。
このままでは車が使えないので、元々純正で付いていたバッテリー端子に戻しましたが、4ゲージを何本も取り出すために大型のターミナルを付けていたので、長らくこの部品が行方不明になっていました。しかしどこへ入れたという事だけは妙にはっきり覚えていたので、何度も探したら、何度目かに出てきました。
とりあえず走ればよいので、絶縁テープでベタベタになったままバッテリー端子に取り付けるという荒業を繰り出しました。ついでにエンジンヘッドからのアースも、サビに錆びて緑青吹きまくりで真っ青だったのをそのまま戻したので、あとでエンジンの回転が無茶苦茶重くなって掃除することになりました。

P01のアンプはハーネスで電源入力やスピーカー出力を取り出すのですが、スピーカー出力にギボシが使ってあるので、潔く全部取っ払って、ターミナルでスピーカーケーブルと接続しました。これはネットワークの自作で使っていたものを流用しただけです。元々こんな事まで考えていなかったので、全部のケーブルがギリギリで空中配線状態です。
そんなこんなで何とか終わりました。気になるのは音だけです。P01の諸々の設定は、これまでに出した設定をそのまま使います。これは最初の頃よりも格段に煮詰まっていると信じたいです。

ぱっと聞いた感じでは、中高域はそれほど悪くはありません。寧ろA110Sと比べてもこれだけ出るなら、馬鹿にしたものではないと思いました。ただし繊細さは比べれば劣ってしまいます。
問題は中低域で、低音はスッカラカンです。思ったよりも出てはいるのですが、全く制御できていない。成程この中高域の音をそのまま低くしただけのような音です。さすがにP01ではBEWITHのミッドバスは鳴らし切れませんでした。もしこのアンプがブリッジ接続できるなら希望はありそうですが、それをやるなら他のアンプに替えたほうが幸せになれるでしょう。
ともかく、音に重みがありません。実態感がない。細かい表現はいいのだが、低音が出ないという、なんか一昔前のアンプみたいになっています。その証拠か、音量を上げるとマシになるものの、ただ大きいだけの音という印象が非常に強いです。

流しておくだけであれば、それほど悪い感じもないです。思っていた以上によく鳴っているというのが感想です。そりゃあ、普通の外付けアンプみたいにゲイン調整も必要ないし、純正付属アンプなので設計上もマシンパワーを使い切って鳴っているのは間違いないでしょうから、納得はできます。
どうせならミッドバスだけ出力を100Wにしておけば良かったのです。そうすればまた違った結果になったかもしれない。あるいはブリッジ接続ができるようにすれば良いのです。いずれにせよ、5万で50W6chアナログアンプではこれが限界と言われても仕方ないでしょう。一体どこまで、今回まだ戻しきっていないBRAXのスピーカーやTCHERNOVのRCAケーブルが効いているのか分かりませんが、思っていたよりも割と良かったというお話でした。

ただ、これをもっと早くに知っておけば、それに合わせたスピーカー選びもできたのかもしれません。思うに、ETON PRO170のような軽くて動きやすいユニットだと良いかもしれませんが、JBL 670GTiのようないかにも動かないユニットは駄目でしょう。かえって、粗暴ではあるもののデジタルアンプ搭載の最近のデッキであれば鳴るのかもしれません。
何にしても、このアンプの大きさは魅力的です。寧ろこの大きさで外部アンプにするなよと言いたくもなるってもんです。それではイメージが云々の話にもなるのでしょうけれども、しかしアンプをとにかくデッキに近づけたい今となっては、こんなくらいの大きさのアンプがあったらなぁという気分です。

世の中、思い出してしまうと恐ろしいもので、こんなくらいの大きさのモノラルアンプがあったなぁと。
BEWITH R-107Sです。A110Sに近い時期のアンプですが、ひとつ下のラインナップになっているものの、A110Sの寸法を半分にしたような大きさになっています。調べたところ値段もそこそこ手頃、そういえば先日、これならシート下にも助手席足元にもいけるだろうなんて言っていましたね。
問題は、A110Sが最上位クラスであるのに対し、R-107Sは一つ下のreferenceクラスになっていることです。元の定価も1/3…果たして思ったような性能なのかが気になります。だからと言って、その後に出てきたP-1シリーズを入れるほどにも小生の金巡りは良くありませんので、ここいらで決める必要がありそうです。と言っても、まだまだ先になるでしょう。

改めて調べた結果、デッキからケーブル導線1mでは、助手席下までは届かないことがわかりました。故に、助手席足元に仕込むしかない訳です。
しかしもう一つ作戦があります。デッキを他の場所に付ける事です。どこに付けるのかという大問題がありますので現実的ではないものの、たとえばP01は元々操作パネルが外れるようになっているので、これを何とかして延長すれば引っ張ることができます。実はその昔、Y34時代にもやろうとしたのですが、あまりに極細のパターンにハンダ付けをせねばならない事から断念した作戦ですが、どうにもならなくなったらやってみましょう。
あるいはRA5000はいったん諦めて、長さのあるRCAを使って助手席下まで伸ばすか。でもそれだったらトランクに引くわという話にもなります。

現状では他にも、運転席と助手席でスピーカー周りの環境に違いが出てしまうことや、RA5000のチャック式のプラグをどうやって真っすぐ仕込むか等の問題があります。これを考えると、もっと床に近い位置にデッキを取付できれば最良なのですが。
何れにしても、現状では敷居が高いので、しばらく考えてみることにします。
まあトランクが一番確実でやりやすいのですが、ケーブルの長さはなんともなりませんね。

となるとヘッドはTP1200が一択になってくるのですが、正直音の好みで言うと、CD700Ⅱのほうなんですよね。TP1200の作ったような低音が耳についてしまいます。
P01アンプみたいに小型だったら何も問題ないんですが、あの大きさでそれなりの性能と言うと…難しいです。
だからと言って、このアンプにRA5000で接続しようとは思いませんが。
Posted at 2021/06/28 00:15:09 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2021年06月13日 イイね!

雑感20210613 A110S 5連をどう入れるか

冷媒を補充して、もうひと夏くらいは過ごせそうな気配があるワゴンRですが、9月に車検が来るのは決まっているので、車もともかく、オーディオも考えておかなくてはいけません。
全く殊勝なことです。車を選ぶのに、何にするんだ、次もMTだ、次はターボだ、どうせならハイパワーモデルだ、ならスポーツ系だ、だったらセダンだ、でもセダンじゃアンプどこに置くんだ、セダンのタマはどうすんだ、新車でもS社はともかくT社は好かんのだ、別にセダンでないといかん訳ではないんだ、ならアンプはトランクだ、でもヘッドとアンプをRA5000でつなぎたいんだ、じゃセダンじゃなくてもいいんだ、ならどれにするんだ、
結構なウエイトでオーディオ関係が幅を占めているのが笑えます。もうハイブリッドにしちまえよと自分でも思えてきます。


DEH-P01と入れ替わりに降りているCD700Ⅱですが、相変わらず車載デッキらしからぬ性能を見せるので困ります。結構初めからその気配はあったのですが、これはキッチリ入れたらとんでもない事になるデッキというのは分かっていたので、仕方がないですが家でプレイヤーとして使っていました。

ところがDEH-P01を入れた時に、プリアンプにしていたTP1200と入れ替えになったので、DACやらの配線もろとも下ろしてしまいました。それまでも、現状DEH-P01とアンプを接続できるのが唯一2セットある長尺ケーブルのTCHERNOV IC435しかないので、年初に入れて好感触だったKIMBER PBJとか、LINN IC12なんかを使っていたのですが、しばらく暇を出された格好なので使ってみたのですが、まー露骨に音に出てきます。
ヘッドユニットとアンプの間ですから、ホームオーディオでいうところのコントロールアンプとパワーアンプの間なので、増幅前じゃそりゃ乗るだろうよと。

そして、結構思ったよりも早かった気はするが、車用に買ったはずのAT-RA5000も2組下りた訳ですので、DACから配線を全てRA5000にしてみたのですが、やっぱり良いですね。クララとアリス時代のClarisのアルバムを妙に生々しく鳴らしてくれるので、これをこれからの目標とでもしておきましょう(笑)

また、チェンジャーとの接続も色々試してみました。面白かったのは、配線ケーブル目当てに買って漬物石になっていたMB-9を改造してRCA出力できるようにしたチェンジャーが、車内ではPBJでの接続で目を見張るような好印象だったのに対し、今回CD700ⅡにAT-RA5000で接続して聴いてみたらボロクソの音だった事です。見た目は大仰なのに中身は何とやらです。元々デジタル出力回路がないので、これは本当に漬物石行きかもしれない。
しかし一つ気付いたのは、先日LUXMANアンプに載せ替えて良い感じになったが、この系統のぼかした音が入ると良くなんのかねぇという事です。A110Sの解像度が高すぎて許容範囲がなさすぎるのを考えたら、そうなってもおかしくないとは思います。まー説明書の配線説明を見ても本当にこれMB100をベースにする意味があるのか、半端すぎると思ったが、やっぱり本当に半端な音です。

変わってMF51です。5枚連装のCDチェンジャーですが、音声出力にアナログとデジタルがあります。元々はデジタル出力してDACに入れるようにしていました。
色んな配線が考えられますが、配線が面倒なのでDACなしでCD700Ⅱとデジタル接続したところ、外部接続ではこれが一番良い感じです。続いてRA5000でアナログ接続してみましたが、これも良いです。デジタル接続を煽るアナログ接続を体現しています。解像度からするとデジタルですが、表現の好みで言えばアナログのほうが好感触です。これなら正直どっちでもいいかと思いますが、多分この人は気分で切り替えられるように両方で接続するでしょう。

ちなみに、CD700Ⅱには元々外部チェンジャーをコントロールできるケーブルのハーネスが付属しているのですが、小生のデッキにはデジタル出力もろともなかったので、このたび別のデッキを手に入れて入手しました(笑)
一応ジャンクでしたがそれでも7千円…nakamichiのブランドは伊達じゃないという事でしょう。

一応、MB-Ⅳというモデルで、CD700よりも前に出たモデルのようです。フェイスパネルの構造はまんまCD700ですが、1DINデッキの癖に6枚チェンジャーになっており、さらにDACやプリアンプ部分が外付けというハーネスより本体のほうが面白そうな状態でした。残念ながらドライブが絶不調で、nakamichiのメカエラーとなると笑うしかないのですが、成程コンセプトはTP1200に近いことがわかります。
ヘッドユニット自体はCD700、なのにプリアンプ部分はTP1200のように別体とか、あれ、これってCD700ⅡとTP1200のコンプレックスとか完全体じゃね?と思いました。しかもボリュームが電子ボリュームで、出力電圧が4V(TP1200はどういう訳か0.5V。ちなみにCD700Ⅱは5Vという変(ry)
これをCD700やTP1200よりも前に出していたとか、全く以てどこまでもとんでもないメーカーですよnakamichiは(誉め言葉)
ただこれでは、ヘッドユニットからの配線が1mしかないので精々助手席下までという感じですが、今想定している構成で問題はアンプだけなんですよね。
まあ最悪、このMB-Ⅳを使わなくても、CD700ⅡかTP1200とMF51あたりのチェンジャーを組み合わせて使うことになりますが、何という壮大な構成(笑)

試しにAUXで音を聴いてみましたが、別にそこまで悪くはなかったです。ただアナログボリュームに慣れているせいで、何かnakamichiがデジタルボリュームって…(お察し)な感じと、DCT-A100やCDT-400Xのようなダイヤル式電子ボリュームじゃなくて、上下別2ボタン式のボリュームだったのが引っかかったかなと。あとは細かい話をすれば電源系の分離がされていないのと、値段的にはCD700よりも半値に近いのでまだそこまでカツカツに仕上げてはいないのかと思われ、CD700Ⅱの「うわぁナカミチだ(笑)」みたいな衝撃は薄かったですね。
但しこの外付になったDAC/プリアンプ部の凝り方がまたnakamichiらしくて、何だかよく分からないけど気合の入った周波数補正機能とか、出力電圧切替とか、いかにもコチラ側の人々の心理をよく分かった構成になっているのは痛いほどわかりました。別に一旦入れてもいいかもとも思いましたが、メカエラーで回り続けるCDドライブのローディングの音がうるさいのなんの(笑)


それはさておき、CD700Ⅱを本気で使うとしたら、どっちにしても問題になるのはアンプをどうやって入れるか?です。
トランクまで引き回すのも一つの手ですが、絶大な信頼を置いているAT-RA5000はメーカーからも特注無理ですの回答を貰いましたので、デッキから1m以内に設置することは必須となります。

外したA110Sを置きながら考えてみたものの、当初考えていた助手席下は寸法的に無理でした。縦にしようが横にしようが、椅子の下には入りませんでした。運転席と半分に分けても無理。まあ、そんな気はしていましたが。
そこで、助手席の足元を埋める方法を考えました。幸いなことに(?)、小生がこのMH21SワゴンRに乗るようになった15万キロのうち、この席に人が座っていたのは恐らくその100分の1もありません(笑) だから別にここの足元を潰してしまっても問題ないだろうと。最大で10センチほど床が上がるだけです。

…すっげえ邪魔w
この位置に4枚のA110Sを入れようとした場合そうなります。縦にしようが横にしようが、今度は電源ケーブルやらの接続の問題が起きるので、そうするとほぼ横方向しか無理です。こうなると、縦に入れるしかない。しかも配線が非常に窮屈です。
最悪、床マットの下に入っている発泡スチロールを取っ払えばまだ可能性はあるかと思いますが、根本的にはそんなに変わらないでしょう。
まあ今の時節柄を反映して、真横には座って貰わないほうがよいということで、後部席に座って貰うようにすればよいでしょう。タクシーと同じですし、専ら小生が自分の車に人を乗せる時もタクシーが主な理由です。何か間違えて、これは横に乗って貰わないといけない、という時にはトランクに突っ込みましょう。そんな時が来ることを願います。

まあそれで入れたとしても、かなり配線回りは窮屈で、特にRCAケーブルは弱いので、マージンを取ろうとするとギリギリです。ただこれしか、1m以内にA110Sを入れる方法はないですね。

可能性だけで言えばこういう方法も考えられます。現行のBEWITHモデルであれば、一回り小さくなったMAGNEOLAモデルなので、これならかなり余裕をもって助手席下に入れられます。ただ可能性だけで言えば、なので、本当にやろうとしたら、リファレンスモデルですから1台20万近くかかります。最低4ch、将来的に6chにするとしたら、掛け算をするまでもありませんが、立派な新車のアルトが買えます。これから今の車の替えを…という時にそうもいかないので、これは将来的にとしておきましょう。

可能性としては無理ではないけど現実的ではない、位ですかね。でも本格的に外部アンプを入れたのが、今のMH21Sに乗り始めた7年前。当時は酷いもんで、今から思えばノイズまみれで配線もおっかない状態でしたから、まあ今のほうがまだ安全に入れられるでしょうから、ちょっと工夫してやってみようかと思います。
それまでに次の車が決まっていそうなもんですが。


まだ細かく比較はできていないですが、CD700ⅡとTP1200の比較もそのうちする予定です。それでTP1200のほうが良いとなっても、他のデッキはやはりデッキ裏から配線を伸ばすしかないのですから、車側が対応できていればいつでも検証できることになります。
まーまだ試した事のないデッキはありますからね。ADDZESTとかALPINEとかPanasonicとかRockfordとかMcintoshとか…

正直、アナログでいくかデジタルでいくかは今と同じで、テキトーに決めようと思っています。ただ最初は凝った配線は無理なので…先日外した時のような最終形態のような配線は特に…簡単なシステムからと思っています。
一番いいのは、そんなに凝らなくても良いくらいの車だったらいいですね。まあそんな事はほぼ無いでしょうが。

ただそんな必要性を感じさせないほどに、今のワゴンRのほうが音が仕上がってしまったので…いつもこのパターンで、困ったものです。
Posted at 2021/06/13 17:54:20 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2021年06月05日 イイね!

雑感20210605 落ち着き

職場のオネーチャンに「最近むっちゃピリピリしてますね~」なんて言われてしまったので、去年以来の不摂生で血圧上がったんだろうと思ったら、健康診断で最高血圧が100を下回るという暴挙を達成したので、疲れてるんだなと思い休暇を取って週末三連休になりました。本当なら20万キロ目指して遠出したいですが、まだそんな世態でもないので、いつもの近場にしました。

最近はDEH-P01のタイムアライメントとパッシブネットワークの合わせ技ですっかり落ち着いてしまった感があります。微調整は何度もやっているのですが、なかなか決まりません。少なくとも数日は聴いてみないと、特にアッテネータの抵抗を変えた時なんかは、通勤の行きと帰りでも変わります。
定数の変更は、自信を無くしました。発散するばかりで、てんで決まりません。仕方がないので、確実に自分よりもずっと耳が良いであろう、メーカーの設定をそのまま使うことに落ち着きました。アッテネータだけは車によって違うと思うので変えていますが、抵抗だけは頻繁に入れ替わっています。それでも最近は昔のアクティブネットワーク全盛期に比べたら大人しいほうで、聴いている時間のほうが長くなりました。ちょっとだけ大人になった。

とはいえ今週は夜勤だったので、起きてみたら二度寝して夜中の一時でした(笑)
同僚が仕事をしているのに自分は寝ているというのは気分の良いものですが、なぜか休むと騒ぎが起きているのが嫌です。冷蔵庫の中身が寂しいので、昨日余った米が大量にあったのでレトルトカレーで流し込み、ついでに何か買い出しに行くことにしました。

本当は今日は夜八時くらいに起きて、どこかの立体駐車場でオーディオをちょっと弄るつもりだったのですが、見事にぶっ飛んでいます。雨が降りやすい時期なので、例の如くヨドバシカメラの立駐で三時間無料を使ってやろうかと思ったのですが時間的に無理です。でも雨は止んでいたので、そのへんの道の駅でやればいいと思い、例の如く北方向へ行きました。


いきなりですが、大田原のトライアルが24時間開いているので、野菜を買っておきました。なんだかんだで日持ちするのは野菜なので、最近は手間はかかりますが野菜を買うようになりました。カロリーも低いし量があっても太らないと思っていたら、あまり時間がかからない炒め物ばかりなので、精々大匙一杯くらいの油なのに腹回りに定着し続けています。やはり自炊はするものではないのでしょう。

既にもう朝の五時頃になっていたので明るくなり、そのまま駐車場でやってしまうことにしました。
で、そのちょっとした弄りですが、アンプの入れ替えです。全然ちょっとじゃないですが(笑)、LUXMAN CM4050に入れ替えます。
理由と言う理由はないのですが、システムの簡素化のために外しにかかっています。バッテリーに付いていた12Vのキャパシタは既に外してしまいました。また、一体何本引いてあったのかわからないRCAケーブルも数本取り外し、ヘッドユニットの電源に入れてあったキャパシタも取り外し、そしたらエンジンが軽くなった感じがします。なんだかんだでアンプが4台入っているようなもんですから無理もないと思うのですが、確認のために入れ替えてみました。
本当のところは、そういえばDEH-P01とLUXMANは初めてだと思ったので、それなりに設定も固まった今に試してみようと思ったのです。

まーこれが、ちょっとだと思っていたのですが、結構大変な作業でした。そりゃそうです、手間をケチってメインの電源線だけ外し、アンプ4台に配線が通ったまま外そうとしたので、重いです。しかも小生の場合は安定化電源も入っているので、18キロくらいあるようです。しかし昔は40キロまではいけたもんですが、この衰えぶりはなかなかです。これ、普通車サイズのタイヤ交換そのうち出来なくなるんじゃね?と真剣に思わせるレベルです(だからと言って何か運動をしようと真剣に考えている訳ではない)

朝の五時だからそんなに人もいないだろうと思ったら、五時半でも普通のスーパー並に人がいて、隅っこでやってましたがそのまま逃げる訳にもいかず、黙々とCM4050に載せ替えました。終わったところでまだ朝の六時台だったので、CM4050のエージングも兼ねて、最近来ていなかった塩原-上三依方面へ回ってみることにしました。


最近ふとした事から廃道マニアのサイトを見たのですが、その道で有名なのが、栃木県道266号線、通称塩那道路です。今も県道266号線は存在するのですが、塩原温泉あたりにちょこっとと、那須町の那須御用邸付近にわずかな路線があります。Googleマップでは拡大していくと表示されていますが、山岳地帯の路線は廃道処置がされており、山歩きでも通行禁止というガチガチの廃道になっています。
去年にもその一部ですが、塩原側の通行禁止のゲートまで行ったことがありましたが、そのサイトを見てまた行ってみようと思ったのです。

しかし、通行禁止のゲートまでの道が時間限定で開放されているため、この時間ではまだ閉鎖中でした。解放までまだ一時間以上あるため、さすがに諦めて上三依方面へ進むことにしました。
ちなみに、この塩原温泉近くに日塩有料もみじラインという有料道路があるのですが、無料になりました。ただここは視界が悪くなりやすいため、ちょっと走るのが怖いです。

本当に塩那道路が開通していたら走ってみたかったところですが、高度経済成長期に目立っていた環境無視の破壊事業、しかも採算が非常に怪しい道路でしたので、開通したらしたで問題になっていたことでしょうが、今となってはそれを目で確認できるものは多くありません。
同サイトでは、この塩那道路の工事に使われた工事用道路についても触れていますが、これが上三依から北上した所にある横川という地区から伸びていたようです。で、このあたりから、山腹に走る塩那道路を見られることがある、らしいので行ってみましたが、初夏も近いこの時期では山が青々として全くわかりませんでした。しかも朝方で太陽が低いせいもあって、全然見えませんでした。
折角ですので、地名を撮ってきました。

ここからもう少し北上すると、福島県の南会津です。

さて朝八時近くですが、なんだかんだで起きてから半日近く経っているので、さすがに疲れが見えてきました。大人しく上三依から鬼怒川へ抜けて帰ろうと思います。
逆光ですが、中三依の地名も撮ってきました。


このあたりはダムが多く、山河といった水墨画のような風景を見ることができます。
いくつかのダムがありますが、この国道121号線沿いからすぐに見ることができるダムもあります。たとえば五十里ダムは国内でも有数の高さのダムです。


恐ろしいほどに高いのですが、堤を歩いて渡ることができます。


こんなものを作ることができる人間って、凄いなと思います。そりゃあ塩那道路も作れる訳です。ダムにしても道路にしても、テキトーに作れば環境なんて簡単に破壊できるし、丁寧に作れば有意義な使い方もできるのです。これが規格外になったのが昔の東側諸国で、環境破壊で問題が起きたら、人為的に対策をして何とかするという考えでした。このダムを見れば、対策でなんとでもなるという考えは分からない事もありません。でも三年前、台風で日本中のダムが貯水量を超えそうになって川沿いでは洪水の被害を受け、首都では荒川が氾濫しそうになり、自然はその気になれば軽く人間を超えられることを思い知らせました。
丁度、葛飾ナンバーの車の親子が同じく眺めていました。あの子たちには、一足早くそれを知ってもらえたことでしょう。

ここを過ぎると、川治温泉街を抜けて、鬼怒川温泉へと抜けられます。川治ダムにも行こうとしたのですが、今日は行きませんでした。実は前に行っており、何度か通っているのです。というか実は、五十里ダムのほうが動線上にあったのに、一度も寄ったことがなかったのです。
前に行った時の写真です。


川治ダムは堤の上を道路が走っており、車で走ることができるので面白いです。高さは五十里ダムのほうが高いそうですが、こうして真横から近くで見ることができるので、川治ダムのほうが恐ろしい気がします。ちなみに高いところは得意ではありません。なぜでしょう、こういう所へ来ると、谷底へ吸い寄せられそうな気がしてきます。

その後は鬼怒川温泉へ抜けましたが、龍王峡の有料道路も無料化されました。栃木県は道路に関しては決断が潔く、しっかり仕事をしている印象です(塩那道路はともかく)。必要な道路は通すし、とりあえずでもいいからバイパスも作るし、小生の地元の慢性化した渋滞とは大違いです。ただし公共交通機関は非常に怪しいですね。県じゃないですが、特に今作っているアレとか。

塩那道路にも通じるところですが、こちらも某サイト情報から。これは入れそうにもありません。

楯岩までいける道ということでしたが、車道としてはここからは廃止されています。某サイトでは落石もみられる危険な状態とされていましたが、どうもGoogleマップによると整備されたようで、鬼怒川をはさんで対岸にある駐車場から吊り橋を渡って遊歩道が整備されているそうです。すげえ。どこにそんな財源が…まあ、これは良いんじゃないですかね。これは行ってみたらよかったですね。
もしかしたら将来、塩那道路も遊歩道が整備されて、徒歩だけなら歩いて通れるようになるかもですが、コース全長が長すぎでしょうね。

その後は素直に高速で帰りました。さすがに距離が伸びてきたので疲れが出てきたのが理由ですが、なにより腹が減ったのでとっとと帰りたかった。


そういえばすっかりオーディオの話をしていませんでした。
結論から言えば、悪くありませんでした。というか、こっちのほうが良いかもしれません。
LUXMANアンプにして気付いたのが、解像度は確かに劣るんだけれども、音楽らしさとしてはLUXMANのほうが良さそうだという事です。BEWITHは解像度が高くてセパレーションは非常に良いのですが、そのせいで設定がシビアに出すぎるために、ほんの些細な設定のミスマッチでもモロに結果として返してくるという懐の狭さを見せてくれます。その代わりハマれば正確無比なキレッキレの音を返してくれることでしょう。実際、ヘッドホンで聴いたらビタで文句無しです。
その設定のアラを、ある程度包容力でカバーしてくれるのがLUXMANです。そりゃそんな機能がある訳ではなく、ある程度マッタリしていてアラを隠せるような傾向の音だという事ですが、いい感じに音を丸くしてくれるので聞きやすくなりました。
傾向としては最近の主流ではないと思います。ただBEWITHだと確かに硬いようにも思うので、このくらいの柔らかさで考えたほうがいいのでしょう。

それにしても最近流行りの高解像度の音は出しにくいですね。ごまかしが効かないから設定を詰めるのが大変です。勿論それを出せるに越したことはないですが、元々そこまでバッチリ出すのはほぼ無理として考えたほうがよいのかもしれません。もしかしたら、かえってキレッキレのA-110Sよりも、R407のようなひとつ大人しいもののほうが、良い結果になるのかもしれません。


このLUXMANアンプでどこまで出すのかはわかりませんが、例のシート下設置が成功したら、このアンプは乗せられなくなってしまいます。そしたら、どうするんでしょうね。トランクのアンプボードも要るのか?
どこまでシンプルに落ち着くのか、一体いつになったら落ち着くのか。
Posted at 2021/06/05 19:11:00 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「アンプボード新調→裏側だった やり直し確定(笑)」
何シテル?   03/17 20:02
智海寺の奥山です。2014年4月からMH21S(NAマニュアル)乗っています。主にオーディオばかり素人作業で自己満足グレードアップ中です。 基本的に整備は...
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