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智海寺の奥山のブログ一覧

2020年06月22日 イイね!

雑感20200621 RCA交換とドライブと

県外移動が解禁されたこともあり、どこかへドライブに行こうと思っていたのですが、完全に忘れていた半年前の歯医者の予約が土曜にあったので、夕方からどこかへ行くことにしました。
解禁とはいえまだウイルスは存在しているので、これまでと同じく車から降りない体で行きました。得意の真のドライブです。

歯医者の時間を待っている間、簡単なところを弄ることにしました。
今日はこれを使います。

AETのRCAケーブル、EVO-0605SHRHです。これは新たに購入した訳ではなく、いつだったかにヘッドホン用に買ってきたものです。その時は若干ギラ付いたドンシャリ系のような音に聞こえた曖昧な記憶がありますが、あまりに昔で、しかもすぐに気に入らなくなってお蔵入りとなった経緯があります。よってそんなに素性の知れた奴ではありません。今回はバクチで、良い感じになればいいやと思って使ってみます。

最近のシステムの仕上がり具合を見ると、一時期は確かに家のヘッドホンのほうが上だったのですが、最近では車のほうが上になった感があります。まあ投資金額が大分と違ってきたので、そうなってくれないと困りますが。
ヘッドホンは手軽で騒音を気にしなくていいのが利点ですが、何をどう頑張っても脳内定位か耳元で鳴る音になってしまいます。やはりスピーカーで鳴らしての前方定位はそもそもの音の届き方が自然で、非常に替え難いものがあります。
TP1200を入れてからというもの、一連のイジリのせいでかなり向上した感があり、また色々と再評価していってもいいかなぁなんて思っています。今回はその第一弾ですね。

さてAETというメーカーは、名前を出して、わかる人はいるのでしょうか。
実は日本のメーカーで、今のところケーブル専業のメーカーです。20年くらいの歴史があるメーカーですが、いつだったかの何かの雑誌で、日本でしか作れない3層円筒構造の電源ケーブルが載っていて、いつか買ってやると思っていたのですがそんなの買える訳もなく、今は廃盤になってしまったようです。相当作るのが難しいケーブルだったのでしょう、後継は出ていないようです。聞いたことはないものの、とんでもない音だという話だけは何かで見た覚えがあり、とりあえずすげーメーカーという記憶だけがありました。

そんなメーカーのケーブルなんて手も足も出んだろうと思っていたら、意外とリーズナブルな価格帯も出していて、しかも国内製造なんだそうです。さらに再生銅じゃなくて精製一発目の純銅を使っているそうです。
最初に試したのはスピーカーケーブルのEVO-F200でしたが、これは何とも大人しい音という印象でした。こじんまりとした音とでもいうか、全体的に控えめな色付けの細かい音とでもいいますか、ケーブル自体の見た目が「普通の電源ケーブル」と言ったら口が悪いでしょうが、スレンダーな見た目を裏切らない音に感じました。これもそのうち車で試してみようと思います。

で、いつだか忘れましたが次に買ったのがこのEVO-0605SHRHでした。これで7000円くらいです。覚えているのは、確か普通じゃない面白い音のケーブルがいいと店員に言ったらこれになった事です。
1mしかないので、今回はDACとTP1200を接続するのに使います。つまり、アナログのケーブルの系統はこのSHRHと、TP1200とアンプをつなぐAT-RA5000です。ただ抜いて挿すだけなので非常に簡単です。

DAC設置から使っていた、NanotecSystemsのmusic strada#211との比較になりますが、211は存在を感じさせない音というイメージでした。
対してSHRHは、そこそこ目立つ鳴り方をします。多少ギラついたような感じですが、そこまで出しゃばりません。メリハリが多少くっきりするので、ポップスのようなテンポの良い曲が合うようです。これまでの小生の要求と比べると、この傾向はなかなか良い組み合わせになっています。多少は211より音の細かさが劣るような気はしますが、そこまで気になる程ではありません。
一番の違いは中域が、いわゆるCD700Ⅱのような感じで鳴るのではなく、いかにも最近の音作りのようにあまり響き感を出さないようになっていることでしょう。211の時はまだこれが残っていましたが、SHRHはそこまで目立ちませんので、逆に安心感があります。やはり最近の音作りにはこの系統の音作りのほうが良い気がします。

これで暫く聴いてみましたが、211よりこのほうが好みです。解像度も悪くないし、選べと言われたら多分こっちを選ぶでしょう。
毎度のごとく何枚かCDを替えてみましたが、特に気になる所もない。ちょっとギラつく事もあるが、それならアッテネータを弄ればよいだけで、今のところ急ぎで何かをする必要性は感じません。これは、当たりが来たのでしょうか。
また暫く聴きこんでみるつもりです。


歯医者が終わってから、ケーブルのエージングというか目覚ましを兼ねて、ドライブに行きました。新品を下ろしてから、エージングが終わるほども鳴らしていない気もするので、ちょっと遠出して福島県側に行ってみました。
今回は何を思ったか、檜枝岐方面に行くことにしました。よりによって夜にです。当然、田舎ですから店が開いている訳でもない。ただ鳴らし込みのためのドライブなのですから、別にどこかに寄る訳でもないからいいのだ…と思って出発したのですが、やっぱりどう考えてもとにかく遠い。しかも行った道を帰ってくるしかない。最近あんまり良いことがなかったのも日頃の行いが悪いからだろうし、こんな時に行ったら真夜中に鹿とぶつかって廃車になるかもしれない。
国道4号を北上して塩原温泉を抜け上三依方面へ進み、国道121号をさらに北上して遂に尾瀬檜枝岐と会津方面の分岐へ。ここへ来て選んだのは会津方面でした。

そのまま国道121号を進んでいくと会津若松まで抜けます。この道は10年近く前に、まだ日がある内に走ったことがありますが、やたらと距離があった記憶しかなかったのですが、実際に走ってみるとそうでもありませんでした。
相当山の中のはずですが、国道沿いはそれほど寂しくなく、山の中にしてはなかなか開けているように思います。そのせいか、気がついたらもう会津若松市街地まで20キロ程のところまで来ていましたが、ここでまたどうするか迷ってしまいました。会津方面へ出るのはいいのですが、どう帰るにせよ距離が結構あるのです。最初は高速を考えましたが、なにげに高速代が結構高かった記憶があり、では下道はと言うとこれが結構長いのです。どう帰るにも、猪苗代湖をぐるっと回って郡山へ出ないといけないのです。

郡山を経由すると200キロ近くになるので、会津若松の市街地へ抜ける前に白河方面へ抜けて帰ることにしました。
どこかで折り返せる所を探していると、そのうち大内宿の案内が出てきました。一度見てみたいと思っていたのですが、真夜中なので当然見える筈もなく。真ん前の駐車場まで行って、そのまま会津市街方面へ抜けていくことにしましたが、これがとんでもなく遠回りになりました。携帯の電波も入らなくなるような山の中で、グーグルマップすらも地図を表示しなくなり、ひたすら進むしかなくなりました。結局これを抜けたら、もうすぐ会津若松市街地という所まで来ていましたが、国道121号を南下して白河へ抜けることにしました。それもなかなかの距離がありましたが、やっとで国道4号まで抜けて、下道から那須高原パーキングエリアに寄って帰ってきました。

夜だからだと思いますが、会津までそんなに遠いような感じがしませんでした。高速で行った時には郡山からさらに数十キロあるのでさすがに遠いと思ったのですが、ずっと時間がかかっている筈なのにそれほど走ったような感じがしませんでした。

今回は、塩原の道の駅でトイレに行ってからは福島県内でどこにも寄らず、車からも下りずに県内に戻ってきました。どうせなら日本酒でも買って帰ろうかと思ったのですが、この時間帯のこの沿線では開いている店がありません。
今日になってみたら、昨日まで道の電光掲示板に「県外への移動は自粛、慎重に」なんて出ていたのですが、それが「一家族一旅行」になっていました。行けと言われたら行くしかありませんが、それなら良いタイミングとして、そのうちまた同じ道で会津まで行ってみようかと思います。
それか、檜枝岐方面もいいかもしれません。もしくは、まだ一度も行っていない只見方面もいいかもしれません。相当遠いらしいですが。
それより都内へ行きたいのですが、どうにも行けるような気配がありません。解除すぐのほうがまだ良かったような気がします。


音はまあまあ出来上がってきたと思いますが、肝心な行き先がこうでは、肝心な車に乗る理由自体がなくなってしまいます。
また昔のように、走らずに公園に停めて聴くことになるんでしょうか。
Posted at 2020/06/22 06:01:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2020年06月14日 イイね!

雑感20200614 上司ェ…

仕事中にアルミテープで隙間を塞ぐなんていう業務を当てがわれました。掃除をしていたら、ウチの上司が飽きたのか、一緒に暑いところでアルミテープの貼り替えをしようなんて言い出したのです。まんま鉄板同士の隙間を塞ぐというもので、デッドニングをする時のようにチキチキ切りながらペタペタ貼って行ったら、やたらと褒められてしまいました。そりゃあ趣味でやってますからなぁ…しかし本職で役に立つとは予想していませんでした。次はレアルシルトとガラスクロステープを持っていってやろうと思います。
相当上司も気が乗らなかったのでしょうか、突然BOSEのスピーカーについて語り出し、と思えば突然あなたはどこのスピーカーを使っているのかなんて聞かれてBRAXを説明し、結局分かったのは部長がジャンルによって3台の「コンポを」使い分けているというサプライズでした。暑さのせいだと信じたいです。

それより、調子に乗ってバッフルを替えたら、低音が出なくなりました。ヘッドユニットをTP1200にして低音に余裕がでてきたからいけるかなぁと思ったら、やっぱりダメでした。
carrozzeriaのUD-K616に、特注のPCD-1を重ねたのですが、どうにも元のPCD-1とスペーサーのほうが良かったです。ただ制振は効いて、ニュアンスはかなり細かく鳴ります。しかし音量を上げないと低音が全然出ません。これでは運転中が素っ気なくなってしまいます。

どのバッフルを使うにも特注PCD-1はBRAXを取り付けるのに必須ですが、PCD-1だけでは高さと制振が足りないので、元々手持ちのPCD-1をもう一枚重ねました。これで高さがUD-K616単体くらいの感じになりました。

ミッドバスのスピーカーをJBL670GTiにしていた時にもUD-K616は使っていましたが、この時はUD-K616単体で使っていて、それでも低音が減ってしまいました。それが今回PCD-1で同じような高さにしても低音が減りにくかったということは、高さよりも材質的に制振が効きすぎるのかもしれません。ちなみにUD-Kはアルミと鉄、PCD-1はジュラルミンらしいですが、持った感じが既に違います。
単純に考えればUD-Kのほうがバッフルとしては有利な気がしますが、色々デッドニングをやりすぎたのか、これだと効き過ぎるのかもしれません。もしくは、単にこのバッフルの音が気に食わないだけか。

それはともかく、PCD-1二重が良い感じです。低音の量が増えたどうこうより、鳴り方が気に食わなかったのが正しいでしょうか。これなら許していいかなという音です。
梅雨入りして雨が降るようになったので、あまり大きなことができませんが、低音が出ないまま車も弄れず乗っていろというほうが苦行なので、ひとまず安心です。


次に何をするかですが、アンプを買い増すにしろオシロスコープにしろ時間がかかるので、スピーカー交換ができる暇があればまたJBL670のミッドを入れてみようと思います。今のところは低音の出ないユニットという評価ですが、バッフルとネットワークを弄ってからは鳴らしていないので、再検証してみますが余り期待はしていません(というかBRAXから戻すことをあまり考えていません)。

それより、TP1200やらを入れた時に残したままだった配線を引っ張り出したばかりなのですが、ケーブルの違いを試してもいいかもしれません。よりによって配線が少ない天井に通すという暴挙をしたせいで、外すにもとんでもない手間がかかったため、今度は普通に配線します。

まあ暫くは弄ることは出来ないと思うのですが、アラ探しにしたいと思います。
Posted at 2020/06/14 20:11:03 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2020年06月07日 イイね!

雑感20200606

警戒宣言解除から暫くして、気をゆるめたらどういう事になるのか…の結果が出始めてきました。やはり増えるみたいですね。ただひとつ安心できそうなのが、明らかにかかるべくしてかかった場合はともかくとして、気を緩めたとしてもそれほど爆発的には増えなかったことではないでしょうか。
まだ対策を続けている人、緩めている人が混在している中でこの増加量ですから、想像以上に悪い事にはなっていき難いだろうと、一安心しています。殆どの人が、仕事はともかくとして外出しないとかマスクを着けるとかの基本を変えていないようなので、このままの流れでウイルスを抑え込んでいくしかないのだろうと思います。

外出は県内でというルールを勝手にやっていますが、ここへ来て東京へ行きたい用事が出てきました。正直なところ行かなくてもいいのですが、行ったほうが絶対確実な案件なので、どうしようかと思案中。急ぎではないので、もっと様子を見てからでもよいのですが。望むらくは早く収束してほしいところです。

さて先日のDAC取付で一応の完成を見たカーオーディオシステムですが、今後何をどうしていこうかの段階になりました。
まあ細部の仕上げは当然あるのですが、細部を弄っただけでは何も変わらない事が多いので、ひとつ大きなことを考えるしかありません。
とはいえ、今の段階ではコスト的にカンストしているパーツが幾つもあります。スピーカー、アンプ、RCAケーブル、デッキetc、ほとんどがそれなりに上級機になってしまいましたので、これ以上上となると、ただただ金がかかります。これがウイルス騒動でもなければ「じゃあボーナスでZRのスピーカーでも買うか」という賭けもできたかもですが、そんな明るい向こう見ずもできないような世の中になってしまったこともあり、現実的なところで考えなくてはならなくなりました。

そういえば今年の初めに、色々言っていましたが、その中で達成していないのはリヤドアのミッドバスを鳴らせるようにするとか、プロセッサーを入れるとかでした。
プロセッサーも値段がこなれてきた感があるし、そろそろいいかなーなんて思っていたりしますが、今のシステムではマルチアンプではないので入れられません。それに、今の音からすると、そんなにステージングに問題があるようにも聞こえず。
値段的には絶対に無理ではないものの、今の小生にはプロセッサーの売りがアクティブネットワークくらいにしか思えず、まあTP1200が御陀仏になってAT-RA5000で配線できないとなったら~位に思っていますが、今のこの流れだと、もうちょいアナログで攻めるのがいいかなーと思っています。

そこで、また色々と考えてみました。

・リヤドア ミッドバスを鳴らす
これは以前に言っていたもので、まんまそのままです。しかしアンプが足りませんので、足す必要があります。即ち、A-110Sを2台追加します。アンプの置き方や配線を工夫する必要がありますが、いずれプロセッサーを入れるにせよ現状でバイアンプドライブをするにせよ2台は必要ですから、探していこうと思います。
ただ問題は、リヤドアが全くの未加工ということです。またドア二枚をこれからの季節にデッドニングせねばならないと思うと、非常に億劫です。たぶんアンプだけ買ってやらない公算が高く、マルチアンプまっしぐらになります。

・ユニットゲインの最適化
古くはオーディオ修理のために買おう買おうとして挫折していたオシロスコープですが、ここへ来て遂に手にすることになりそうです。とうとうアンプのゲインを合わせるためにオシロスコープを使おうという心になったようです。
いやオシロスコープ買うならプロセッサーのが安いんとちゃうかと言われそうですが、新品だと確かにまあまあの値段です。それでも最初は新品の据え置き型デジタルオシロスコープを考えて、その意味でも一度秋葉原に見に行くつもりでしたがこの状況ですし、それも考えものかと。それに、オーディオ系だとアナログオシロスコープのほうが良いらしいので、そうなると中古でもいいかと。
細かい選品は追々考えていきますが、オシロスコープは持ち歩くつもりはないので、ハンディタイプではなく据え置きにするつもりです。ただ損多くして得なし、費用対効果は悪そうですが。そこからアンプ修理とかになって手に職付けるようになったら、自分を褒めてやりたいがそれはなさそう。

・イルミネーション電源不使用化
簡単なことですが、車両ハーネスからの電源取りを完全に廃止します。イルミネーションは使わないか、A-100AからのACCを代用します。簡単なので、すぐにでもできます。

・ネットワーク部品交換
定数は変えずに、色々試すつもりです。ただ部品を探しに行くのが楽しみだったのに行けなくなったので、消極的です。
これと並行して、何が何だかよくわからない、パッシブネットワークの位相合せもやってみようかと思います。結局調べても、パッシブでの位相に関しては部品の組み合わせだけで決まっているのは分かるものの、同じスロープの場合しか解説されておらず、じゃあ何dBスロープに対しては何dBスロープにすればずれがなくなる~、等というのもわかりません。これらもオシロスコープがあれば出力波形と位相がわかるので、そんな厳密ではないですが変えることができそうです。

・ネットワーク設定 単純化
一旦挫折したところですが、また試してみるのも良いかと思います。ただこれをやるなら、DAH-P01を使ってみるのも悪くないと思っていますが、今のデッキにP01が勝てるのか疑問です。部屋のオブジェクトとなったP01の最後の雄姿となるのでしょうか。

・Aピラー固める
粘土で仮に固めたAピラーですが、本格的にパテで固めてやろうと思います。余っている粘土を全体にベタ付けするのも悪くないと思いますが、今年になってrussiaのstandartplastから液体制振材が出てきましたのでこれか、若しくはBRAXも出していたと思いますが液体制振材を使う予定です。

こんなところでしょうか。グレードアップレベルで留まっているのが残念なところではあります。

オシロスコープについては、いつ買ったのかわからない入門書が出てきたので見ていたのですが、まあ何とかなるのかもしれないということで思いついて入れました。
問題はアナログオシロスコープの入手です。新品のデジタルオシロは通販で買えるでしょうが、アナログはどうも薄いらしく、中古を探したほうが良さそうですが店に行くのがはばかられる。まあ、いざとなればデジタルオシロを安いの買います。
正直、このレベルのデッキとアンプだと、クリップさせようにも上げすぎなければ殆ど歪まないと思います。そんな微々たる差が、ネットワークやら何やらでアホみたいにズレた音にどう影響するというのでしょうか。それに、一度合わせたらまず合わせることはなくなる訳で、そのために数万かけるのかと。嫌いではないのですが。
まあこれからの季節を考えると、簡単なほうがいいですが、手数が減ってきました。


それよりも、車に乗る機会が元に戻らないと、聴いている時間がなくて困ります。
そろそろ県外方面へ行きたいものです。
Posted at 2020/06/07 13:55:19 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2020年06月01日 イイね!

雑感20200531 久しぶりに遠出

例の宣言が解除されたので、久しぶりに遠出してみることにしました。しかしまだウイルスが消滅したとか特効薬が完成したとかではなく、単に流行が一休みしているだけなので、人が多い場所に行くのはやめました。
このあたりで人が少ない場所と言えば県北、特に那須から日光にかけての県境あたりが代表的です。しかしナンバーが違う場所に行ってしまうと面倒なことになりかねないので、同じナンバー圏内で、近頃マイブームの日光鬼怒川よりも向こう側まで、エージングがてらに行ってきました。

いつもは宇都宮の環状線を回って日光街道に入るのですが、今日は市内を抜けて日光街道に入りました。余計に時間がかかるようなかからないような、ただ走りやすさというか運転が楽かどうかで言えば、環状線を回ったほうがずっと楽です。
日光街道と呼ばれる国道119号線に入り、あとはずーっと真っすぐ走っていくと日光東照宮に出ますが、ここが終点です。と言いながら、今回は日光の手前で方向を変えて、鬼怒川温泉のほうへ北上しました。これが何もない時だったら、福島の会津まで上がっていっても良かったかもしれませんが、凄まじく遠いという記憶と、こういう時期ということでやめました。

鬼怒川温泉は言わずと知られた温泉街ですが、いつもなら日本人も外国人も多いのに、今はスッカラカンです。しかし幾らか人はいました。ですが、ほとんどのホテルが休業しているようです。休業しているのか、廃業しているのかもよくわからない所もあります。
鬼怒川温泉を抜けると暫くして川治温泉街です。そういえばここまで来るくせに油を入れてこなかったので、この時点でメーターが半分でした。しかも日曜でスタンドがやっているのか、それに入れたくなくなるような明朗会計でないスタンドだったらと思いながら走っていると、さほど下と変わらない値段のスタンドがあったので飛び込みました。あまりに少ないと苦い顔をされるのも面倒なので満タンと言っておきました。
やはり満タンだと安心感があります。計算上は十分に持つのですが、見た目以上にアクセルを開ける場所が多いので、僻地を走るには常に燃料は入れておくに限ります。

川治温泉を越えると、ダムが見えてきて暫く湖畔を並走することになります。これをさらに進んでいくと山がちになり那須塩原の塩原温泉へ抜ける道と、会津からずっと下って来た道とぶつかりますが、ここが上三依、その手前に中三依温泉があります。中三依にはパワァースポットがあるそうで一度行ってみたいですが、今日もうちょっと早かったら行けばよかったですね。
川治温泉を西へ進むと、日光東照宮の背後にある山の裏側に向かいますが、こっちが奥鬼怒温泉と呼ばれる温泉に向いていきます。その手前に川俣温泉という所もありますが、その奥に昔は女夫渕温泉という所があって、そこのさらに奥に奥鬼怒温泉があります。
今日は川治温泉を越えて中三依のほうへ進み、途中で西へ進んで、湯西川温泉のほうへ進むことにしました。冬場は通行止めになるのですが、湯西川温泉の奥を抜けていくと、川俣温泉のちょっと手前に抜けることができます。ここを抜けて、冬場には札幌よりも寒くなる時もある土呂部を経て、再び川治温泉へ出て来た道を帰ることにしました。

湯西川温泉には入ったことはありませんが、何度か来るだけは来たことがあり、しかもこれがいつも冬場で、決まって湯西川で通行止めになり足止めされます。
温泉に入りに来るのもいいかと思ったら、なかなか良い値段の宿が多く、Rexatの4ゲージケーブルのいいやつが1m買えるくらいします。そんな高級な温泉宿ばかりだと来ることはなさそうですが。
このあたりの集落によくある、平家の落人が住み始めた伝説の例に漏れず、平家の隠れ里らしいですが、これは福島の檜枝岐村と同じですね。そんなに逃げないといけないものなのかと、全く他人事に思ってしまいましたが、小生のこの源氏名にもある奥山という名は、家系によっては平氏につながるそうで、強ち無関係という訳でもなさそうで、どうにも親近感がわずかにですが沸いてしまいます。
湯西川には平家の里なんていう所もあって、その真ん前が駐車場兼公衆トイレなので休憩していると、今は時勢に漏れず休業中でした。いつも立派な門が閉まっているので気になります。

さてここからがちょっと気が引ける区間になります。このトイレを出てさらに奥に行くと、平家狩人村という所が出てきますが、これが湯西川の最奥と言っても過言ではない所です。冬場はここからもう数キロ行くとダムへ向いていく道との分岐があり、そこから先が通行止めになります。
地図上では抜けた先の土呂部まで無茶苦茶な距離がある訳でもなく、多分ダムへ向かう道があるからだと思いますが先の平家狩人村から分岐まではそれなりの距離がありますが人家もないのに除雪されており、この道が閉鎖されると結構不便な気がするのですが、そんな理由で走れていなかったので来てみました。
と言っても実はもう来ていたりします。例のごとく夜に来たので、何が何なのかわからなかったのです。夕方とはいえ昼間に来るのは今日が初めてでした。

今日は分岐まで行くと釣り客の車が停まっていました。こんな山奥まで釣りに来るとはご苦労なことです。こんな山奥までエージングがてらのドライブに来るのもどうかとは思いますが、森林浴にも来たのですからこれでよいのです。
夜に走ると全くわからないのですが、この道は沢伝いにどんどん走っていきます。湯西川からだと、最初は左に沢が、後半は左に山がきます。地図を見ると土呂部までそんなに距離がないように感じ、実際にそれほど長くはありません。しかしずっと真っすぐ走れる訳ではないので、それなりに時間がかかります。
特に落石が多い道らしく、そこら中に落石があります。冬場はこのあたりは雪崩がよく起きるのかもしれません。
でも昼間だと、この時期は鬱蒼とした木々のせいで陰になってかなり涼しく、よって今の時期では寒いくらいですが、なんとも清々しい気分になります。いつも薄汚れている身が浄化されていくかのようですが、多分浄化されることはないと思います。


途中にある分岐の林道の看板です。工事が終わることはないのでしょうが、一度走ってみたいものです。多分この車では無理でしょうが。
ここからは沢沿いではなく山沿いを走ることになります。そこそこ標高が高く、時々木の間から山並みが見えますが、人里は見えません。この区間になったら、そのうちに田代山へ向いていく栗山舘岩線に出ます。これを下っていくと土呂部の集落に向いていきますが、上っていくと田代山という山に向いていき、最終的にはこれが福島県の南会津、たかつえのスキー場あたりに出ます。この路線も一度走ってみたいところですが、今日は県境くらいまではと登ってみました。


見事に通行止です。左側に行くと馬坂線という林道で、抜けると福島の檜枝岐村に出る道ですが、もう何年も前から通行止のままです。通れた時期があるという話を聞いたこともありません。ただ福島県側は県境まで道がちゃんとあるそうで、県境にある駐車場まで行くことができるそうですが、なにしろ檜枝岐村というこのあたりでもトップクラスの到達不能極扱いの地ですから、しかもそこから奥に進む、しかも栃木県側には抜けられず引き返して来ないといけないというのは最早悪夢に近いものがありますので、行く事は恐らくないでしょう。やるなら、車内泊できるようにしないといけません。


最早これは直す必要性があるのかどうか疑問に思わざるを得ないですね。1年近く通行止め。でも直そうとしているのは、それだけ必要だと認識しているからでしょうか。工事発注額がすごいですが、それだけかけて開通後どれだけ全通している期間があるのか、気になります。まあ予算が出ているだけはるかにマシですが。
ただ個人的には、舘岩線よりも馬坂線を直したほうがいいように思います。損壊具合が酷過ぎて放棄したのかもしれませんが、檜枝岐に抜けられるのは大きいように思いますが、どうなのでしょうか。

これ以上は進めませんので、土呂部のほうへ戻って、そのまま川俣まで抜けていきます。土呂部は名前が結構知られているのですが、来てみたからといって何かあるかと言えば、こんなところがありました。

中まで入ってみる勇気はありませんでした。水芭蕉ならもうしばらくすると見頃になるのではないでしょうか。
凄まじい山の中、自販機すらありません。家も数えるほどしかなく、正直なところどうやって生計を立てているのか、真面目に質問してみたいところです。多分その答えこそが、自分の求めているものかもしれないのです。

二十分ほど走ると、川俣の市街に出ます。西に進めば川俣温泉のホテルがあるほうへ向かっていきますが、ここから先は完全に盲腸線で、行ったら戻ってこないといけません。今日は逆に進んで、鬼怒川温泉のほうに進みます。また、ここまで来ると霧降高原を越えて日光市街に出ることもできますが、今日は鬼怒川温泉側から出ることにしました。

少し行くと栗山の村落を抜けていきますが、その途中に栗山ダムに向いていく道があります。林道扱いで妙に傾斜がきつく、落石が多く走るのが大変な道ですが、登り切った先に栗山ダムという発電用のダムがあります。何度か来ていますが、おっかないトンネルを抜けた先でタイヤがはまった記憶が新しいです。


もうちょいという所で通行止めでした。あのおっかないトンネルが崩落の危険があるらしく、通行止めだそうです。しかしダムの保守道路はどうするのでしょうか。また掘り直すんでしょうか。そんなことができるほど余裕があるように思えませんが。


高度は1080mだそうです。さすがに寒い。しかしこうして霧降高原側を見ていると、ここよりも高い位置に橋がかかっているのがわかります。画像にはビミョーに映っていますが、あのあたりは2000mを越えているはずです。

このあとは素直に下りて、鬼怒川温泉経由で帰りました。山道を走っているのもなかなか大変なのです。
しかし帰りは鬼怒川温泉あたりを夜八時くらいに抜けたのですが、本当に暗いです。ホテルは数えるほどしか開いていないようです。元々廃業ホテルの多かった地区でしたが、こうも影響が長いと増えてもおかしくありません。


さて、こうして帰ってきたら8時間くらい経っていました。これだけの時間をかければ、東京にも行って帰ってくるのにも十分な時間です。去年あたりまでは週末に普通に東京まで車で行っていたものですが、もう相当行ってないですね。
今は車通勤が増えたようで、当然平日は停められないでしょうし、休日も停められないようです。だからと言って車で行ったところで店が開いているとも限らないし、店があるとも限らないので、行ったところでどうにもならない気がします。少なくとも6月一杯は様子を見て、流行がなければという所でしょうか。

8時間も鳴らせば結構エージングも進んだと思いますが、音の分離がだいぶきっちりとしています。伴奏にボーカルが埋もれないです。特に松任谷由美のアルバムなんて聞いているとかなり良い感じです。
低音は、もうちょっとですね。もうちょっと出てくると良い感じなのですが。

また様子を見て変えていきます。それまではまたCDを片っ端から聞き直さないといけません。すぐに乗る機会がなくなってしまうとどうにもならないので、乗り出せるだけの環境であることを祈っています。
次行くなら那須方面か。
Posted at 2020/06/01 04:31:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

「アンプボード新調→裏側だった やり直し確定(笑)」
何シテル?   03/17 20:02
智海寺の奥山です。2014年4月からMH21S(NAマニュアル)乗っています。主にオーディオばかり素人作業で自己満足グレードアップ中です。 基本的に整備は...
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