おかんから、盆は帰って来るのかメールが来ました。これが減少傾向にある中なら考えてもいいのでしょうが、増える一方の今ではとりあえず無理と返しておきました。
最近は車弄りがご無沙汰気味です。どうにも次の一手を決めきれないので、暫く放置していまいた。
しかしコイルをMundorfに替えてから暫く鳴らしていたら、そんなに悪くないので、別にコイルで無理することもないかと思えてきました。
となると、一番現実的な感じがするのは、やはりAT-RA5000を入れることかと。微妙に外のメッキが違うだけのものを既に使っていて、そんなに大外れはしないでしょうし、頼めばすぐに来るし、それに今考えていた中で一番安上がりでもあります。
ということで、今回はAT-RA5000を入れることにしました。
取り寄せに1か月かかるコイルを先に頼んでおくというのも考えましたが、コンデンサーのアップグレードも入れると結構な額になってしまうし、発注しようとすると最上級の7AWG箔巻きコイルに目移りして、「これを買ったらもうコイルで上を見ることはなくなるんだぜ?」と自問自答を繰り返してしまい、
いきなり7AWG二個で13万か、
12AWGで二個三万を買って電線タイプを二個三万で買ってからの7AWG二個イコール六万を余計に使うかで非常に悩んでおります。(どっちにしろ行きつく体で考えるのが小生流であります)
勿論、30cmを超すようなウーファーを鳴らす訳じゃないんだから12AWGで十分すぎるのは分かっていながら、それでも上を見てしまうのは何なのでしょうか。
趣味とは恐ろしいものです。
さて、そうこうしている内に届きました。

たった1mのケーブルに一体幾ら使ったのか…ゲーム機一台買えるくらいはしてます。ただこのケーブル、最近は定価から1万近く下がっているので、割安に感じます。変に冒険しないのであれば十分です。
いやあメッキがギンギラギンですね。小生が持っているのはアニバーサリーモデルで、メッキが変わっただけのようなものですが、それでもこのギラギラ具合は多少嫌みがあります。まあ、これは銀コートじゃなくてロジウムコートだから、そこまでギラギラしないぞと言い聞かせて心を落ち着かせます。
いざ入れ替えとなると、そんなに悪い感じがしなくなる例に漏れず、Nanotec #211もそんなに悪くないです。そこまで悪くないけど、そこが気になって仕方がないのがこの趣味でして、その帰結がこのRA5000です。
今回は、いつもはほぼ何でも家でエージングしてから突っ込むのですが、エージングなしで突っ込んでみました。恐らく当分替えない予定なので、放ったらかしで鳴らしているなら、このほうが変化が見れていいかと思ったのです。
正直家で鳴らしていると言っても鳴らしたまま放っておくだけで、家でヘッドホンで聴くよりも、車で鳴らしているほうが時間的には長いので、そんなに変わらないようにも思ったのです。
予想はしていたのですが、取り付けてみると、やはりちょっと配線の位置に余裕がなくて、プラグを煽りそうな感じになっています。これは今度修正する必要があるでしょう。
例のごとく深夜ドライブしながら鳴らしてみると、まあこの時点で#211との違いは明らかです。最先端の線材の#211を軽く超えるOFC…PCOCCでもなければ、好きだった金クラッド線でもないのに、音が埋もれません。ちょっとわざとらしさがありますが、これはエージングで変わってくるのでしょうか。
あとは低音ですが、今は#211とそんなに変わりません。今後に期待したいところです。
調べてみると、2005年発売なので15年も前のモデルです。そこからずっと最上級モデル扱いされています。audiotechnicaはカーオーディオ向けも出しているので、いやむしろRexatのほうが最先端だと言っても過言ではないように思いますが、何故あれほどもRexatは世代交代しているのに、このホームオーディオ向けオーディオケーブルはこのままだったのか。Rexatオーディオケーブルの最上級モデルは聞いたことがないのでわかりませんが、RA5000は変える必要がなかったから変えなかったのだと信じたいですね。
いやはやこれからの変化が楽しみでもありますが、テクニカはそんなにエージングに時間がかからず、エージングをしてもあまり変わらない印象があるので、逆に最初の一発目がどうなるかが勝負でもありますが、今のところは良好といったところでしょうか。
さてこうなると、次の手のコスパが非常に懸念されます。その意味では、7AWG銅箔コイルなんて最悪の部類に入ります。これで低音そんなに出なかったとなったら、いつかのホームオーディオ軒並み故障事件に匹敵する、プライベートメンタルのピンチです。だがあえてそれを狙うというのも、人生には必要なのかもしれません(小生のこの趣味にとっての墓標だと思えば、12万は安いのかもしれませんw)。
一方でこの人はオシロスコープを買うとか言っていましたが、コイルに比べたらこっちは火に油を注ぐようなものです。いや、着火剤を奢るとでも言ったほうがよろしいか。
リアルに物理的に火に油を注いだことあります??((笑)) 全く当然のことですが、ジョウロで水をやるみたいにすると、一気にジョウロまで火が広がるんですよ。しかも高さがどんだけあっても一気に登って来る。普段の生活で、高い所から落とすことはあっても、登って来るってまずないじゃないですか。クモかゴキブリぐらいなもんですよ。
それがまだ、平時の平和な時だったらいいでしょう。オシロスコープで何をはかった、結果こうだ、位相がずれてる、アレを入れればズレがなくなる、じゃあ買いに行く、みたいな。まだ五月の連休だったら危険は小さかったと、今になってみたら言える訳ですが、今度はなかなかまずい。そもそも大人しくしている必要があるので、今は手を出さぬようにすべきでしょう。
ま、尤も全く何の変化もなく、まさにバッドエンドのコイルのように無駄骨に終わる事も考えられます。これが何の因果か、ベータ世界線にでも移動すれば、そりゃとんでもない事になるでしょうけれど。
真面目に考えてみると、多分次はミッドバスのコンデンサーでしょうね。コイルはMundorf L140か、気分でJantzen Jz15ですが、コンデンサーは未だにAudiophilerが入ってます。ハイパス使いすればわかりますが、悪くはないけどすごく良くもないコンデンサーです。ネットワーク全体から見たら、かなり中途半端な存在ですが、並列に入っているのにそんなに影響はあるのか。
まあ、ハイパスには既にAudiophilerから入れ替えて、JantzenのSuperiorが入っているので、直列の時の違いはそこそこ大きいのは分かっているのですが、並列の時はどうなのかわかりませんので、試してみるのもいいでしょう。
ただ、容量が16μ必要なので、そこそこ良い値段するのが痛いですが、RA5000の定価と思えば…
ちなみに、さらに電源ケーブルで足りない分を入れると、これで7AWG箔巻きコイルが一個です。片ch分。その倍要るんです。
電源ケーブルも、一緒に揃えるかなぁ。
いやこの時点で、盆休みもゴールデンウィークと同じようになるという見込みがほぼ確定なので、これにも備えておきたいですね。どうしましょう。
そろそろ梅雨が明けそうですし、ほぼ車弄りが不可能になるので、一体どうしたものか。
とりあえずエアコンガスの補充に行きたいです。
Posted at 2020/07/19 08:35:44 | |
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